東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
実験
今は体を微粒子にして漂っていた、何処に行こう・・・
再構築
此処は何処?また迷った!!クッソ!!クソ!!クソが!!
此処は・・・・・・丘?
「誰かいるの?」
・・・金髪のガキ・・・?何でここに・・・しかも親が近くに居るように見えねぇし・・・
「ああ、ちょっと迷ってな・・・」
こいつ人間じゃねぇな・・・妖怪か・・・なんか気分が悪くなってきた・・・
「私は、メディスン・メランコリー、貴方は?」
「高峰悠人、人間だ。」
「人間は嫌い!!」
!!ヤバイ!!
「グッ・・・オエェ!」
これは・・・血!!・・・毒の類か!!
身体から出さなければ!!
微粒子化!!
ダメだ・・・もっと細かく・・!!
少し距離をとって・・・再構築
「ハァ・・・!!ハァ!ッフ!!」
危ない危ない・・・このガキマジにクレイジーだ・・・プッツンしてやがる!!
「おい嬢ちゃん、お前も人間嫌いなのは分かったが、急に襲うこたあねぇだろ!!」
「も?」
「ああ、俺も人間が嫌いさ、同時に人間にも嫌われてる。」
「そもそも、人間なの?」
「ああ、今は妖怪みたいなもんだがな。」
バックベアードの能力使えるし。
「何で人間が嫌いなの?」
「何でって、そりゃあ、特に理由もなくいじめられ、都合の良い時だけ、良い顔して来やがる、霊夢や魔理沙とかを除いたらほぼ全員嫌いだよ・・・で、まだ戦るかい?」
「ううん、良い。お兄ちゃん、何で体を粉々に出来たの?」
こいつは俺と同じで人間が嫌いだからかな・・・なんか親近感ってやつが湧いちまった・・・
「メディスン、お前には特別に俺の本当の能力を教えてやる、知ってる奴はごく一部だ、そのほうが都合がいいこともあるからな、他言無用な?」
「うん!わかった!!」
「良し、俺の能力は、模倣する程度の能力、幻想郷に居る奴ら以外の・・・まあ、本の中の登場人物とかを模倣できるんだ、今は、バックベアードって言うのを模倣してるんだ、能力は『公害』化学物質で詳し
いことは知らんが、毒みたいなもんと思えばいい。」
「へぇー。」
俺は、メディスンの頭を撫でた、でも手がかぶれた。
「毒抑えること出来るか?」
「まだ出来ないの、妖怪になって時間あんまり経ってないから。」
うーむ・・・そんなもんか?俺は勘で汚染物質抑えられたけど・・・・・・
「じゃあ、もしも抑えられるようになったら、何でもしてあげる、だから頑張れ。」
「わかった、がんばる。もし出来たら、ぎゅっって抱きしめて。」
「そんなんで良いなら喜んで。・・・抑えるイメージ的には、全身に蓋する感じで、やってみな。じゃあな、また来るぜ。」
~人里~
何だ此処、団子屋2つ並んでんの?団子屋戦区?まあ良いかどっちに入ろうか・・・昼飯だからな・・・・
鈴瑚と清蘭屋・・・どっちに入るか・・・
鈴瑚で良いか・・・
「いらっしゃいませー。」
黄色髪のボブカット?のウサミミの女が居た・・・ウサミミ!?鈴仙に聞いた話じゃ、二人幻想郷に月のウサギが居るらしいけどまさか・・・
「おや?お客さん初めましてだね。私は鈴瑚、よろしくね。」
り、リンゴォ・・・だとっ!!時間6秒戻しそうな名前だな・・・
それはさておき・・・
「ああ、よろしく、高峰悠人よろしく。取り敢えず、みたらし団子11本ください。」
「はいよ!!ちょっと待ってね~。」
美味そうな匂いだ・・・
次回へ続く
なんか中途半端ですが、眠いので次話に持ち越します。すみませんでした。今週は祝日があるので、その時に投稿すると思うのでよろしくお願いします。
それと、お気に入り登録80人突破ありがとうございます。そして、評価してくださった、佐原龍介様、遅ればせながら感謝の言葉を伝えさせていただきます、本当にありがとうございました。
次回もお楽しみに!!