東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
メシ行くぞメシ
はぁ、クッソ・・・やらかしたわ。完全にやらかしたわ。聖怒らせるのは完全にやらかしたわ。
「いや、違うんですよ。俺悪くねぇんすよ。別に俺修行僧ってわけじゃねぇから酒飲んでも良いんすよ。」
「それならば、一輪も酔っぱらってるのは何故ですか?」
「飲ませたんじゃねぇんすよ、勝手に飲んだんですよ。」
「はぁ・・・わかりました。貴方の言い分はよくわかりました。チャンスをあげます。貴方の修行の成果を見せてもらいます。」
「ほ?」
これは・・・勝てば許されるやつや・・・
「表に出てください。全力で行きます。」
「おぉう・・・コレは処罰の方が楽かも・・・」
先に封筒開けとこ・・・
特権:視認権
権利:飛翔権
微妙やけどまあ良いか。無いよかマシ。
模倣・・・孫悟空
さて、行くか・・・
「空を飛ぶのは禁止です。」
嘘だろ・・・飛べなきゃ戦術に制限がかかる。
「これが・・・スーパーサイヤ人だ。そして、これが!スーパーサイヤ人(前借り)だぁ!!」
「さぁ・・・行きますよッ!!」
「シャラァ!!」
ウソやん・・・スーパーサイヤ人の状態で前借り使ってんだぞ・・・なんで俺が劣勢なんだよ・・・
少し離れてから・・・
「太陽拳!!」
「ぐぅ・・・目がッ!」
背後に回り込んで・・・飛翔権を使う・・・
「か~め~は~め~・・・」
飛翔権で飛び回り、姿を捉えにくくする。
「波ァァァァァ!!!」
「・・・・ッ!」
クッソ・・・前借りの状態でスーパーサイヤ人になって、その上での俺の渾身のかめはめ波だぞ・・・なんで立ってられんだよ・・・
「中々やりますね・・・」
「こうなったら・・・これがスーパー界王拳×前借りだぁぁぁぁ!!」
「私も久しぶりに本気を出します・・・」
こうなりゃ・・・死ぬ気で行くか・・・
「10倍界王拳!!」
コレは・・・必殺の最近作ったアレかますしか・・・ないよな・・・
この技は、霊夢やレミリアを倒すために作った超必だ・・・
「シュウゥゥゥ・・・いっとくけど、避けねぇと多分死ぬぞ・・・」
両手に魔力と霊力を込める・・・
「霊魔混合破滅砲!!!」
俺の持つ霊力と魔力を一気に飛ばす。そして、生命エネルギーの気も同時に飛ばす。
「カアァァァァァァァァッッッ!!!」
俺の最後の一撃だ・・・これでダメなら俺の負けだ。
「ぐぅ・・・ッ!」
効いてる・・・いけるか!?
「ハァァァァァッッ!!」
「まいりました。」
「っしゃ・・・ぁ・・・」
やっば・・・視界がぐにゃぐにゃってなってる・・・そろそろ、倒れるぞ・・・俺の魔力も霊力も殆ど使い切った・・・
「おやすみ・・・」
「えっ!?ちょっ・・・」
そして俺は眠りに着いた・・・・・・
次回へ続く
あとがき
どうも、皆さんお久しぶりです。約5か月振りですかね?受験も終わったのでこれからは徐々に投稿頻度が上がります。楽しみにしてくださる方がおられるかどうか、わかりませんが、お楽しみに。