東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
油汚れ
もう一人の自称強者のガキが突っかかってきた。
「調子に乗るな!!!」ズアッ
殴り掛かって来るとか・・・猿め・・・っ!!
「ほいっ、ほい。ほいっと!!」
右手の大振りを掴んで流して左手の反撃を叩いてずらし、最後の蹴りを手で掴んで・・・握る!!!
「いだだだっだだだだだだ!!!!!」
「ほらほらほ~ら、強いんならこれくらい解いてみろよ、そんなに力込めてねぇぞ。」
え~弱い弱い弱い弱い・・・
「え?マジ?ねぇ?え?そんなんで俺の娘と付き合おうと?お前なんかより舞と里乃の方が強いぞ?そんな雑魚に娘を任せれんわ。」
クソカスやんけゴミが・・・雑魚が跳ねっ返りおってからに・・・
で、次だ・・・
「お前の所為でお前のジジイは左遷になる、家族への言い訳でも考えとくんだな。」
左遷の意味を知ったからか知らんけどもガキの態度が急変した。
「ごめんなさい!!冗談だったんです!!許してください!!」
「知らねぇよ。豚が。俺の娘を侮辱したんだ。絶対許さん。」
へっへっへ・・・相手が悪かったな。
・・・これじゃあ俺が悪役みてぇだな。
「それじゃあ、俺達はこの辺で帰る。」
さあ東京の紫の会社に行かなければな。
はい、到着。
さてさてさーて。
「ゆっかりーん!!」
「は~い!!」
何だこのノリ。
「で、大体検討はついてるけど、社員についてでしょ。本人に問題がある人と親族に問題があるのが多すぎる。ってことでしょ?」
「おう、豊聡耳に頼んで面接しよう。それで人間を吟味させてもらう。」
「わかったわ。私が上手い事仕込んでおくわ。」
「幻覚魔法使って俺を大人に見せるようにしとくわ。あと役員って何処にいる。」
「基本は居ないわ。なんなら今から集合掛けましょうか?」
「頼むわ。」
さあどうしてやろうかどんな目にあわせてやろうか。どう処分してくれようか。
「あと五分位で来ると思うわ。」
「サンキュ。」
どうしようかね・・・
模倣・・・鱗滝左近次
特権利の封筒。
特権:譲渡権
権利:被回答権
ふむ・・・被回答権でただけでも当たりだな。
回答を意識せずとも強制的に喋らせるからな。
これで真実を言わせる、しかし許可属の権利だから抵抗意思で破る事が出来る。そこで、豊聡耳の出番。嘘と真実を見抜くから上手い事コンビプレーでやり過ごす。更に鱗滝の鼻で感情を嗅ぎ分ける事が出来る。どのような人となりであるかも・・・な。
「さあさあ始めましょうか。素敵な素敵な面談を!」
人間性に問題の無くさらには能力のあるものを上の地位に付かせるべきである。冠位十二階的なアレ。そんな感じのテンションでやって行こう!!
次回へ続く
お久しぶりです。タルトです。しばらく投稿出来ていませんでした、本当に申し訳ございません。理由としましては、夏休みの課題を一つも手を付けていなかった。修学旅行の疲れがいまだに取れていない。などがあげられます。これからは徐々に投稿ペースを上げていくのでよろしくお願いします。
因みに今月の12日誕生日なので祝ってください。