東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
ご指名は師匠と閻魔
今日は、学校で話し合いがあるらしい・・・3時からだからあと・・・5時間か・・・うぅ・・ぬちゃぬちゃ・・じゃない、ドキドキしてきた・・・
~4時間30分後~
「師匠、映姫、そろそろ行きましょう。」
「そうですね、では、行ってきます。」
「「行ってきます」」
「いってらっしゃいなのだー」
見送りはルーミアだけか。
~学校会議室~
因みに、師匠と映姫は俺のストッパーだ。今日の俺の能力は、特権:回収権、俺が模倣してない能力は、全て浮いている状態と定義して、回収したら、666個全ての特権利が使えるようになった。
「はい、それでは、高峰君の件の、事実確認をはじめます・・・高峰君、保護者の方は?」
「先生、知ってるでしょう、両親は海外出張中だって。」
「では、そちらのお二人は?」
「友人兼保護者替わりです。」
「そうですか。分かりました。」
ん?今こいつ、二ヤつきやがったな・・親じゃないからそこまで干渉してこないと高をくくってるな・・・念のためボイスレコーダーもあるし。
「あの、先生提案なのですが、時間を指定しないとズルズル長くなると思うんで、4時までにしませんか?」
さあ、どう出る・・・
「それもそうか、良いだろう。」
かかった!!よし、特権利複合行使!!1分を10分に拡大。
「じゃあ、今回の事の最初から・・・」
~3分後~
「と、これが俺主観の事の顛末です。」
「嘘つけ!!うちの子たちと言ってることが違うぞ!!」
んんん?たち?おい、茂上の家一人っ子だろ、こいつらまさか口裏合わせてんじゃねぇか
「そうか、じゃあお前ら、親もだ、今からする質問に必ずyesかnoで答えろ。良いか?」
勿論師匠たちは除く。
「「「「yes」」」」
「じゃあ、俺たちの質問等に正直に嘘偽りなく正直に答えるか?」
「「「「no」」」」
『断る』これで、俺に嘘を吐くことは出来ない。しかも、拒否権は72時間有効だ。勝った。
「そうか、じゃあ、質問だーーー」
~12分後~(正確には時間拡大してるので、2時間後)
面白い、こいつらの顔がどんどん青ざめていく・・・自業自得だ。
「良し、大体わかった・・・じゃあ今回の処分は・・・・」
「ちょっと待ってください、悠人への謝罪はないんですか?」
師匠が、口を開いた。
「師匠無駄ですよ、そいつ、俺の宿題盗まれた時も、盗んだ奴の肩持って、やられた俺が悪いって言い続けとったから。」
あ、師匠と映姫ががキレた・・ドンマイクソババア。
~40分後~(6時間40分後)
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」
あーあ、そりゃああなるわ・・前に二人怒らせたら、12時間説教食らったから。今回はまだ甘いほうだ。感謝しろ止めてやったんだから。
「そこのが、ああなっとるから、処分はまた今度聞いてくれ。結局お前らは最後まで謝らんだな、あーあ、謝れば、許してやったんに、はぁ、処分軽くしてもらうように交渉してやろうと思ったんにな・・・・・・・謝らんな、謝ったら許してやったんにな。」
「今回はすいませんでした。」
「遅ぇよ、バーカ。あーあ一回目なら許してやったのにな、チャンス無駄にしたなぁ。それと、何でお前ニヤニヤしてんの?」
あいつは、俺が友達だと思ってたやつ・・・正輝だ、多分俺の事やから自分は大丈夫と思ってんな。
「え、お前相変わらず性格悪いなと思って、だから友達俺しかおらんがやろww。」
余裕の笑みか・・・
「え、何言ってんの?お前友達じゃないぞ?お前、問題起こしてから、無視したりしたじゃん。それが友達のすることか?あ?」
「え、いや、その、そういうつもりじゃなくて・・・」
「どういうつもりか知らんけど、お前、俺の趣味陰でキモイとか言ってたじゃん、それ、友達のすることか?」
「・・・・・・」
「だんまりかよ。俺の友達は、無太とか、師匠たちだけだ。お前は俺を利用してたクズ2号でしかない。じゃあな。」
~次の日~
同じ部活だった奴は、授業出席禁止2週間、奉仕活動を2学期まで、という処罰を受けた。その日の夜、部活の奴らが家に来た。
「本当に今回の事は申し訳ございませんでした。」
はぁ、バカかよ・・・
「お兄ちゃん、この人たち誰?」
「ああ、僕たちは高峰君の、ともだt「俺のことイジメたクズ共」・・・」
ははーんこいつら子供の純粋さを利用する気だな、どこまでもクズが・・・
「で、何?警察呼んでいい?嫌なら3秒以内にされ。」
はぁ、呼ばれてもいいから許してほしいなんて奴いないのか・・・・ちなみにクソババアは、担当科目剥奪と、悪質行為で聖職者にあるまじきことという事で、無期限の減給となった。めでたしめでたし。
次回へ続く