TV版恋姫†無双OVA…転生者と原作のクロス   作:ヒーロー好き

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今年最後の投稿です

では、どうぞ


群雄、学園祭の準備をするのこと(後編)

「いったい何が入っているんだ?」

 

「結構、重かったぞ」

 

運ばれてきた4つの段ボール教室の中にいれた一同

 

「開けてみますね」

 

「ちょっとドキドキするのだ」

 

朱里はガムテープを剥がし、蓋を開ける

 

「「「「あっ!!!」」」」

 

箱の中には、南蛮衣装を身に付けた少女がいた

 

「こ、これって」

 

「にゃんばん族の」

 

「シャムさんじゃにゃいですか!?」

 

「じゃあ!あの箱の中身はもしかして」

 

箱の中身は、にゃんばん島で出会った孟獲達だった

 

「(なんとなく予想はついていたけど、いったいなんのようだろう?)」

 

勇作がそんなことを考えていると

 

「勇作!」

 

声がしたほう視線を向けると、翼がいた

 

「どうしたの?」

 

「学園長が呼んでいるよ」

 

「嘘!わかった!じゃあね」

 

そういうとその場を後にする勇作であった

 

 

「えっ!水鏡先生からのお手紙?」

 

箱から出た孟獲は、愛紗の膝の上に乗りながら手紙を見せた

 

「そうにゃ!大事なお手紙って言ってたから、み~達がじきじきに届けに来たのにゃ」

 

そう言いながら手紙を渡す

 

「はあ…それでわざわざにゃんばん島から小包で……それはご苦労様でした」

 

「うむ」

 

「水鏡先生はお元気か?」

 

「毎日、研究で飛ぼ回っているにゃ!」

 

朱里は手紙を広げて読む

 

「何て書いてあるのだ?」

 

「雛里ちゃんが来るんです!」

 

明るい表情になる朱里

 

「雛里ちゃん?」

 

「ほお…お雛里ちゃんというと」

 

「知っているのか?」

 

「陰嚢を遠回した表現だ」

 

星の言葉に翠と愛紗は顔を赤くする

 

「それはお稲荷さんだ」

 

「雛里ちゃんは水鏡塾で一緒だった私の一番のお友達なんです!」

 

朱里は皆に説明する

 

「雛里ちゃんは水鏡先生と暮らしてたんですけど、先生が研究のため長期滞在することになって、それでずっと一人にしておくのは心配だからって寮がある聖フランチェスカ学園に転校してくることになったんです」

 

「へえ~」

 

「あと雛里ちゃん…下見を兼ねて明日の学園祭に来るから案内してほしいって」

 

「そうか……しかし朱里の親友ともなれば、きっと相当の才の持ち主なのだろうな」

 

「うむ…さぞやいい子であろう。今から会うのが楽しみだな」

 

「へん!朱里の友達ならきっと同じようなドジっ子に違いないのだ!鈴々の方がいい子に決まっているのだ!」

 

むっとした表情をしながらそう言う鈴々

 

「こら鈴々!なんてことを言うのだ!」

 

「ふん!」

 

「あれあれ?もしかして鈴々ちゃんヤキモチ?」

 

「あっ!違うのだ!図星だけど絶対違うのだ!」

 

顔を赤くしながら必死に否定をするのであった

 

「早く会いたいな…雛里ちゃん」

 

手紙を見ながら楽しみにする朱里であった

 

「それより、桃香」

 

「どうしました?大王様」

 

「頼まれた物を持ってきたにゃ」

 

「えっ!本当ですか!」

 

そう言って小さい袋を渡す

 

「姉上…それは何ですか?」

 

「……」

 

桃香は孟獲から渡された袋の中身を見た後、真剣な表情になる

 

「皆、話したいことがあるの」

 

「何だ?」

 

「お姉ちゃんがいつになく真剣なのだ」

 

「私は真剣だよ!勇作さんにも関係のあることだから」

 

そういいながら何かを話し始めるのであった

 

 

 

 

 

別の場所では

 

「えぇ!足ふみジュースバー?」

 

華琳達の組ではドリンクバーの出し物をするのだが、風紀委員の稟が審査をしていた

 

「華琳様が愛らしい衣装に身を包み、そのおみ足で果汁を踏んで絞った汁をジュースとして提供するのよ」

 

風紀委員に出し物を説明をする桂花

 

「さらに追加料金を払えば…果汁にまみれた華琳様のおみ足を舐められるサービス付き」

 

「もちろん一部を除いた女性限定サービスよ」

 

「足を舐める……」

 

稟は想像したのか少しニヤける

 

「いけません!そんなわいせつな催し…風紀委員としては許可できません!」

 

許可しない姿勢を取るが

 

「あら!何がわいせつですの!?」

 

「何がって」

 

桂花が反論する

 

「そもそも確たる基準もなしに、風紀委員という組織の一員に過ぎないあなたの個人的な感覚によってわいせつか否かを決め。活動を規制しようとするなど言語道断!許されることではありませんわ!!」

