東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
背中がぁぁ!!
「いでででででで!!!ぎゃあぁぁぁぁぁ!!し、死ぬ!!あぁぁぁ!!」
今永遠亭で背中の治療してもらってるのだが・・・・
「何でこんな痛いんだぁぁ!!」
「当たり前でしょ、砕けた骨を無理やり直してるんだから、それ相応の痛みは伴うわよ。」
「聞いてねぇよチクショー!!」
「言ってないもの。」
~3時間後~
痛みは引いた、まさかホントにきれいに治るとは、もう5時か・・・夕飯時だから、飯は永遠亭で食ってくことになった。師匠にはもう伝達済みだ。
「悠人さん、何か食べたいものありますか?」
「肉系かな。」
肉は良い・・・食べるだけでシンプルに力が湧くのが解る・・・
「じゃあ、鍋にしましょう。」
永遠亭ではいつも、鈴仙が作ってんのかな?俺んとこ来てる時誰作ってんだろ?まあ良いや。
「「「「「いただきます」」」」」
イノシシ鍋だそうな・・・席は、俺の右に輝夜、左にてゐ、正面に鈴仙、鈴仙の横に永琳という風になってる。
このちびウサギ絶対なんか悪戯して来るだろう・・・
先ずは、一口・・・ん!!これは・・・からしか・・・・・バカめ!!俺は辛いのは得意ではないがそこそこいける!!
「美味いな!!これ。」
「え!?」
「どうしたてゐ?食わんのか?あ!辛子貰える?」
「ちょっと交換して!!・・・かっら!!騙したの!?」
引っかかった!!
「ハァ・・・お前、悪戯は良いが、食いもんで遊ぶな、次はホントにわかってるな?」
「・・・はい。」
「良し!!解ったならいいぞ!食おう食おう冷めちまったら台無しだからな!!」
その後も、鈴仙がてゐに説教したり・・・色々あったが楽しい飯だった。
「「「「「ごちそうさまでした。」」」」」
永遠亭で飯食ってからは、特にこれといったこともなく、もう金曜日だ、再来週には夏休みだし。
今日で、妹紅達は最後だから飯食いに行くことになってる。
「良し、行こうか。」
~コ〇ス~
殺すじゃないよ。誰に言ってんだろ・・・俺。
結構な人数なので、勿論店に連絡して席をとってもらってた。
「何喰う?」
「お兄ちゃん、橙はこれがいいです!!」
お子様パンケーキ・・・かわいい・・・
「じゃあ、決まったな?」
注文も終わって、ドリンクバーも取ってきて、座って周りの迷惑にならない様に談笑していた。
「それで、その時紫様が・・・」
「ははは、あいつも中々ようわからんな・・・」
「お待たせしました。」
注文の品が届いて、各々飯を食べ始めた。
因みに、俺がステーキ、早苗と師匠が日替わりランチ、妹紅がカルボナーラスパゲッティ、鈴仙がミートソース、藍がうどんだ。
「お兄ちゃん!!これすごくおいしいです!!」
「そうか、良かったな!」
「悠人、お前のも一口くれ。」
妹紅が俺の肉を持ってく・・・
「ほら、私のもやるから、あーん。」
「あーん。」
あれ?今普通に食ったけど、間接キスじゃね?
その後、暫く談笑し、会計も済ませ、家に帰っていた、何故か妹紅以外の奴らの機嫌が悪かった。何で?
次回へ続く