東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜 作:タルト
前回のあらすじ
作戦会議
さあさあ、今日の能力を設定する前に封筒開けた結果回収権キタコレ!
取り敢えず特権利全回収して・・・
特権:融合権・・・腕を再生!!
「うし!完全に治った。」
河童と交渉も成功し、後は場所とフェイクの死体。
模倣・・・コルトピ・・・
一日しか持たないが確保権で複製すれば問題ない・・・
「魔理沙、ちょっと来てくれ。」
「なんだぜ?」
「うわっ、なんだぜこれ?」
「お前の死体、作った。」
で、これをカバンに突っ込んで・・・
「複製完了!!」
後は拠点の用意だな・・・
此処で良いかな。
「特権:地上権!!」
この場所に建造する。
からの・・・
「特権:改築権!!」
建造をいじくって・・・
出来た、即席の塔。
そして河童に頼んで大量に作って貰った、モニターを景観を損なわない様にスクリーンなんだけどね。
命令権で俺が自分の意思で破棄する以外では失権しない様にした。心配なのは処理落ちしないかだが・・・
霊夢以外にも早苗とかアリスとかも一緒に俺のところまで来るように頼んだ。
いよいよ明日が決行だ・・・
~霊夢side~
朝起きたら部屋に大きな布?っぽい何かがあった。
「なにこれ?まあ良いわ寝よ。」
興味もないので寝ようとしたら・・・
「ん?何かが浮かび上がった・・・?」
その布っぽいのにはこう書いてあった。
今幻想郷でこれを見ている
YES or NO
何を言ってるの?誰かの悪戯かしら?
まあ良いわ寝ましょう。
『霊夢・・て・・・霊夢起きて!!』
誰かが執拗に私を起こそうとする・・・
「何?アリス・・・早苗どうしたの?」
「落ち着いて聞いてください・・・魔理沙さんが死にました。」
え?・・・早苗が何を言っているか分からなかった。死んだ?嘘・・・?
「嘘よね!?質の悪い嘘よね?」
「・・・」
「何で目を合わせないの?アリスも何か言ってよ!!」
・・・もしかして・・・本当に・・・
「どうして・・・」
「魔理沙だけじゃないの他にも何人も死んでるの。」
「どうして、何で!?」
何があったの・・・今は夜中だし・・・
「霊夢さん、今日何かおかしなことありましたか?」
「おかしなこと・・・特に・・・あっ・・・朝に何か今幻想郷でこれを見ているYESorNOっていう文字がそこの壁に浮き出てきたわ。」
「・・・それは私たちも見ました・・・まさか・・・」
早苗がそう言うとまた壁に何か浮き上がってきた・・・
「なに・・・?このマーク・・・」
次の瞬間壁が声を発した
『皆さん初めまして、皇帝です。おめでとうございます。皆さんは今偶然生きています。』
「皇帝・・・?」
「何でしょうかこれ?」
『今幻想郷に居る生きている皆様で多数欠を行います。ルールは単純、皆様に回答権はありません質問権のみです。毎日幻想郷の何処かに存在する赤い箱に質問を投函してください。毎日0時に多数欠を採りますそして多数派が欠けます、ゆえに多数欠です。ただし特定個人を特定する質問は禁止です。生き残った方には私に面会する権利を授けます。それではご検討を・・・』
・・・ふざけてるの?
「アリス、早苗行くわよ・・・」
「何処にですか?」
「決まってるでしょ・・・皇帝を・・・ぶっ飛ばすのよ・・・もうグータラしてられないわ・・・これからは私が幻想郷を守るの・・・」
「霊夢さん・・・」
「霊夢・・・」
皇帝は私が倒す・・・
~霊夢sideout~
~悠人side~
ふぅ~肩肘張った話し方は疲れるわ~・・・あ、因みに多数欠は取ってないよ、表示権使ったから。因みに人里の人たちはこの建物の中に居る、隠匿権で隠した。
さあ明日にでも来るだろうけど・・・
「なあこれ大丈夫なのか?」
「大丈夫大丈夫、失敗しても別の作戦かんがえりゃあいいし、成功したら俺がボコられて終わりだから。」
「なかなか体張るんだぜ・・・」
次回へ続く
今日の能力
特権:融合権(変象属)
物質と細胞レベルで融合したり、分離したりすることができる。応用性が非常に高く使用者の練度に比例して強くなる。
特権:地上権(生産属)
自分の所有地以外の場所に自在に建築物を建てられる。
特権:改築権(変象属)
既存の建物を自由に造り変える事ができる。「元になる建物が何階建て以上か。」「占有面積はいくらか。」などの使用可能条件がある
権利:表示権(許可属)
各種画面に情報を表示する権利。表示範囲は指定した任意の画面。表示できる情報には制限がある。
・自分が知っている情報
・自分発信の情報
・自分が知っている相手に関する、自分が知らず本人が知ってる情報
・自分の知らない情報で表示時に相手が許可した物
次回もお楽しみに!!