 

「それは確かにそうですけど…」

 

「桂花…それくらいしておきなさい」

 

椅子に座っている華琳は右足の靴下を脱ぐ

 

「わいせつかどうか…まずは試してみてから判断するのが筋ではなくて」

 

そういうと素足になった右足を前に出す華琳

 

「はあ…えっ!わ、私が足を……ブバッ!!」

 

稟は鼻血を噴き出し倒れるのであった

 

「あら……それより翼、そこにいるんでしょう」

 

華琳がそういうと

 

「ちょっとやりすぎじゃないの?」

 

翼が教室に入ってきた

 

「これくらいがちょうどいいのよ」

 

「そっちじゃなくて出し物の方を言っているんだよ」

 

「貴方も反対なの」

 

「そうじゃないけど…俺には刺激が強すぎるよ。しかも女性限定とはいえ」

 

「あら聞いていなかったのかしら」

 

「?」

 

「一部を除いたって言ったのよ。翼…あなたには無料でいくらでも飲ませてあげるから」

 

「えっ!いや何言って」

 

「それとも口移しで飲ませてあげましょうか…気分が高まったらその先も…」

 

「華琳様ずるいです!私だって翼と…」

 

「ふにゅ~」

 

稟と同様に顔を赤くしながら倒れる翼であった

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっとこれ短かすぎない」

 

蓮華達も学園祭で使う服(原作で思春が着ている)を着ていた

 

「何を言っているんですか!孫権様の美しいおみ足を生かすには、これぐたい大胆に見せた方がいいです」

 

蓮華は恥ずかしそうにもじもじする

 

「そ…そうかしら」

 

「それに皆で同じ装束を着てバンド演奏をしてこそ…結束も固まるもの」

 

「って言っている割には、陸遜の姿が見えないんだけど」

 

小蓮がそう言うと

 

「ああ…陸遜様ならあちらの準備室に」

 

亞莎は準備室を指指す

 

「学園祭は掛け持ちの文芸部で本を出すから執筆に専念すると」

 

陸遜はパソコンを使って準備していた

 

「おう!バンドの衣装合わせ進んでおるようじゃな」

 

元気よく祭が教室に入ってきた

 

「周瑜よ…年甲斐もなくと言いたい所じゃが、ちょいと無理のあるいつもの制服よりは大分によっておるな」

 

「そういう黄蓋殿こそ、もう制服は無理ではございませんか?」

 

やたら長いスカートを見た周瑜が言う

 

「やむを得ない。先代様よりお主らを見守ってくれと頼まれたのじゃ……勝手に卒業するわけにはいかんじゃろう」

 

「それはともかく…ちとスカート長すぎねーか」

 

「わしらの頃はこれがなうかったんじゃ……っ!!」

 

後ろを振り向くと

 

「いつの間に」

 

「これは風紀委員の程昱殿…一体何用で」

 

そこには風紀委員の風がいた

 

「一方こちらはいささか短すぎるようなのです。あまりうるさいことは言いたくないのですが…ちょっと動いただけで白いものがチラチラするのは風紀上いかがなものかと」

 

風がそういうと

 

「何を言う!純白の締め込みは我らの結束の証!見えて困ることなぞあろうはずがない!」

 

そう言ってフンドジを見せる思春

 

「そもそも私はこれをたわってから気高き誇りと共に、肌に離さず穿き続けているのだぞ!それを侮辱することは許さん!」

 

力説する思春を他所に蓮華と小蓮と冥琳は顔を赤くする

 

「いや…洗濯しろよ」

 

ツッコミを入れる宝慧

 

「何はともあれ…このままでは風紀委員として見過ごしにできないのです!」

 

「そんな!今更、別の衣装なんて用意できないわよ」

 

「困ったわね」

 

蓮華がどうしようと悩んでいると

 

「孫権様…ここは私にお任せを」

 

明命に何か策があるようだ

 

「程昱殿」

 

「ん?」

 

「猫心あればモフ心ありと申します。もしよろしければあちらにもてなしのご用意が」

 

小声で話しかけながらある場所に向かう

 

「さあ、どうぞ」

 

「おお!これは……」

 

そこには段ボールに入った白い猫は寝ていた

 

「お気に召していただけましたか…衣装の件を見逃しいただけるのなら、ご存分にモフリ頂いても…」

 

目を輝けせる風

 

「おめえもなかなか悪じゃあねえか…」

 

「いえいえ風紀委員様こそ」

 

「(時代劇以外でこんなのを見ることになるとは)」

 

「あら一刀。いつからいたの?」

 

「さっき来たばかりだよ」

 

「それより一刀…どう?」

 

小蓮が聞いてくる

 

「すごく似合っているよ」

 

「ありがとう」

 

「一刀…私は?」

 

「蓮華もすごく似合っているよ」

 

「バンド楽しみにしてね。特等席用意しているから」

 

「わかった」

 

そんなこんなで学園祭に向けて準備を進めていくのであった

 




今年もありがとうございました

来年もよろしくお願いします
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