東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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真の記憶

前回のあらすじ

お姉ちゃん

 

 

完全に思い出した・・・小さいころ、少しだけほんの少し遊んだ優しいお姉ちゃん・・・1月くらいしかあった記憶がないけど・・・

優しい夢から目が覚める。

未だに覚えてる・・・アレは真実だったのだろうか・・・写真とかあるかな・・・あの後妹が生まれてすぐにこっちに戻ってきたからな・・・確か叔母さんに言って写真撮った気がする。

「パパ?どうして泣いてるの?」

「ん?うっわマジじゃん。」

てか何ナチュラルに俺の布団に入ってんだ。里乃・・・

「まあ良いや。朝ごはんだってー。行こうパパ。」

後で昔のアルバムでも引っ張り出してみるか。あるかも知んねぇし・・・

 

「ん?悠人さんどうしたんですか?」

「あー、気にすんな。」

変に気になってるから見ちまうんだ・・・とっとと解決しちまおう。

 ガツガツモグモググビグビゴクン

「ごちそうさん!!」

「悠人さん!しっかり噛んでください!!」

「ごめんお姉ちゃん!!」

あっ・・・!やっべ・・・まあ気付かれてないよな。うん。きっとそう!!そうに違いない!!そうであるはず!そうであってほしい・・・

 

此処にあるはず・・・

「この辺の中かな・・・」ガラッ

あるかな・・・ん?あった!!これか!?

「あった・・・やっぱり・・・あのお姉ちゃんだ・・・」

そこには俺の頭を撫でているお姉ちゃんと顔真っ赤にしてる俺が居る。

「悠人さん何してるんですか?」

「ああ、ちょっとアルバムを引っ張り出してな・・・コレ、早苗か?」

「はい。思い出したんですね!!」

やっぱりそうだ・・・胸は無いが、面影が残っている・・・

「うん・・・何故かはわからんけど・・・思い出したんだ。お姉ちゃん!!」ギュッ

「わわっ!どうしたんですか!?急に・・・」

「会いたかった・・・!!」

今になって考えれば、不自然な事だった・・・ほぼ初対面の早苗が俺の家に住むことを承諾するはずがないんだ・・・!!

「ふふっ・・・小さい子供みたいですね・・・ごめんなさい。何も言わずに行ってしまって・・・」

そう言えば・・・中学生くらいの女の子は諏訪子様で女性は神奈子様だ・・・

「でも・・・何で同い年なんだ?おかしくないか?・・・少なくとも2,3個上の筈じゃ・・・」

「幻想郷って外より時間が進むの遅いんですよ。だから2,3年遅れるらしいです。」

へ~・・・ってまったゆっかりんか。

「でも、どうして急に思い出したんですか?」

「夢に出てきたんだ。兄ちゃんと喧嘩した後家飛び出して体力尽きて目が覚めて諏訪子様が居て・・・」

「そうなんですか。あの・・・恥ずかしいのでそろそろ離してください///」

あっ・・・やっべコレ下手すりゃポリスメンにゲットされるやつ・・・

でも・・・お姉ちゃんが早苗か・・・これからは何て呼ぼう・・・?

「え~と・・・お姉ちゃん・・・」

「ふふふっ、いつもみたいに早苗で良いですよ。今は同い年ですし。」

「う、うん・・・」

嬉しいのと恥ずかしいのと・・・色々ごっちゃになってる・・・

とりま、諏訪子様たちにもあの時のお礼言ってこよう。

 

次回へ続く

 

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