東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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はい。タイトルは完全にふざけました。すみませんでした!!


カエルッ・・・・・・!!俺はカエルッ・・・・・・!

前回のあらすじ

除霊(物理)

 

さあ帰ろう!今すぐ帰ろう!!

「フェル、お前はいつまで鼻からフリス〇キメてんの?」

「ハァハァ・・・足りねぇんだよ!!ハァハァ・・・」

「里乃・舞。ああいうのとは関わったらだめだよ。」

「じゃあパパはどうして関わってるの?」

「あいつは普段は良い奴なんだけど・・・ふざけると本当にふざけ過ぎるから・・・」

今も鼻からフリス〇吸って『あぁ~~」とか言ってるし・・・

「お前もやれよ・・・目が覚めるぜ・・・」カタカタ

本当に警察に声かけられそうだから止めてほしい・・・この前東京行ったときなんかもう、歩きながらやるからすぐに職質受けた。

「お前も、里乃と舞に悪影響だから止めろ。」ベシッ

「あだっ!お前本当にお父さんしてんな・・・うぇへへへ~~。」

キモイ顔しながら揺れる。

コイツ本当に心霊スポットに来ていたという感覚はあるのか?

「さあ帰るよ。」ブロロ

ようやく帰れる・・・平気な振りしてたけどもう足振るえるし、金玉痛いし・・・痛いのは足を閉じたら挟んだだけだけど・・・

「全員乗った~?1・2・3・4・5・6・7・8・9・・・ん?9?来たときはちにんだったよな・・・悠人?」

「ああ、確かにそうだったぞ・・・」ゴクリッ

「名前呼ぶから返事しろ・・・呼ばれた奴から俺の後ろに行け許可なく後ろに行ったものは殺す。良いな?無太。」

「はい!。」

「フェルナンド。」

「うぇ~い!!」

コイツの胆力本当にすごいよ、この状況でふざけられるんだから・・・

「里乃。」

「はい・・・」

怖がってんな・・・そりゃそうか・・・

「舞。」

「はい。」

舞はそこまでビビってないな・・・

「萌奈さん。」

「・・・はい。」

「早苗。」

「はい。」

この二人はわりかし落ち着いてんな・・・

「幽々子。」

「は~い。」

いつも通り・・・

で、目の前には見た事ない女が一人・・・

「誰!?えっ?えっ?え?怖っ!怖い怖い怖い!!!マジで誰だよ!?」

「実はね・・・その子気に入っちゃった。」

そう言って女は無太を指さす・・・

あれだ・・・気に入ったってのは憑きやすそうって事だ・・・優しそうだからな・・・悪霊に好かれるのか・・・

「まあアレだ・・・気の毒だが無太にはなんも出来ねえぜ。成仏してぇならそこの早苗にでも頼みなよ。」

「あんたは邪魔!!」ズアッ!!

おっ・・・結構な圧だが・・・

「甘ェ・・・全ッ然甘ェ・・・お前・・・態度によっちゃあ楽に逝かせてやろうと思ったが・・・ダメだ・・・」

「はぁ?なにを言ってんの?強がりも程々にしなよ。」

まあ無太を利用しようってんなら・・・

「早苗、頼むやっちまってくれ。」

「は、はい!!」

まあ心霊スポットに来たっつっても、早苗がいるんだから必要以上にビビる必要もなかったな・・・

「なあ、東風谷さんが何でお祓いなんか出来るんだ?」

無太が俺に聞いてくる。

まあそりゃあクラスメイトがこんなこと出来ればおどろくわな。

「こいつは風祝っつー長野だっけかな?の神職なんだ。」

「へー・・・凄いな。」

「じゃあ、帰るか!!」

そうして家に帰った・・・凄く怖かった。無太なんかもうビビり散らしてる。車の振動にひぃひぃ言ってる。

まあこれに懲りたらしばらくは心スポ行こうなんざ言わねぇだろうな・・・

にしても・・・なんか早苗を見るとなぜか懐かしい気持ちになる・・・今までは普通だったのに・・・何故だ?

 

次回へ続く

 


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