東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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うす・・・

前回のあらすじ

土下座

 

 

 

月から帰ってきた俺は幻想郷の湖で水切りをしていた・・・んだが・・・

「良いですか。石を投げこむというのは此処に住んでいる生き物の命を脅かすという事になるのですよ。」

下半身が魚の女に説教されていた。

「うす・・・うす・・・うい・・・サーセンした・・・」

「———————————————」クドクド

なげぇ・・・

 ゴソッ・・・

「しっ!静かに!妖怪だ・・・狙ってきている・・・」

「———」コクコク

特権:誘導権

水を誘導して・・・

「殺符『シュートマン』」

水を誘導して高速で飛ばす・・・

針のように伸びた水が妖怪の脳天を貫く。

「・・・ふぅ・・・」

「まさかあの有名な英雄様?」

「その呼び方やめてくれ。好きじゃねぇし誰かに崇められるのは慣れてないし。」

「わかりました。では、何と呼べばいいでしょう?」

「高峰悠人。好きなように呼んでくれ。お前は?」

「わかさぎ姫です。」

「わかさぎ姫、さっきから上見てっけどなんか面白れぇ物あんのか?」

「いえ、私は空を飛べないので一回でも良いので飛んでみたいなって。」

・・・イケるか?誘導権で・・・うんイケる。

「その願い叶えてやろう・・・暴れるなよ・・・」

わかさぎ姫を誘導し宙に浮かせて・・・水を誘導しわかさぎ姫を中に入れる。

「どうだ?空から見た眺めは?」

「すごく綺麗。ありがとう。」

「気にすんな。」

話し逸れて終わったと思った説教を降ろした後に聞かされるとは思わなんだ・・・

今度からはしない事を約束した

 

 ~香霖堂~

 

「うっす霖之助。なんか面白いもん見つけたか?」

「ああ、悠人。コレ・・・確か・・・携帯電話とかいう文鎮の使い方わかるかい?」

文鎮て・・・

「まあ良いや。ちょっと見せてみな。」

・・・ガラケーか・・・充電ねぇな・・・

「模倣権・帯電」

ヒロアカの上鳴電気の個性・・・充電できるはず・・・

「おっ!着いた!!」

「どういうことだい?それの使い道って文鎮じゃあないのかい?」

「違う違う。俺の持ってるスマホと同じで遠くの人と会話する道具だ。でもアレだ、電波ねぇし大分古い機種だしもうマジでこれは文鎮にしかならんやろうな・・・」

・・・用途が解るってだけで使い方とかは分からんみたいだな・・・

「ん?コレは・・・」

「ああ、それか。確かゲーム機とかいう遊び道具だったはず。少し前にそれを蹴って遊ぶ遊びが流行ったんだ。」

・・・何て勿体ないことを・・・

「これ貰って良いか?」

「ん~じゃあ外の物と何か交換なら良いよ。」

外の物か・・・五個くらいあるしボイスレコーダーで良いか。

「ちょっと待って・・・あったあった。はい。」

「ボイスレコーダー・・・声を録音するものか・・・うんいいよ交換成立ね。」

PS4ゲット~壊れている部分は模倣権でクレイジーダイヤモンドで治せばいいか。

そういやパチュリーに聞きたいことあるんだった。

 

次回へ続く

 


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