東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
デリードする
「ヒィッ!!許して!!」
「何言ってんだぁ?神様よォ!!・・・俺の
これが魔理沙とかとの弾幕ごっこなら『本当にそんじゃいしないんだよ』とかふざけるが・・・おふざけなしだ・・・
「本当に存在しないんだよ!!」
「な・・・なにを・・・!?」
「存在しない物質には存在しない法則が働く・・・例えば、この翼で解析した太陽光が人を殺せる殺人光線になったりなぁ!!」
「くっ・・・!!」
っち!!逃げ足は速いな・・・
「お、おい!そんな事したら関係ない奴らにまで被害及ぶだろう!!」
「その辺は心配ねぇ、未元物質の効果対象はお前に『優先』してある、お前しか被害被らねぇよ!!」
翼を伸ばして斬撃する。アキレス腱を傷つけた。走れん事も無いが無理すればアキレス腱切れる・・・
「は、悠人!!何やってんのよ!!」
「お前らを守ってんだよ。こいつは神らしいからな、その神様が俺の友人を殺すとの事だ。そしてこいつは博麗の巫女たるお前をゴミ呼ばわりできるレベルだからな・・・危険因子は早めに摘まねぇとな・・・それに俺は妖怪じゃあねぇ・・・人間同士のトラブルだ。」
「・・・残念だけど諦めなさい!!完全にあんたが悪いわ!!」
逃げる男に伝える。希望が断たれた絶望の表情だ・・・
逃げる男の先に小鈴が居た・・・
「う、動くんじゃねぇ!!動いたらこの女をぶっ殺すぞ!!」
ハァ・・・どこまでもクソだな・・・が、言っていただけなら怖がらせるだけで済ませてやろうと思ったが・・・実際に手を出した・・・良かった、先に特権の封筒開けて・・・特権:蘇生権・・・肉片が一つでもあれば蘇生できる・・・
「禁断『
この
「『精神感応(悪)』」
これは一定範囲内の生物のトラウマを掘り起こすもの。精神感応は元は記憶を呼び起こし情報などを思い出させるものだが改良・・・いや、改悪かな・・・
「ああ・・・ああああ・・・・あああああ!!!」
どんなトラウマだよ・・・まあ良い・・・取り乱した瞬間に翼で手を切り落とす。男が小鈴を離した瞬間に俺の頭上と小鈴の足元を繋げて受け止める。
「よう、ケガねぇか?」
「は、はい大丈夫です。ありがとうございました・・・」
翼で男の首と胴体を切り離す。
「がっ!!」
「ふぅ・・・これで罰にはなったかな。」
さてと、蘇らせてやるか。約束させねぇと。もう俺の友達に危害を加えないと・・・
「生産属・特権:蘇生権!!」
「・・・俺は死んだはず・・・」
「俺が蘇らせた・・・もう俺の友達に危害を加えないと約束したら今回は見逃してやろう・・・出来んのなら・・・もう一度殺す。」
「します!!約束します!!もう二度と危害を加えません!!」
「もし違えたらぶっ殺す良いな?」
「はい!!」
その後、お使いを済ませ帰路についた・・・ハァ・・・あのクソが・・・無駄に体力使わせやがって・・・なんて言い訳するか・・・
次回へ続く
今日の能力
未元物質
「未元物質(ダークマター)」と呼ばれる特殊な物質を生み出し操る能力。「未元物質」は本来のダークマター(暗黒物質)とは異なり、 「まだ見つかっていない」「理論上は存在するはず」といったモノではなく、真の意味で「この世界には存在しない物質」である。
「この世の物質」ではない以上、この世界の物理法則には従わず、相互作用した物質もこの世のものでない独自の物理法則に従って動き出す (例:翼で回折した太陽光が殺人光線になる)。
つまり、単に変わった物質を作るというだけはでなく物理法則そのものを塗り替えてしまう能力でもある。
この「未元物質」を使って天使のような白い6枚の翼を生み出すことで、飛行や防御・打・斬・風・衝撃波・光線などかなりの応用性を持つ攻撃が可能となる
特権:蘇生権(生産属)
死者を蘇生する特権、肉片が少しでもあれば蘇生できる。蘇生する対象についているアクセサリーなども欠片でもあればアクセサリーも治る。