東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
お姉ちゃん!!
此処で皆様に質問です。僕は今歩いている最中に自分の足を自分で踏んでタマを挟んで死にかけています。
さて、今の僕の気持ちを答えよ。
A.・・・死ぬ・・・
「———(声にならぬ悲鳴)」
「何してるんですか・・・」
「し、死ぬ・・・痛い・・・お姉ちゃんそんな目で見ないで・・・」
結構精神に来るから・・・
「パパッ!大丈夫!?今なんか『ゔぅ↑』って聞こえたけど・・・」
舞が言葉を失う。そりゃあそうだ。声にならぬ声をあげた所に下半身を押さえて倒れてる俺とそれをあきれ顔で見下す早苗・・・俺も引くもん。というか舞ちゃんどうやってアレを発音したの?すごく気になるの。
「大丈夫・・・」oz←こんな感じになってる。
「早苗!パパに何したの!?」
「違うよ。舞ちゃんや。俺の自業自得だから・・・」
マジで。歩こうとしてタマ挟んだだけなんだ・・・・・・
「パパがまたセクハラしたのかも知れないけど、此処までする必要ないじゃん!!」
ねぇ?俺どう思われてんの?娘にセクハラ前提で話進められたんだけど。泣いていい?
「違うって。だから。自分で歩こうとして金玉挟んだだけ・・・」
「最ッ低!///」
舞がほんのり頬を紅くして部屋から出て行った。いや、まあ確かに女の子相手に金玉はダメか。
そういえばもう14だから性教育とかもしなきゃな。中学の男子なんか下ネタしか言わんからな。ソースは俺。
そうして、知識の少ない女子に下ネタを言わせて喜ぶのもいる。ソースは中学のリア充グループのリーダー。幼稚園からの幼馴染だからイジメとかはなかったが人と話すのが苦手な俺はあんま関わらなかった。
今日の夜は里乃と舞に保健の授業だな。
取り敢えず諏訪子様達に感謝の言葉言ってこよう。
感謝の言葉を伝えたときはめっちゃ笑われた。女の子かと思ってたって。泣いてやろうか。こんないい歳した男がギャン泣きして走って名前叫んでやろうか。前は無太にこれ言ったら本気でやめろって言われた。
「ところで悠人。いつ頃手合わせをしてくれるんだ。」
「しないです。てかこの前暴走したときに戦ったじゃないですか。」
「アレはお前は一切私たちに攻撃してこなかっただろ。」
「まあそッスけど・・・」
この前の暴走とは、紫に言われ暴走状態でも意識を保てるように訓練したんだ。で、今は意図的に暴走できるようにした。一方通行と未元物質だけの半暴走状態なら20秒。完全に暴走したら、0,5秒意識を保てるようになった。
「では!また今度!!」シュバ
~博麗神社~
何でこいつ腹出して寝てんの・・・?こいつ顔可愛いのに気を付けろよ・・・
「おい、起きろ!!」オナカペチペチ
「ひゃうん!」
あっ、起きた。
「バカ!!」バキ
顔!!鼻っ柱に・・・いった~
「次は無いわよ。」
「はい。・・・ってかゾンビ異変どうなった?」
「ああ、根城突き止めたからもうそろそろ突撃するわ。メンバーはあんたと私。あと咲夜に妖夢。」
「ん?魔理沙は?」
「今回は相性悪いの。地下に広がってるから魔理沙みたいに派手な魔法使うのは生き埋めになるから。近接で戦えるメンバーで行くの。」
じゃあ俺もそうするか。
模倣・・・竈門炭次郎・・・水の呼吸・ヒノカミ神楽
おっ!鼻も良くなった。
「いつ頃カチコミに行くんだ?」
「もう少しで文が二人を連れてくるわ。そうしたら行くわよ。」
その間に刀取り出しとこ。
あったあった。黒い日輪刀。
「全集中・水の呼吸!」ヒュウウウ
「壱ノ型・水面切り!!」ズバッ
気が切れた。うんイケる。
封筒二個開けとこ。
特権:模倣権
権利:傍聴権
ふむ・・・地下となれば傍聴権は役に立つだろう。
「霊夢さーんお待たせしました!!連れてきましたよ!!」
さてと、向かうか・・・
次回へ続く