東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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クッサ!!

前回のあらすじ

干天の慈雨

 

 

強い臭いがだんだん近づいてくる。クッセェ・・・

「アハハ・・・餌だアハハ!!アハハアハアハハハ!!!」

「死ね!!」

「直球ですね。」

「エサの分際で・・・生意気!!!殺す・・・」

んだこのアマ・・・手が剣に変わった・・・?

「この剣は、猛毒だ!掠っただけでも血管がドロドロになって死ぬ!!」

「ダッル・・・んだよクソ能力かよ・・・」

妖夢ちゃんさっきから喋んないけど大丈夫?

あ、なんか集中してるっぽい。

「ヒノカミ神楽・円舞!!」

「ッチィ・・・」

「どったのどったの~さっきの強気はどっこいったの~ん。」

「殺す!!」

「やってみろよ!!幻影『ファントム・キル』」

目を開いたときに光魔法で体を発光させ目に俺の幻影を焼き付けさせる。

「炎魔法『灼穿』」

背後から串刺しにする・・・

「悠人さんそのまま動きをとめていてください!!」

「おうよ!!任せとけ!!『ホワイト・アルバム』」ピシィィィ

「転生剣『円心流転斬』」ズバッ

「クッソ!!あ゛ぁぁぁぁ!!!!」ブンブン

アブない!!しっちゃかめっちゃかにぶん回しよってからに・・・

「痛ぁ!!」

「ざまあみろ!!あと十秒で全身に廻ってお前は死ぬ!!道ずれだ!!」

「ふん!!」

掠った左手を切断する。

「一人で地獄に落ちろカス!!」

「畜生!!畜生!!」

頭が地面に落ちている・・・

「はい、ドーン!!」ゲシッ

あのアマムカついたから蹴っ飛ばしてやったざまあみろ。

「さあ行こうか。この階にはもう居ないな。」スンスン

 

おっかしいぞ・・・三階から八階に来たけど一体も居ないぞ・・・途中にもいなかった。

「もう居ないんですかね?」

「いや、いないと思わせるためにわざと配置してないかもしれん。」

向こうから足音がする・・・

「おーい!!悠人!!」フリフリ

「あ、霊夢だ。」

霊夢・・・笑顔だけど手血まみれじゃん・・・怖っ

「はい、これで手拭いて。」

持ってて良かった除菌ウェットティッシュ。

「ありがと。・・・にしてもめんどくさいの多かったわ。小さく分裂する奴が特に、咲夜に時止めて殺ってもらったわ。」

「200は居たので大変だったわ。それにどいつもこいつもあの方あの方とうるさいですし。」

「ボス見つけたの?」

「まだよ、勘だけど最下層にまだいるわ。」

霊夢の勘はよう当たるもんの~居るんやろうな~

「じゃあ行くか。」

 

 ~10階層~

 

うっわキッツさっきの奴と比較にならん位クッセェ・・・鼻もげんぞ・・・

「うっわ!!急に死骸が!」

「私がやりました。」

「さっきゅんナイス!!」

さあようやくボス戦か・・・

俺今左手ないんやけど・・・

 

次回へ続く

 


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