東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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封獣ぬえ・蓬莱山輝夜

前回のあらすじ

もこたん激おこ

 

臨時教師が終わり、幻想郷を見て回っていると・・・

「死ねぇぇぇぇぇ!!」

模倣・・・多数欠・神臣 能力、権利:被回答権 特権:拒否権

「『断る』」

攻撃は当たらない。

「な、何で当たらないの!?」

「さてさてさーて、どういうつもりだ?」

「くっ!!」

あ、逃げた。

「待てやコラァ!!って、何で脱いでんの!?痴女?」

こっち投げんな。また逃げた。

「うわっぁぁああん、助けてぇぇぇぇ!!犯されるぅぅぅぅ!!」

あんっのクソアマァ、なんてこと言いやがる。って、誰だ?あの髪がグラデーションになあってるアマ。

「誰にですか?落ち着いてください。」

「あいつに。」

はあぁぁぁ!?

「まったくこれだから男は・・・ちょっと来なさい。」

「何だよ?」

「何だよではありません!!貴方は、自分が何をしたか、分かってるのですか?」

「自衛?」

「どういうことですか?」

「どうもこうも、そこの痴女が、いきなり殺しにかかってきたから、制裁しようかと。」

「ぬえ、どういうことですか?」

「人間を殺して何が悪い!!人間が今まで私にしたことに比べれば・・・殺されても文句言えないだろ。」

「はっはははは、くっだらねぇww、人間にやられたから、殺されて当然?お前、何されたか知らないけど、無関係な奴巻き込んだ時点で、お前は、被害者面してるだけ、てか、そのお前になんかした人間と同じ、若しくはそれ以下、お前は自分の殺しを正当化しようとしてるだけの快楽殺人鬼でしかねぇよ。一つ教えてやる、お前が人間に歩み寄らないと、一生人間にも恨まれるし、くだらない連鎖が続くだけ、それを覚えておけ、復讐は何も生まない、どうしろとは言わない、が、それも辛いだろ、何かあったら俺に言え、問題の解消位は出来る。」

「本当にすみませんでした。ところで、仏教に興味ございませんか?」

「ない、つか、ここ寺かよ?」

「はい、ここは命蓮寺です。」

「ふーん。」

「ところで、あなたは死についてどう思います?」

はあ?こいついきなりなんだ?

「死とは、平等化だと思ってる、生前不幸で、苦しかったら、死という幸運が、逆に生前満たされていたら、死という、最大の不幸がくる、そう勝手に思ってる。」

「そうですか・・・なおの事うちの寺に入ってもらいたいです。」

「ま、気が向いたらですね。ところで、誰か、身体強化の魔法使える奴知りませんか?稽古つけてもらいたいんですが。」

「なら、お詫びもかねて、私が教えますよ。」

「あ、ありがてぇ。」

「ところで、ぬえが、あなたに追い打ちをかけなかったの何でですか?」

「能力です。」

「何て言う能力ですか?」

ここは、誤魔化そう。

「回答を強制させる程度の能力と、相手の意思表示に対し自分主体で拒絶する程度の能力です。」

「どうやったんですか?」

「あの痴女最初に死ねって襲って来たから、その『死ね』を『拒否』したんです。すると、あいつは、72時間俺に対し殺意を持って攻撃できないってことです。」

「そうなんですか・・・本当に申し訳ございませんでした。」

「良いですよ、別に。」

「ありがとうございます。」

「んじゃまた今度身体強化教えてください。」

「はい、お任せください。」

 

 ~迷いの竹林~

 

「死ねぇぇぇぇ!!この雑菌がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

今は絶賛妖怪駆除中だ、しょうがねぇじゃんいきなり襲って来たんだから。手首切られて、血が足りん・・・近くに永遠亭あったよな。

 

 ~永遠亭~

 

「すんません、永琳さん、ちょっと止血してくれませんか?」

「どうしたの?その傷。」

「妖怪にやられました。」

「はあ、ここ最近よく来るわよね・・・」

「ホントすんません。」

「はい、出来たわ、ただ、貧血だから、少し、ゆっくりして行きなさい。」

「ありがとうございます。」

 

 ~永遠亭・廊下~

 

今、黒髪ロングの女になんか睨まれてる・・・怖ぇ、あ、あれは、鈴仙・・・この前フルネームで呼んだら、鈴仙って呼べって言われた・・・・

「よう、鈴仙。」

「あ、何でまたここにいるの?」

「妖怪に不意打ちされた。ところで、あの黒髪さっきからガン飛ばしてくんだけど、喧嘩売ってんのかな?」

「あ、姫様。」

「あの男、誰?」

「人里の英雄ですよ。」

「あら、初めまして、英雄様、私、蓬莱山輝夜と申します。以後お見知りおきを。」

「そいつは、ご丁寧にどうも、高峰悠人です。」

と、お互いに、挨拶をした。そこに・・・

「文々。新聞でーす。」

文が新聞置いてった。

「えーと、『英雄の友達10人に聞いた!!人里の英雄の印象!!』あんのクソ烏・・・」

「あら、見せてもらってもよろしくて。」

「ほい。」

まあ、要約すると俺の印象が書かれてた。

 

・初めはヤバそうな奴と思ってたけど、誰より優しくて、良い奴よ。(博麗の巫女)

 

・初めは私の親友を、美人とか口説いていたけど、子供たちにも優しいし良い奴だよ。(寺子屋の教師)

 

・いきなり美人って言ってきて軟派な奴かと思ったが、しっかりと芯の通った奴だよ、ただ、いきなり胸を触るのはいただけないな。(迷いの竹林の案内人)

 

・変態のロリコンかと思いましたが、良いロリコンでした。(守矢の風祝)

 

・優しいし、カッコいい!!(バカルテット+1)

 

・良い奴!!(白黒魔法使い)

 

・鈴仙の着替えを覗いた変態覗き魔!!(悪戯ウサギ)

 

・愛してるって抱いてくれた。(金髪吸血鬼)

 

・無茶しすぎ、けど、凄く優しい。(紫もやし)

 

・優しいし、素直で、私を慕ってくれている自慢の弟子です。(桃髪仙人)

 

「あの、この迷いの竹林の案内人って妹紅ですわよね、私と妹紅どっちが美人ですか?」

「妹紅!」

あれ、蓬莱山の後ろから、黒いオーラが・・・

「ちょっと、こっちに来なさい。」

「え、あ、ちょっ・・力強っ!!」

その後、縛られて、くすぐられた、理不尽だ!!

 

次回へ続く

 

 




タルトです!いやー冬休み終わってしまいましたね、これからは、投稿ペース落ちるかもしれません、ですが、2日に一回は投稿するつもりなので、これからもよろしくお願いします。







次回もお楽しみに!!

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