東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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脅迫

前回のあらすじ

刻むぞ!血液のビート!

 

 ~紅魔館・食堂~

 

今一緒に飯を食ってる・・・

「お兄様!はいあ~ん!!」

またか・・・やめてくれ・・・レミリア達がすごい目で見ている・・・・

「いや・・・ちょっと・・・それは・・・」

「やっぱりフランの事嫌いなの?」

「そうじゃなくて・・・」

「じゃあ・・・」

泣いたらないたで・・・てか咲夜さんナイフちらつかせるのやめて・・・

「あ、あ~ん・・・」

「あっ!じゃあ私も!!はいあ~ん。」

こあまで・・・

「あ~ん・・・」

「はい・・・」

「え?」

「あ、あ~ん///」

パチュリーまで・・・

「あ~ん・・・」

「何やってんのよ・・・」

「俺が聞きてぇよ・・・」

何でこんなことになってんの・・・・

「そうだ、パチュリー新しい本貸してやろうか?」

「お願いするわ。」

「何でもいい?」

「ええ。」

その後談笑しつつ飯を食った。

 

飯を食い終わって紅魔館を出た俺は家に帰り先に配られていた夏休みの宿題をして昼寝した。

「起きてください!!ご飯ですよ!!」

「はいよ~・・・」

 

今日の晩飯はミスティアが作ったみたい・・・メニューは・・・

 

・ヤツメウナギのかば焼き

・白米

・豆腐とわかめの味噌汁

 

ヤツメウナギか・・・初めて食うな・・・

 

 

 

「「「「「「「いただきます」」」」」」」

 

 

さて、まずは一口・・・ウマい・・・ミスティアが営んでいる屋台では酒のアテにするんだろうから味が濃いが俺は味が濃いのが好きだからちょうどいいしご飯が進む・・・更に鼻に抜ける独特の風味は普通の鰻と一味違う・・・・・・これは好きだわ・・・・弾力の強い噛み応えのある食感もこれはこれでうまい・・・

「うめぇ!」

「それは良かったです・・・・これでもう鳥肉を食べなくていいですよね?」

それが目的かぁー!!

「ね?」

「ミスティア・・・・・・取り敢えず目に光入れようか・・・」

目に光が付いてない・・・ヤンデレじゃあねぇんだから・・・

「食べませんよね?約束してください。」

「・・・・・・・はい・・・・」

「目を合わせてください。」

「・・・・・・・・」

「何で目を合わせないんですか?」

「恥ずかしいです・・・」

「チルノちゃんと寝ていたのに?」

「それは勝手に入ってきたんです・・・」

なになになに何でこんなに怖いの・・・?もれそうだよ・・・てかちょっとちびった・・・

「誓ってくれますか?」

「誓います・・・」

ただし鳥肉を食べないことを・・・なんて言ってない。

「もし食べたら・・・チルノちゃんと寝たことを幻想郷の皆に言いふらします。」

「オッケィ任せとけぇい。」

その後誓約書を書かされて、脅しの材料としてミスティアと一緒に寝させられた・・・

 

次回へ続く

 


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