東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
中学
朝起きて、修行僧としての色々終わり、聖に自由時間を貰ったはいいが・・・なにすっかな・・・やる事も無いしやりたいこともないし・・・博麗神社行くか・・・
~博麗神社~
「あっ!悠人、ちょっと紫知らない?」
「どうした?」
「ちょっと今週分の食糧貰ってないのよ。」
「成程・・・ん~この辺にいるぞ?」
「なんでわかるの?」
「権利:追跡権。事前に条件を設定した上で対象にセットし、発動すると対象の居場所・位置を知ることができる。条件に合致すれば、対象の周囲半径1m以内の別の対象を追跡することもできる、この前の宴会の時にあいつに酒次いでその時に条件付けた。」
「なかなかいやらしいことするのね。」
俺の後ろに出てきた。
「ちょっと紫!!まだ今週分貰ってないわよ!!」
「ごめんなさい、ちょっと忙しかったのよ。」
「まあ良いわ、早く!!」
・・・わがままな娘と母親みたいだな・・・
「はい、渡したわよ。」
「ええ。」
「取り敢えず、追跡権一個解除しとくぞ。」
「お願いね。」
解除した、もう一個紫につけてある。話あるときに何処におるかわからんだら不便だからね。
紫を交えて雑談していたら、紫が急に切り出した。
「悠人、ちょっとお願いがあるんだけど・・・」
「まあ良いが何?」
「実は——―」
なるほど・・・要約すると、並行世界がありその世界の霊夢が自堕落な生活をしすぎて弱くなり、紅霧異変が解決できない、解決を手伝い、霊夢の根性を叩きなおしてほしいと・・・
「時間の境界を弄って時間の進む速度変えるから安心して。」
「・・・まあ良いがね。」
「じゃあ、着いてきて、異変直後に連れて行くわ。」
良かった・・・特権利の封筒5個づつ持ってきて。模倣もまだ残ってるし。
「じゃあお願いね、まあ私もこっちの私に頼まれたんだけどね。」
「いいよ、友達の頼みだ、友達を助けれねぇなんざ男であっても漢じゃねぇ。」
「カッコいいわね、聖には私から伝えておくわ。」
「サンキュー。」
はぁ~あ・・・こっちじゃあ友達だがあっちじゃあ他人だからな・・・
~並行世界・博麗神社~
おお、向こうと景観変わんねぇな・・・
「じゃあお願いするわ。」
・・・ここ空じゃね?
「こんのババァァァァァァァァァァァァァ!!!」
ヤバい・・・!!落ちる・・・速度はそれほどでもない・・・なら・・・5m先に窓を開いて神社の木の上に出口を開いて・・・
「いてて・・・成功した。」
あいつ・・・次会ったら見とけよ・・・
次回へ続く