東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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フランの料理再び・・・ッ!!

前回のあらすじ

天罰

 

 

家で酒飲んでたら、マエリベリーさんと蓮子さん説教受けた。

何故だ・・・?いや、何故だじゃねぇよ当然だよ。こっちじゃあ未成年飲酒犯罪じゃん・・・

「良い?次お酒飲んだらもう膝枕してあげないよ?」

「えっ?待って初耳。」

マエリベリーさん知らなかったの?結構な頻度でしてもらってんだけど・・・

「へぇ~私には甘えないのに、蓮子には甘えるんだ~。ふ~ん。」

え?何でちょっと不機嫌なの?

「えっと・・・すみません・・・?」

 とぅるるるるるるる

「あ、すみません・・・はい、もしもし。」

『最近タピオカって流行ってんじゃん?原材料知ってる?』

フェルよ・・・何の話だ・・・?

「あァ?知らねェよ。何の話だよ。」

『キャッサバ芋なんやって。うちの婆ちゃん作っとるんぜ。』

「知らねェよ・・・埋めるぞ。」ブツ

まったく・・・何がしたいんだよ・・・

「で、続きね、じゃあ今からお仕置きとして、膝枕して頭撫でて良い子良い子ってしてそれを動画録って、早苗ちゃんたちに見せるね。」

それはご褒美だ・・・

 

 

いや、うん・・・ご褒美とか言ったけどもクッソ恥ずかしいな。これ。いやまあ、抱き着いて撫でられて甘えてたけど・・・うん・・・まあ良いや、今は・・・この、フランの料理をどう切り抜けるかが問題だ。

フラン曰く上達したらしいけど前回が酷すぎて上達のしようしか無いから、唯々不安。

「お兄様!お待たせ!!」

・・・見た目と匂いは大丈夫・・・

「この世のすべての食材に・・・感謝を込めて・・・いただきます。」

今日作って貰ったのは・・・カレーだ。前回の様な未元物質ではない・・・いたってまともな見た目だ。

俺は白米にカレーを絡めて・・・口に入れた・・・

「どうかな?美味しい?美味しい?」

「美味い・・・うん・・・てか、コレ咲夜のと同じくらい美味いよ。いや、マジで。」

「まだそれしか作れないけど、お兄様の為に頑張るね!!」

可愛い・・・俺、妹いらんからフランホントの妹にしたい。マジで妹いらん。妹居ない奴は、妹欲しいだの羨ましいだのとあほな事抜かしやがるからアホクセェ・・・いてもうるせぇし生意気だし、親は、お兄ちゃんなんだからって。まあフラン達は本当の妹のように愛してるけど。・・・本当の妹が嫌いなのに本当の妹のように愛してるって矛盾してるような・・・?まあいいや。

「フラン、福神漬けない?」

「あ、あるよ~・・・はい、コレ。」

福神漬けの甘い感じがカレーに合うんだよなァ~

「ごちそうさまでした。」

普通に美味かった。

「あ、そういや、咲夜何処に居るか知らん?新技試したいから咲夜に相手してもらいたいんだけど?」

「あ~咲夜ならさっき買い出しに行ったよ。帰ってくるのに時間かかるかも。あ、フランが代わりに相手するよ。」

「ん~・・・じゃあ頼むわ。」

新技は爆破権を使う。

模倣・・・佐藤一彦・・・特権:爆破権

多数欠の三部で出てきた技だ。慣らしといて損はないだろう・・・

 

次回へ続く

 


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