東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
クズに天罰
今は、幻想郷をフラフラしてるんだが・・・迷った・・・
「ここどこ?」
飛ぶか・・・お、あれは・・・向日葵・・・
「うおっ、すっげ、綺麗だー」
「あら、何の用かしら?」
「いや、すんません、ちょい迷いまして・・・」
怖っ、この女、殺気ヤバッ。
「あら、そんなに殺気出して勝負する気?」
しまった!!釣られた・・・
「良いぜ!やってやらぁ!!」
ルール
・気絶したら負け
・スペカ制限なし
・武器の使用あり
良し・・・模倣・・・妖精王グロキシニア、命令権で作った霊槍バスキアスを・・・
「あら、それを使うの?」
「勿論、でも、花に攻撃当たったら可哀想だから、模倣『空間分割』これで、花は無事だ。じゃあ、始め。」
って、はやっ・・
「ぶべら!!」
「ぐへぇ!!」
強い!!
「あら、あんなに生意気なこと言ってたのに、もう死にかけじゃない。」
「はっ、なめんな・・・霊・・・槍・・バス・・キア・・・ス、第・・七・・・形・・態『月の華(ムーンローズ)』・・・『生命の雫』・・ふう、完全復活!!」
「な、何をしたの?」
「この、武器の能力、続いていくぜ、第五形態『神樹の鎧(ユグドラアーマー)』」
~5分後~
嘘だろ・・・強すぎるだろ・・・俺がバスキアスの力を引き出せてないにしても・・・ほぼ無傷って・・・
「なかなか、やるわね。」
「参った。」
「え?」
「だから、参った、俺の負け。」
「何で?まだ余裕そうじゃない?」
「違う、お前の体術に対して、俺は神器使ってんだ、それでも、ほぼ、無傷、心折れそうだ・・・お前の領域に踏み込んじまった・・・すまなかった・・・」
「良いのよ、久しぶりに楽しかったし。」
「サンキュー、『空間分割解除』、にしても、綺麗な向日葵だな。」
「あら、ありがとう、花が好きなの?」
「まあね、何か心安らぐし、温かい気持ちになる、それに良い香りだし。」
「そう、ホントに花が好きなのね、また、来て頂戴。」
「ああ、そうする。俺は、高峰悠人、よろしく。」
「私は、風見幽香。よろしく悠人。」
「おう、幽香、それじゃ。」
「ええ、さようなら。」
さて、どこ行くか・・・
~博麗神社~
「何してんの?」
「武器にくるまってる。」
「れーむー遊びに来たぜー!!!」
「だから頼んでないって・・・」
「よっ!!悠人、弾幕ごっこしようぜ!!」
「良いよ。じゃあ、ルールは前と一緒ね。」
「良いんだぜ!!」
「じゃあ、始め!!」
「行くんだぜ!!恋符『マスタースパーク』」
「第一形態『霊槍(バスキアス)』」
「ちょっ!!でかっ!!」
マスパかき消して、突っ込んだ良し!!ヒット!
「痛いんだぜ!!」
「模倣『灰儘龍』」
「悠人の勝ち!」
「毎回対策できないのズルいぜ・・痛っー」
やり過ぎた・・・
「霊槍バスキアス第七形態『月の華』『生命の雫』」
「お、おお!!凄いんだぜ!!」
「あんた・・日に日にチートになるわね・・・」
「安心しろ、この力はお前らの為に使うから。」
「そ///そう///」
「な///何言ってんだぜ///」
何顔赤くしてんだ?
その後、ダラダラ話して気付けば、5時になってた。
「じゃなー」
「バイバイ」
「また、なんだぜ!!」
~家~
そういや、今日から新しい奴らが来るらしいな・・・
「ただいまー」
「お帰りなさい!!」
「お帰り悠人。」
「師匠、早苗、ただいま」
「お邪魔しまーす。」
紫が来た、バイトの事か。
「じゃあ、入ってきて。」
後には、妹紅、鈴仙、橙、藍が居た、橙は、俺に凄く懐いてくれている。
「お兄ちゃん、今日からよろしくね!!」
「おう!!」
「やっぱり・・・」
「おい、早苗、この前の新聞の件についてと今の発言について、2,3時間問い詰めたいんだが。」
「ごめんなさい!!私が悪かったです!!」
「ったく、これからは、気を付けろよ。」
「はい・・・」
「さ、ご飯にしましょう!!」
「「「「「「はい」」」」」」
「「「「「「いただきます」」」」」」」
※キングクリムゾン※
「「「「「「「ごちそうさまでした」」」」」」」
「さ、風呂入ってこい。」
「藍様、お兄ちゃん、一緒に入りましょう!」
「良いよ、入ろう。」
「俺は良いや、ちょっと先勉強するから。」
商業科なのに、簿記が全く分かんねぇ・・・
次回へ続く
今日の能力
妖精王グロキシニア(魔力:災厄)
かすり傷を重症化させ、毒を猛毒に変え、小さな腫瘍を増大させる。森を維持し統べる妖精王ならではの魔力。
武器:霊槍バスキアス
命令権で作った、複数の形態を持つ、初代妖精王に与えられた伝説の霊槍。
バスキアスのほかにも、リッタやシャスティフォル、ロストヴェイン等もある。
次回もお楽しみに!!