TV版恋姫†無双OVA…転生者と原作のクロス 作:ヒーロー好き
勇作が雛里と別れた。同じころ
「朱里……そろそろ迎えの時間だが、後の料理はどうする?何なら私が……」
迎えの時間が近くなり、声を掛ける愛紗
「大丈夫です……策は打ってあります」
朱里がそういうと
「孔明さん!!」
扉が開かれ、やってきたのは
「助っ人に来ました」
流琉だった
「なるほど…これ以上ない助っ人だな」
「ありがとうございます!典韋さん……2時間ぐらいで戻ってきますから…お願いしますね」
「はい!任せてください!」
朱里はエプロンを脱いで、教室から出て行った
「あれ?流琉…何やっているの?」
朱里が出た後、翼が教室の中を覗いた
「あれ?兄さま…野外ステージにいるはずじゃ」
「出番までまだ時間あるから、早めに昼食を取ろうと来たんだけど」
「そうなんですか…なら今から作りますから…座ってください」
「…わかった。メニュー見せて」
「はい」
いつも以上張り切って調理する流琉であった
「……王子様」
校門前では、雛里が勇作のことを思い出しながら待っていた
「……」
そこへ朱里がやってきた
「……あっ!雛里ちゃん!」
「あっ!朱里ちゃん」
お互いに再会を喜びながら手を握った
「久しぶり!元気にしてた?」
「うん!朱里ちゃんは?」
「もちろん元気だよ!」
そして二人は手を繋いで校内に入っていく
「雛里ちゃん…まずはどこに行こっか?」
「どこでもいいよ。……朱里ちゃんの好きな所で」
同じ頃、野外ステージでは
「サンキュー!ありがとう!!」
蓮華達のバンドの演奏により会場は盛り上がっていた
「(このバンドが終わったら、絶対一刀とデートするんだから)」
小蓮が心の中で……いや
「「「「「「「………」」」」」」
蓮華達全員が心の中で思う
「皆、ノリノリだね!それじゃあもう一曲行くね!」
その一刀はというと
「……久しぶりだな…お化け屋敷……けど翼はここにいるのか」
翼を探しにお化け屋敷に来ていた
「……ん?」
泣き声が聞こえ、一刀はその方に歩いていく。そこには井戸があり中を覗くと
「ううぅ…やっぱり華琳様のお手伝いがしたかったよ」
お化けの衣装をを着た春蘭と秋蘭がいた。
「姉上…仕方なかろう。虫に刺された瞼をそうまで腫らしてしまっては、ジュースバーのウェイトレスは務まるまい」
「けど、せっかくの学園祭なのに…」
顔を下に向ける春蘭
「確かにそうだが…お化け屋敷で絶叫させて、喉を嗄らした客に、ジュースを買わせるこの策を成功に導くには、今の姉上の無残な顔はむしろ好都合」
肩に手を置きながら姉は励ます秋蘭
「策が成った暁には、きっと華琳様より軍功第一とお褒めの言葉があろう」
「そうかな」
顔を上げる春蘭
「ひぃっ!!」
「本当にそうかな!!」
顔を近づける春蘭
「……大変だな」
一刀はその様子を見ていると
「一刀…何やっているの?」
後ろから翼の声が聞こえた
「何って翼を探……し……に……」
後ろ振り向くとそこには
「…どうしたの?」
化け物(アナザーゴースト)がいた
「「わあぁぁぁぁぁ!!(ぎゃあぁぁぁぁぁ!!)」」
一刀と秋蘭は悲鳴を上げるのであった
「(昼食食べ過ぎて、運動がてら華琳達の様子を見に行こうしたけど、この格好はまずかったかな。けど次のステージショーじゃあ、これを使うし)」
悲鳴を他所にそんなことを考える翼であった
「パトロールも大変だな……ん?」
パトロール中の勇作はある物を見つけた
「ったく星の奴!ちょっとトイレって言っていつまで掛かってんだよ」
それはメンマ研究会発表場だった。そこでは翠が遅い星にぶちぶち文句を言っていた
その星はというと
「選手!入場!」
体育館にいた。華蝶仮面になって
「さあ、ついに始まります。華蝶自演乙仮面VSBJ魏延!」
中央にはボクシングリングがあり、華蝶仮面と魏延はリングに上がり、ボディーチェックを受けていた
「どっちが勝つのか非常に興味があります!この野球拳対決!!」
「えっ野球拳?」
野球拳を聞き、驚く焔耶
「そんなの聞いていませんよ。桔梗様」
「だって言ってないもん」
「それじゃあ。これに勝ったら勇作とのデートというのも」
「ない!」
「さあ、試合開始です」
場所は戻り、メンマ研究会発表場
「(くそ!ウーロン茶がぶがぶ飲むんじゃなかった……うぅ~まじでやばいぞこれ!けど売り物もあるし…ここを離れるわけには…)」
漏れそうなるが、翠はウーロン茶の空ボトルを見つける
「(そうだ!誰もいない…今なら……)」
ウーロン茶のボトルを掴もうとした時
「……翠」
「うぉ!」
勇作に声を掛けられ驚く翠
「(危ねぇ!?漏らす所だった)」
「そんなに驚かなくても……」
「急に声を掛ければ誰だって驚くに決まっているだろう!!」
「…ごめん……そういえば星は?」
「トイレに行くって言ってまだ戻ってこないんだよ」
「そうなんだ」
「ごめん!星を探してくるから店番頼む!!」
「えっ!?ちょっと翠!」
「(もう我慢できないんだ!すまない!)」
そう思いながらトイレに向かう翠であった
「はあ…しょうがないな」
勇作は椅子に座り、店番をする
「(見聞色を使えば、場所はわかるんだけど…こんなに人がいる場所では使いたくないな……そういえばあの子、友達に会えたかな)」
その雛里はというと
「はわわ~!? 」
「あわわ~!? 」
朱里と一緒に文芸部の発表会場にいた
「これは韓信のーーー攻めに!」
「項羽のーーー受け!」
そこで穏の本屋にて艶本を見ていた
「ーーーのーーー受けもありますよ」
「それってまさしくーーーの会じゃないですか!!」
「は~い……お二人とも通ですね」
「いや~~」
「それほどでも……」
二人は学園祭を楽しんでいるのであった