東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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FOOOOOOO

前回のあらすじ

青髪ロップイヤー

 

 

 ~永遠亭~

 

今、青髪ロップイヤーと鈴仙と永琳が話している。その間俺はてゐと輝夜と遊んでた。

「え?そこ?そそそそそこ!?はぁ!?みてぇなとこでキレるアホな女が多いんだよ。」

「そんなに?」

いや、うんマジで・・・まあほぼ関係ないけど・・・クラスの女子なんざ興味もないし、話しかけられない限り話さない。

あ、因みに将棋を指してる。

「だってこの前だって師匠と話してたらわけわかんないこと言われて・・・」

キレそうになった・・・悪口をギリギリ半分くらいで我慢した。我慢しなかったら放送禁止用語連発するところだ。

「大変なのね・・・そうだ。この前貸してくれた本、面白かったわ。ありがとう。」

貸したのは『りゅうおうのおしごと!』だ。

「ぬ~ん・・・」

「悠人将棋あんまり指さないの?」

「指すような相手もいなかったしな・・・」

兄ちゃんは将棋しないし・・・妹は話にならんし・・・父さん母さんはあんまりそういうのしないし、ババアは韓国ドラマばっか見てるし、ジジイはパソコンとかスマホ弄ってるし・・・大体なんだよ俺より機械関連詳しいって・・・

「はい、王手。」パチッ

だあぁぁ!クッソ詰んだ・・・まだだ・・・諦めるな・・・何処か抜け道があるはずだ・・・

あった!!ここだ!!

「せいやっ!!」パチィ

「はい。」パチッ

「だあぁぁぁぁぁぁ!!!」

クッソ詰みだ・・・

「うるさいわよ。」

あ、永琳・・・話し終わったのかな?

「おう、すまんな終わったか?」

「ええ、この子は月に帰ることになったわ。」

成程ね・・・

「あの・・・その・・・ご迷惑おかけしました!!」

「気にすんな、明日、俺はまた月に行くからその時一緒に行こうか。上手い事言ってやるから、安心しな。」

「でも・・・大丈夫でしょうか・・・」

「月に帰るのはお前が決めたんだろ?悔いのない方を選んだんだろ?ならその選択を信じな。」

「はい!!」

明日まで家で過ごすことにしたっぽい。

「じゃあ行こうか。輝夜。次は負けんぞ!」

「ええ、楽しみにしてるわ。」

勝者の余裕か・・・

 

そういや、こいつ何て呼ぼうか・・・

「名前は?」

「ありません。」

・・・どうするか・・・?

「じゃあ、此処に居る間はレイセン2号って呼ぶね。」

「はい、わかりました。」

ていうか俺のネーミングセンスカス以下だろ・・・

「じゃあ、ちょっと地上見学してくか?」

「お願いします。」

何処行こうか・・・

「えっと・・・ご主人様。」

「えっ・・・ご主人様?どゆこと?」

「えっと・・・あの小さいてゐって子がこう呼ぶと喜ぶって・・・嫌・・・でした?」

可愛い///!!この子可愛い・・・

「せめて・・・せめて、お義兄さんってよんで。」

「・・・お義兄さん・・・?」

そう・・・良い!!

「お義兄さん大好きって言って!!」

「え、お、お義兄さん大好き///!」

FOOOOOOOOOOOO!!

俺の実妹よりかわいい!!俺の実妹クソだから・・・

この後、地上を案内した。

やっぱ最近付けられてる・・・聞こえた限り3回シャッター音聞こえた・・・誰でも良いが場合によっちゃあ肖像権侵害になるからな。特権利あれば大概の事はどうにかなるし。

 

次回へ続く

 


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