東方project 〜嫌われ者は幻想郷で報われる〜   作:タルト

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前回のあらすじ

増殖するB

 

 

・・・クッソ・・・3時に目が覚めた・・・完全に染み着いてやがる・・・

「あ、悠人さん、早いですね。」

「妖夢お前も大概だろ・・・」

「幽々子様の朝ごはんの準備があるので。」

ああ・・・成程・・・

「あ、そうだ、妖夢・・・俺に剣術を教えてくれ。」

「えっ?ああ、別にいいですけど・・・」

「じゃあ準備終わったら、言ってくれ。」

「わかりました。」

 

現在4時30分・・・幽々子の飯作んのに1時間半もかかんの!?

「じゃあ、うんちょっとその剣置いてきて。銃刀法違反で捕まんぞ。」

「えっ・・・でもどうやって・・・木刀ですか?」

「いや、危ないから・・・この竹刀使う。」

「わかりましたじゃあ置いてきます。」

 

「じゃあ始めましょう。実戦で試しにやりましょう。どの程度か知りたいので。」

「おう。」

構える・・・一応剣道を中学の3年間やってた・・・

「行きますよッ!!」

右横腹に一閃・・・

「よっと!!」

竹刀を挟んで防ぐ・・・

「セイッ!!」

左斜め上から首にめがけて・・・・

避けて・・・

「ぬんッ!!」

籠手を打とうとする・・・が避けられる。

その後も20分近く攻防を続けた・・・て言うか防戦一方だったけど・・・

「そうですね・・・先ずは攻撃が素直すぎます。」

「というと?」

「籠手・面・胴、これしか狙ってないです。それでは剣術ではなく、剣道です。」

「成程・・・」

「じゃあ素振り200回やってから朝ごはん食べましょう。」

キッツ・・・

「マジ?」

「マジです。」

「ほーい・・・」

 

⒈時間も素振りしたせいで、手が痛い・・・

「妖夢ちゃん、ご飯出来た~?」

「幽々子様、はい!もう準備できてます。」

「じゃあ小町と幽香起こしてくる。」

因みに師匠と早苗は自宅に帰っている。

 

朝食を食べた俺は、20日に向けて準備していた・・・

「ん~ともってくもんが・・・体操着・私服・制服・金・筆記用具・ノート・その他諸々・・・」

私服なんかなんに使うの?てかこれ一泊すんの?しかも修学旅行とは違うんしょ?あの学校頭わりぃんだから勉強しろよ・・・俺がいえたことじゃあないけども・・・

諸々準備に3時間もかかった。でもまだ九時だ・・・

 

暇だな・・・

「幽々子~何か暇つぶし出来るもんある?」

「う~んそうねぇ・・・あ、将棋でもしましょうか。」

「良いねぇやるか。」

 

結果・・・・惨敗しました・・・2時間かかって惨敗した・・・

「うふふ~勝ったわ~、いっつも紫に負けてたからきもちいいわねぇ。」

待って幽々子より強いの?紫・・・

「ふぅ・・・良い暇つぶしになったわサンキュ。」

「良いのよ、私も楽しかったし。」

どうすっかな・・・

 

そういやそろそろコーラのストックなくなるな・・・コンビニ行くか・・・

「ん?どこ行くの?」

「お、小町か・・・てかお前今日船頭のしごと無いの?」

「今日は非番だよ。で、どこ行くの?」

「ちょっと飲みもん買いに。」

「私も行っていいかい?」

「ああ、良いよ。」

二人でコンビニに向かった・・・身長たっけ・・・175はあんぞ・・・此処は田舎だからいいけど、都会だったら絶対モデルのスカウト受けるだろうな・・・美人だしスタイル良いし・・・胸もでかいし・・・んな事考えていたら、コンビニに着いた。

取り合えず、コーラのたな一列全部買って・・・後は・・・パンでも買うか・・・

「小町、欲しいもんある?」

「そうだねぇ・・・あっ、コレ。」

「コレか?」

「そうそれ。」

ケーキとはかわいらしいな・・・

「ついでに、幽々子たちの分も買ってくか。」

お会計、10000超えたんだけど・・・あっ、因みにお釣りを返す時に、『〇〇円のお返しです』というのは正しくなく、正しくは『〇〇円のお戻しです』が正しいらしい・・・この前知らんおっさんが学校に来て偉そうに講演してった・・・

ケーキを買って帰ると、幽々子が嗅ぎ付けたのかものすごいスピードできた・・・

「あ、今お茶入れますね。」

妖夢は気配りが出来るいい子だな~

ん~これ食ったら、美鈴に鍛えてもらお。

 

次回へ続く

 


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