東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

37 / 179
人形劇

前回のあらすじ

幼稚園児レベルの同級生

 

さてさてさーて、いよいよ本番!人形劇のシナリオも人形の操作も完璧・・・!!でも・・・声当てどうすりゃ良いんだ!?俺と早苗だけだし・・・早苗もそんな声にバリエーションあるわけじゃあないだろうし・・・そうだ!!俺の能力・・・模倣する程度の能力・・・ッ!!能力の模倣だけじゃないはず・・・ッ!!とりあえず物は試しだ・・・手始めに・・・1番好きなキャラの一方通行の声帯模写・・・

「木ィィィィ原くゥゥゥゥン!!」

あっ!!スゲェ!できてる!!これなら・・・イケる・・・ッ!!

 

 ~幼稚園ホール~

 

「さあ、皆さん大変長らくお待たせいたしました・・・これより、高富士悠人と・・・」

「東風谷早苗による・・・」

「「人形劇を始めます!!」」

即興でやったけど、上手くいったな・・・

配役は・・・

 

・シンデレラ 声:早苗

 

・王子 声:悠人

 

・継母 声:霊夢の声真似した悠人

 

・義姉1 声:幽香の声真似した悠人

 

・義姉2 声:はたての声真似した悠人

 

・国王 声:声を低くした悠人

 

・魔法使い 声:パチュリーの声真似した悠人

 

・・・とまあこんな感じ・・・俺の負担半端ねぇ・・・・

 

「早苗始めるぞ。」

「はい。」

 

『遠い昔。ある所にシンデレラという美しく優しい娘が立派な屋敷に住んでいた・・・』

此処で、早苗がシンデレラを・・・良し

『しかし、父親が亡くなると・・・』

「シンデレラ!!何でこんな事も出来ないんだい!!」

『継母が本性を現します』

「クスクス・・・そんな汚い服を着て恥ずかしくないの?」

『継母は自身の娘二人だけを可愛がり、シンデレラにはつらく当たるのでした・・・』

ああ・・・・・・この感じ・・成程・・・シンデレラは霊夢達に出会う前の俺にそっくりだ・・・

「あんた!!そこの掃除を後10分でするんだよ!!」

「ですがお母様、一人で此処を10分は無理があります・・・!!」

「口答えするんじゃあ無いよ!!」

『継母は、シンデレラを愛娘二人とイジメ、罵り・・・ついには召使として扱うようになりました・・・』

辛いよな・・・誰からも愛されないのは・・・たった数か月でも寂しいんだぜ・・・フランやシンデレラはもっとつらかったんだろうな・・・

「ああ・・・辛いわ・・・お父様のもとに行けば幸せになれるのかしら・・・・?」

『シンデレラは、毎日灰にまみれて、掃除・洗濯・食事の用意等を押し付けられ、屋敷の外れにある塔の部屋に住まされてしまい、心身共に疲弊していきました・・・』

「ううん!!諦めなければきっと幸せがやってくるはずよ・・・!!」

凄いな・・そんな風に思えるなんて・・・大人だな・・・

『シンデレラは、きっと幸せがやってくる夢がかなうと信じ、明るさと希望を失いませんでした・・・』

『そんなある日の事です、お城の王子様から花嫁を決める、舞踏会の招待状が届いたのでした。』

「やった!やった!これで私たちは大金持ちどころか王族よ!!」

「お母様・・・私も舞踏会に参加したいのですが・・・」

「そんな汚い格好で来れれると恥さらしだ!!・・・どうしてもというのなら・・・仕事を全て終わらせて、ドレスを用意出来たら来ても良いわ!!」

 

 ※中略※

 

『魔法使いはこう言いました』

「シンデレラよ・・・12時になったら魔法は解ける・・・それまで楽しみなさい・・・」

はは・・・こんなとこまで似てやがる・・・人生の転機が魔法使いとの出会い。

「ありがとうございます・・・!!この御恩は絶対に忘れません!!」

『シンデレラは、カボチャの馬車に乗りお城へ向かいました・・・』

此処からだ・・・問題のダンスは・・・

『王子はシンデレラの美しさに目を奪われ・・・』

良し・・・!早苗も息ピッタリだ・・・

「ああ!!なんて楽しいのでしょう!!」

『シンデレラはダンスの相手が王子様なんて気づいていませんでした・・・楽しい時間とはアッという間に過ぎるもの・・・無情にも12時になってしまいました・・・王子の制止を振り切りシンデレラは・・・』

「素敵な夢をありがとう」

『ここにはいない魔法使いに向けお礼を言った』

 

 ※中略※

 

『シンデレラは王子と結婚し幸せに暮らしました・・・そしてシンデレラをさんざん利用した継母たちは・・・』

原作のまんま伝えるのはガキどもにはキチィか・・・

『継母は熱く燃える炎に焼かれながらも踊り続け・・・義姉たちは、シンデレラの友達の動物によって大けがをするのでした・・・』

 

「「ありがとうございました。」」

喉いてぇし、頭いてぇし・・・これが声帯模写のデメリットか・・・もののわりにあってねぇよ・・・

「えー・・・ありがとうございました。皆さん、このシンデレラの最後の方継母たちの事を可哀想だと思いますか?可哀想ではないですよね。この話をした理由は、『自分のしたことは時に好転することもあれば、更に悪くなって自分に帰ってくる』という事を学んでほしかったのです・・・いじめは絶対にしてはいけません。」

 

 ~博麗神社~

 

「で?どうだったの?」

「おう、アリスか・・・好評だったよ、ガキどもには・・・同級生からの反感を買ったけどな・・・多分イジメられとるから、幼稚園児の前で訴えた腰抜け・・・位にしか思ってないでしょうけどな・・・」

「ところで、声が可笑しいけど、大丈夫?」

「あー能力の副作用だから明日には治るよ。」

明日にはもう復讐の準備せんなんから・・・

 

次回へ続く

 




模倣する程度の能力の追加能力

・声の模倣
条件・・・ 

・声の主の顔を見た事があること
・アニメキャラの場合能力の模倣した事がある
デメリット・・・

・喉と頭が痛くなる
・合計10分以上模倣出来ない


次回もお楽しみに!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。