東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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ケリ

前回のあらすじ

その幻想をぶち殺す!!

 

 

ヤッベェ!!あんな大口叩いたけどこいつつえぇ!!ヤベェ・・・能力が似通ってるだけあって発動スピードが差を付けちまう・・・俺の発動が1秒だとすれば向こうは0.5秒くらいだ・・・どうしても後手後手になっちまう・・・

「あの威勢は何処に行った!!」

「『殲滅の光(エクスターミネートレイ)』」

・・・予想通り!!俺の攻撃を俺の背後に扉を開いて返して来やがった。あらかじめ用意しておいた窓で逆に背後に食らわせる・・・!!クッソ避けられた!!

・・・良いこと思いついた!!

「連符『マスタープラズマ』」

三連で良いか・・・そして、この魔法を無限で固定・・・三連を連発する。集めて練って発射で一回だ、三連しか出来ないが此処でずっと現象を起こし続ける。

「フハハッ!中々面白い能力だ!!」

周りに大量に窓を開いてプラズマを四方八方から縦横無尽に駆け回る!!しかも無限で固定してあるから10秒ごとに発射され続ける。

「くっ!!」

あの女の顔に焦りが見える・・・畳みかける!!

「『完全なる立方体(パーフェクトキューブ)』」

閉じ込めた、此処で閉じ込めたが、プラズマだけが入れる窓を作ってあるので永久に増え続ける・・・後10分もすりゃ避ける事が不可能なくらいにプラズマで満たされるだろうな・・・

「特権:解除権」

解除する。勿論プラズマも解いた。

「何故だ?あのまま閉じ込めておけば勝つことが出来ただろう?」

「別に・・・テメェ殺した場合あの二人がどうなるかわからんからな。」

「・・・実はあの二人は解放してやろうと思っておった・・・正直悪かったと思っていた・・・」

「・・・取り敢えず、あいつらにかけてある魔力を解け。」

「ああ・・・」

・・・取り敢えず、完全なる立方体(パーフェクトキューブ)を解除した。

「此処は・・・?」

「僕は何でこんなところに・・・?」

・・・まあそりゃそうなるだろうな・・・

「おい、話がある・・・落ち着いて聞け。」

「・・・誰?」

「俺は、高峰悠人。」

「それで話って?」

「単刀直入に言う・・・此処はお前たちが生きていた時代の100年以上たっている。」

「え?」

「どういう事?」

「そこの女。摩多羅隠岐奈に操られて人間じゃあない何かにされていた。で、今ぶっ倒して、お前たちを解放させた。100年経ってんだお前たちの親はもう死んでる。」

「・・・そんな・・・」

「う・・・そ・・・」

・・・そりゃあこうなるわな・・・

「続きだ。あいつを許すか?」

「・・・ぼんやりとだけど・・・あの人は、いつも僕たちを大事にしてくれてた記憶があるんだ・・・」

「私も・・・」

「で、提案なのだが・・・テメェらで勝手に生きていくか、そこのに育てられるか。・・・一つ目はおススメしない。時代も違えば勝手も違うしな。二つ目はお前らをこんなことにした張本人が責任もって育てるらしい。」

「なあ、私からもお前にお願いがあるんだ。」

「なんだ?」

「そいつらの親代わりになってくれないか?」

・・・・・・・俺は隠岐奈の胸倉を掴んだ。

「甘ったれた事抜かすな・・・ッ!!テメェがまいた種だろうがッ!!自分で責任もて!!」

「落ち着いて。」

「いや、お前よく落ち着いてられんな。」

「だって嘆いたって現実は変わらないし。」

「お前すげえな。名前は?」

「丁礼田舞だよ。」

「お前は?」

「爾志田里乃・・・」

流石にの方は応えてんな・・・

「で、どうする?」

「・・・僕は、その人に育ててもらおうと思うんだ。一人で生きていけないし、反省してくれたなら良いよ。僕はこうして生きてるし。」

「・・・私も。」

・・・強い子だ。

「おい、隠岐奈。魔力を供給しろ、だが洗脳はするな。」

「わかった。・・・お願いなのだが、こいつらの父親代わりになってくれないか?」

・・・何言ってんの?

「ハァ・・・良いだろう。おい、舞、里乃お前らはそれで良いか?」

「「うん」」

 

次回へ続く

 




・・・なんか、2日も書かなかったから勝手が思い出せない・・・なんか雑になっちまった気がする・・・

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