東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
文々。新聞で誹謗中傷
今の時刻は5時、今俺は、幻想郷に来て、一番のピンチに立たされされている・・・
「おい、早く、挨拶しろよー。」
俺は、あがり症で・・・人見知りだ・・・・
「早くしないと料理冷めるわよ。」
「早くするんだぜ!!このロリコン!!」
魔理沙・・・後でシメる・・・
「えー、宴も酣ではございますg「ごめんなんだぜ!!、冗談だぜ!!」お前後で見とけよ・・」
まあ、手短に・・
「この度は、俺なんかのためにこのような場を設けていただき、誠にありがとうございます。それでは、一緒にたの楽しみましょう!乾杯!!」
「「「「「「「乾杯!!!」」」」」」」
すげー人数・・・隅っこ行こ・・・
「悠人さん、今回の主役はあなたですよ、みんなと一緒に楽しんではどうですか?」
さとりか・・・でも、俺なんか・・・
「悠人さん、幻想郷の此処にいる人たちは、あなたを大切に思っていますよ。」
「あら悠人、何してるの、こっち来なさい。」
霊夢か・・・
「ほら、ね、皆さんあなたを大切に思っていますよ。」
感謝しかないな・・・ホントに・・
「早く!!」
「はいよー。」
楽しむか!!
因みに左手は、永琳に薬貰ってそれ飲んだら治った、死ぬほど痛かったけど・・・
~2時間後~
皆大分出来上がってる・・・
「ほら、悠人、遠慮なく飲め!!」
勇儀さんが酒を勧めてくる。
「あの・・・その・・未成年なので・・・」
「幻想郷にそんな決まりはない!!」
しょうがない、ちょっと授業してやるか・・・
「良いですか、勇儀さん。未成年が飲酒することによって体には悪影響が出ます。例えば、性腺機能障害や脳障害などが起こることがあり非常に危険なんです。さらに急性アルコール中毒なども起こし最悪の場合死に至るという事もあります。なので、むやみに未成年に酒を飲ませることを勧めないでください。」
「あら、そう言うと思って、はい。」
永琳が薬を渡してきた。
「これは・・・」
「お酒による未成年への悪影響をリセットする薬よ。あなただけお酒飲めないと可哀そうじゃない。」
余計なことを・・・
「よし、じゃあ呑め。」
勇儀さんが無理やり飲ませてきた・・・世界が・・回る・・
~翌朝~
「痛つつ、頭いてぇ・・」
良かった祝日で・・・
「そういや、あの後どうなった・・・」
「あんた・・昨日酔ったあと、凄かったわよ・・・」
霊夢か・・・え、てか何したの・・俺
「え、何したの?」
「いきなり、泣き出したと思ったら、眠ったのよ。」
「え、なんて泣いてたの?」
「学校行きたくないとか、どうせ俺は独りなんだとか、見捨てられた時のショックが辛いから優しくしないでくれとか。」
マジか・・・恥ずかしい・・・死にたい・・
「何か辛いことがあるんなら、話しなさいよ、友達でしょ?」
嘘は吐いていないな・・・模倣:嘘を見抜くサイドエフェクト
「ああ、なら話させてもらうぞ。」
俺は、全て話した・・・兄達を優先して親にあまり甘えてこなっかった事、何度も騙され、裏切られたことなど・・俺の短い15年という時間で、あったこと全て・・・
「そう・・・ま、取り敢えず言えるのは、あんたは今一人じゃないわ。」
一人じゃない・・か・・
「そうだぜ!私たちが、居るんだぜ!!」
「うぉ!魔理沙いつの間に・・」
「もう、皆起きてるんだぜ。」
「マジかよ・・」
恥ずかしい・・この二日で黒歴史が増えた・・・
「悠人さん、皆さんは、あなたのことを大切な人と思ってます・・一人じゃありません・・・少なくとも私は、友達と思ってます。」
さとり・・・
「ありがとう。そしてこれからもよろしく頼む!!」
「さて、じゃあ悠人の学校ってところのクソどもをつぶしに行きましょう。」
おっそろしいこと言うな・・・
「その事なんだけど、明日学校で、俺含む今回の件に関わった奴の両親もとい保護者二人と子供で話し合いするらしい、から保護者替わりに来てほしい奴がおるんやけど・・・」
「そうなの?誰を呼ぶの?」
「えっと、師匠は確定で、後は・・・映姫、頼んで良いか?」
「ええ、任せてください!」
これで心強い味方ができた・・・ホントに感謝しかないな・・・
次回へ続く