【ニューカマーランド】
ニューカマーランドの奥にある洞窟の中、治療中に暴れないように台ごと巻き付けるように鎖で拘束されているルフィ。彼は同意の上でイワンコフの能力で“免疫力”を過剰に引き出し“猛毒”と戦える体に改造してもらった。
無論、何の代償もなしでマゼランの毒を解毒できるはずもなく、寿命10年と引き換えに繰り返される肉体の「再生」と「破壊」から生じる耐え難い激痛に苛まれている。
その光景を扉の窓からそっと覗き込んだボン・クレー。そのあまりの凄惨な光景にイワンコフにやめるよう嘆願するも「奇跡を舐めるな!!」と殴られ逆に説き伏せられてしまう。治療の中断を諦めた彼はルフィの力に少しでもなれれば……と、扉の外から声援を送り始める。最初はボン・クレーのみだったが、彼に感化されたのか次第に人が増えていき、最後にはニューカマーランド全員でルフィにエールを送ることとなった。
【地下6階「LEVEL-6」“無間地獄”】
目覚めたボン・クレーがニューカマーランドの住人と一緒にルフィにエールを送っている最中、ルーミアとバージェスの二人は最下層の地下6階へと移動、エースが囚われている牢獄の前に再びやって来た。
そしてルフィがインペルダウンにやって来たこと、マゼランと交戦して毒にやられたこと、そのため上の階で治療を受けていることを告げるとエースは深刻そうな表情で言う。
「──ルフィに会わせてくれ……」
エースの頼みにルーミアは二つ返事で了承し、エースを拘束している鎖をバージェスの能力で分断、ついでにエースと同じ牢獄に入れられていたジンベエも解放した。
また、牢獄から解放された二人を見て同じエリアに入れられている囚人たちが自分たちもここから出せ、さもなくばお前たちの存在を密告する、と騒ぎ立てる始末。
そんなぎゃーぎゃー喚く囚人たちにルーミアは
これにはエースとジンベエは苦い顔をしたが、一刻も早くルフィに会い、その後マリンフォードにやって来るであろう白ひげと面会して戦争の回避、もしくは早期決着を望む二人は渋々黙認することにした。
最悪、戦争終結後、脱獄した後の囚人たちがあまりにも目に余るような事件を起こすならば、自分たちで捕まえて海軍関係の施設にでも放り込めばいいと、二人は考えた。
着々と脱獄の準備をしている彼ら。そこへ声をかける者がいた。インペルダウンの看守長であったが監獄内で囚人たちを虐殺する態度を問題視したマゼランの手によって収監された「雨のシリュウ」その人である。
「……“LEVEL-6”──
“LEVEL-6”の牢獄に入れられているとはいえ「看守長」の肩書きを持っているシリュウにエースとジンベエは不信感を抱き、牢から出すことに反対するが、ルーミアはシリュウを牢から解き放った。何しろシリュウが一人に対してこちらは四人、悪魔の実の能力者が三人おり、そのうち二人が
「……まずはそうだな、囚人どもは全員、牢屋に入っておけ。今、出てもマゼランのやろうにバレる上に封鎖されるだけだ。ここに来るどころか、警戒して“LEVEL-1”、それも出入口のとこで待ち構えるだろうよ。やつがリフトに乗って動いている時に脱獄してリフトを破壊しろ。それまでは牢に入っておけ、電伝虫に見られる前にな、それに医者でもないやつが“麦わら”のとこへ行ったところで何かできるわけじゃないだろ?」
シリュウは解放された「エース」と「ジンベエ」に向かってそんなことを宣うと、自身は壁を背にして眠りに入った。
それから、おおよそ10時間が経過。エースを護送するための海軍の軍艦が到着し、同じ頃、ルフィの解毒が終了し回復、さらにルフィが革命軍の総司令官「ドラゴン」の息子だということがイワンコフに知られ、イワンコフを始めとしたニューカマーランドの住人全員が脱獄に全面的に協力することを誓う。
そして“LEVEL-6”に行ったきり戻ってこないルーミアとバージェスを心配したルフィが下層へと向かうもイワンコフとイナズマに止められる。電伝虫から送られてくる映像から“LEVEL-6”で異変が起こったのを察知したのだ。
エースを海軍に引き渡すためにリフトで“LEVEL-6”へと降りていったマゼランたち看守。そのリフトが動くのを確認したルーミアは“LEVEL-6”のエリアの床全体に“闇”を広げて囚人たちを急いで回収、次いでエースがリフトを乗り降りに使われる太い鎖と綱を燃やして切断、さらに降りてくるリフトの床に向かって真下から火球を放って破壊、リフトを使用不能にしつつマゼランたちを攻撃した。
その後、急いで階段で上の階へと上りつつ、マゼランたちが後を追って上がってこられないように両脇の壁を破壊、瓦礫で通れないようにルーミアたちは工作した。
そしてルーミアたちはエースを連れて“ニューカマーランド”に帰還、イワンコフたちと合流。
そこでルフィはエースと再会を果たした。
( ´・ω・)にゃもし。
■朝6時45分にできた。
└ギリギリだわ。
└おやすみ。