東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
おやすみ・・・
あー疲れた。全力で魔力と霊力を放出するとか本当に必殺技やな・・・使いどころ考えねぇと、単なる自滅技になっちまうわ。
さてと、聖からのお許しを受けたし、帰って筋トレでもするかな。
「筋肉向上!筋肉向上!筋肉向上!」
もう少し筋肉つけてパワーを上げないと・・・
先ずは防御力の為に腕から。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
筋トレが終わり次のステップへ。
部位鍛錬だ。先ずは指からだ。
指を伸ばし砂袋を突く。
次に脛。吊るした岩を蹴り足を痛めつける。ヒビが入れば回復魔法で治癒能力を上昇させ回復する。
その後、肘・膝・拳と全身を鍛え上げる。
少しは効果がある事を期待し、休憩に入る。
そうやプロテイン飲まないと。
因みに必要なプロテインの量は、体重×2gだそうな・・・
現在俺の体重は68kgつまり必要なのは136g・・・腹ちゃっぽちゃぽなるわ。
「ふぅ・・・腹いっぱい。」
むしろ吐きそうなまである。
腹ごなしに飛んで回るかぁ・・・
―—―――――――
妖怪の山付近に来たら居るわ居るわ。人間を下に見て襲ってくる妖怪が
体を鎧のような鱗に包まれた二足歩行の牛のような妖怪だ・・・美味そうだな・・・
あんな硬い鱗で守らねぇといけねぇなんて・・・中の肉はどんだけ柔らけぇんだ・・・?
気になるな・・・
よし、やるか。
「来いよ、三下妖怪。」
「ヴォオオオ!!!」
雄たけびを上げながら襲い掛かってくる。
これならいけるな。先ずは全身に身体強化魔法をかける。そして・・・
『瞬鉄・爆』
火天ノ型・金剛ノ型の併用技だ。
相手のスピード+俺のスピードだ。更に金剛で強度上げてるから威力は絶大。更に俺が狙ったのは鱗の無い喉付近である。
一撃で決まった。俺の勝ちだ。まぁ、あんなのに負ける方がむずいけどな。
どうすっかな、此処からなら守矢神社かな。
「こんちゃーす」
「おぉ、悠人か。珍しいねこんな時間に。」
「まあね、それよりこの肉一緒に食わね?」
「良いね。ちょうど酒のアテが欲しかったところだ。」
こんな時間から飲んでんのかよ・・・まあ神様だし・・・
金網と炭を持って来て、肉を焼く。
「ほほう、中々様になってるじゃないか。」
「肉を焼くのに様になるも何もないやろ。」
「良い匂いだ。この匂いだけで酒がすすむよ。」
「それもう塩だけ舐めても飲める域だろ。」
かくいう俺は塩を舐めながらコーラ飲んでる。
「まあ時々するけどね。つまみ作るの面倒な時。」
雑談しながら肉を焼いていると、諏訪子様が来た。
「良い匂いだね。」
「諏訪子様も食います?」
「じゃあお言葉に甘えようかな。」
「はいよ~」
肉を焼ききるにはもう少し時間かかりそうだな・・・
次回へ続く