東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
霊夢と勝負
「痛つつつ・・・穴空いてんじゃあないかってくらい痛い・・・」
俺はさっき霊夢と引き分けて気絶していたら、偶々来た魔理沙に博麗神社に運ばれて寝かされていた、霊夢とほぼ同時に目が覚めて引き分けにした。
「それにしても凄いんだぜ、よく霊夢を気絶させたんだぜ。」
「まあな、勝てなかったけど・・・」
どうすっかな・・・この後何もやることない・・・紅魔館でも行くか・・・
「じゃあな、霊夢今度飯奢ってやるからな。」
「ええ、勿論よ。奢らないと・・・わかってるわね?」
「怖ぇよ!!」
マジに殺される・・・嫌、死ぬより怖いことになる・・・俺の勘がそう言ってるぜ・・・ッ!!
そんな軽口を叩きながら、別れて紅魔館に向かった。
~紅魔館~
紅魔館に入ったのは良いけど、迷った・・・良し、透過するか。
「七野の透過を模倣!!」
まずは1枚・・・って!!クソ何だこれ・・・もの凄い疲労感が・・・ッ!
2枚・・・3枚・・・
これは、本棚・・・ビンゴ・・・ッ!!ここだ。
「おいっすー!パチュリー魔法おせーてー。」
「良いけど、何処から来たの?」
「壁をすり抜けてきた。もの凄い疲れた。」
こんなことなら、スティッキィフィンガーズにすりゃよかった・・・
今日パチュリーに教えてもらおうとしているのは、具現化魔法だ、一応使えるが、持久力がない未完成品だからな、パチュリーに聞いた話では、具現化するのは小さいほど遠距離に行けて、人間大にすると良くて10mくらいしか行かないらしい、スタンドみたいだな、そして耐久低いし操作性も低いが、魔力消費の少ないタイプと耐久高いし操作性も高いが、魔力大量消費する奴があるらしい、今日教えてもらうのは、後者のほうだ、前者はもう教えてもらったし・・・
「じゃあ、まずは作り方から・・・」
~2時間後~
「まあ、こんなとこかしら。」
成程・・・魔力消費多いほうはダメージがフィードバックするのか・・・
「サンキュ、大体わかった、後は実践あるのみだな・・・」
こう・・・イメージして・・・スタンドのように・・・
「出来た!」
今回イメージしたのは、ザ・ハンド空間を削る能力はないが造形はそのまんま、スタンドじゃあ無いから、誰にでも見えるあとは模倣を植え付けれれば完璧なんだけど・・・
「中々うまく出来てるんじゃない?あ!あと、この本の続き貸してくれないかしら?」
「それ気に入ったのか?ちょっと待ってろ。」
俺は、自分の部屋に繋いで、本棚の中から続きを取り出す。
てか何気にパチュリーこういうのも読むのな。
「ほい、お待たせ、これね。」
「ありがとう、そういえば、貴方のよく模倣している能力ってこんな本の中の能力なのよね?」
「そうだけど、それがどうした?」
「その本も貸してほしいのだけど・・・」
う~ん殆ど漫画なんだよなぁ・・・大丈夫かな?大丈夫だろ・・・
「ほい、これな。」
渡したのは、多数欠・ジョジョの奇妙な冒険・七つの大罪・僕のヒーローアカデミアだ。
「じゃあな。」
「ええ、またね。」
どうするかなこの後・・・取り敢えずどっかぶらつくか・・・それともやることもないし、霊夢の所でも行こうか・・・
次回へ続く