東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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エイプリルフール

 

 

今日はエイプリルフールか~誰かに嘘吐くかな・・・

どこ行こう・・・聖に対して嘘吐いたら多分死よりも恐ろしいことになる・・・そして鬼相手に嘘吐こうものなら殺される・・・

 

 ~人里~

 

アリスかだっかいね~かな~

おっ!あれは・・・布都じゃん・・・あいつで良いか・・・

「おお!!悠人ではないか!!どうしたそんな顔して。」

取り敢えず・・・一発でわかる様な・・・

「愛している。実は一目見たときからお前に惚れていた。結婚してくれ!」

俺は一目ぼれはしない、可愛いと思う事もあるが、それまでだ、そんな一時のテンションで生涯の伴侶は決めん!!

「はぁっ///」

スゴイ顔が赤い・・・

「ほっホントか?我で良いのか?」

「一つ言いたいことがあるんだ・・・」

「な、なんじゃ?」

「これは嘘だ。」

「へっ?」

「外の文化でな・・・今日は嘘を吐いていい日なんだ・・・すまんっ!!」

「まっ・・・待てーーー!!」

 

ハァハァハァハァ・・・ヤバイヤバイヤバイヤバイ・・・めっちゃ皿投げてきた・・・・殺されるかと思った・・・

でも、結構面白いかも・・・

 

 ~永遠亭~

 

あの悪戯ウサギに今日こそ仕返ししてやる・・・ッ!!

何処だ・・・何処に居やがる・・・あっ!居た・・・

「ようてゐ・・・実は真面目な話があってきた・・・」

「な・・・何?」

「実は二つ・・・お前に言いたいことがある・・・」

「うん・・・」

「一つ目は・・・俺はお前が好きだ・・・お前の悪戯好きで明るい性格に、精神が壊れそうなときに助けられた・・・だから俺と結婚してほしい。」

まあこの底抜けの明るさに救われたのは本当だ。

「えっ///」

「二つ目は・・・・こっちのほうが大切なんだ・・・これは嘘だ。」

「はあぁぁぁぁ!!」

「すまんっ!!」

「ばかぁーーー!!」

その後、今日がエイプリルフールだという事を伝えると、悪そうな顔して許してくれた。

もうこの辺にしとくか・・・飽きたし・・・

 

今回のオチを言おう・・・

あの後てゐが、輝夜と永琳と鈴仙に俺が告白したという嘘を吐いて、文に三股を掛けようとしたという記事を書かれそうになり、違うと否定するとてゐが賛同してくれたと思ったら、てゐにも告白したという事をばらし、ロリコンの最低女たらしにされるとこだった。

・・・とそこまでは良かったんだ・・・そこまでは・・・・

布都に告白したことが布都から屠自古に伝わりその後に、神子に伝わり・・・まあ結論を言おう・・・今拷問されてる。

「酷いのじゃっ!!我の純情を踏みにじったのじゃ!!」

「さて、悠人さん・・・申し開きがあればどうぞ。」

「ムシャクシャしてやった、誰でもよかった。」

「屠自古・・・やって良いですよ。」

「やってやんよ!!」

「ちょっ!ごめんってジョークだって!!あべべべべべべっべべべべっべっべっべっべべべべべべべべべべべべ!!!!!」

し、死ぬ・・・殺される・・・

「さあ、おふざけなしでお願いします。次はもっと強くしてもらいます。」

「・・・かわいい布都ちゃんを見たかった。」

「嘘はついていませんね。」

「何か小っちゃくてかわいいのでついからかいたくなってしまった、悪かったと思ってる・・・」

「はぁ・・・これで許してあげます。屠自古・・・」

「はい。」

「べべべべべべっべっべべべべべべべっべっべ!!」

きつかった・・・その後布都に謝罪し今度人里で甘味を奢ることで決着がついた。

このことから得るべき教訓は、エイプリルフールはどんな嘘を吐いても良いわけではなく、つく嘘、吐く相手を考えよう。

嘘も程々にね!!

下手すりゃ殺されるから・・・

 

ちゃんちゃん♪

 


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