東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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サブタイが思いつきませんでした。

前回のあらすじ

特訓

 

 

ハァ・・・びっくりした・・・

「急にくんなよ・・・ビックリするから。」

紫に二本着いとるアンテナ、隠岐奈に一本移そ・・・

「で、特訓は何時からやんの?」

「今日からよ。」

「今日は私だ。さあ早速始めるぞ。」

「あいよ・・・」

めんどくさい・・・でもこれはいつかぜってぇぶち当たる壁だ・・・

 

 ~後戸の国~

 

「じゃあ先ずは、発動時間の短縮だ。」

「ゆうてもよ、俺元々発動までに5秒くらいかかったんぞ。今は1秒弱位だ。大分成長したろ?」

「遅い。私は0,5秒だ。せめて0,8秒くらいまではやめないと。」

・・・うそん・・・こいつ・・・今度猫耳付けさせてやる・・・メイド服で・・・

 

その後は4時間近く修行し、命蓮寺に帰った。

 

 ~命蓮寺~

 

「帰ってくるのが遅いです!」

帰って来て早々に聖に説教を受けていた。

「スンマセン・・・」

「罰として薪割りしてきてください。」

「何本っすか?」

「木2本分で良いですよ。」

大分多いぞ・・・

模倣・・・特権:切断権

 

此処の木を2本切りゃあ良いんだな・・・

「ふっ!はっ!」

適当な木を二本切る。

木を真ん中から縦に切る。それを繰り返して、薪を作る。

20分で出来た。

「終わったよ。」

「早いですね。」

「ああ、悠人ご主人が呼んでたよ。」

「何で?」

「何でも一輪にあげていたアレが欲しいそうだ。」

ああ、ノンアルか・・・

「わかった。今行く。」

 

此処か星の部屋か・・・

「入るぞー。」

下着・・・だと・・・ッ!!

「ああ、よく来てくれたね。ちょっと待ってて今着替えるから。」

何で落ち着いてんの!?

「あ、ああ、わ、分かった。」

その間に部屋からノンアルの酒を取り出す。

「ありがとう。一緒に飲もうか。」

「じゃあナズーリンも誘うか。」

「そうだね。」

ナズーリンを呼んで三人で飲んでるとセーラー服着た女が来た。

「あ、お酒飲んでる。」

「ん?これ酒じゃねぇよ。・・・えーと・・・」

「ああ、私は村紗水蜜。よろしく。」

そういや前に一回見たな・・・一回も話してないけど。

「飲もうぜ。これ酒っぽいけど酒じゃねぇから。」

「それじゃあお言葉に甘えて。」

それから雑談しながら飲んでいた。

「そういえば、悠人って何かを信仰とかしてないの?」

「うーん・・・強いて言えば・・・兄ちゃんとか?」

「お兄さん?」

「うん、あいつは頭も良いし運動もできるし、社交性もあるし。俺のあこがれだよ。」

「写真とかないの?」

あったっけ?・・・あ!動画あった。

「これ。」

 

『おい、テメェ何様だコラ。』

『あん?やんのか?あぁん?』

 

「うん、ちょっと待って。何でけんかしてんの?」

「俺が兄ちゃんのお菓子食った。もともとは兄ちゃんが俺のお菓子食ったから仕返し。」

その後聖も加わり会話を続け寝る時間になったから寝た。

 

次回へ続く

 




今日の能力

特権:切断権(変象属)
腕を振った先にある物体で、最初に当たった対象を切断できる。
例えば、木が前後に並んでいると前の木しか切れないが横に1列に並んでいる場合は2つとも切れる。

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