TV版恋姫†無双OVA…転生者と原作のクロス 作:ヒーロー好き
後書きに真・恋姫†無双~外史の運命を破壊する者~の主人公、紅翼のこの話においての詳細を書きます
では、どうぞ
翌日
昨日と同じ様に孔明は愛紗達と一緒にお昼を食べていた
「ええっ、私がみなさんと一緒に生徒会長戦に!?」
孔明は肉まんをゴクリと喉を通す
「うむ…聞けば、孔明殿は人材育成で定評のある水鏡先生の塾で、将来を大いに嘱望された天下の奇才とか…是非軍師として我らを助けてもらいたい」
「武将はあたしと趙雲がやるからさ」
「期待してるぞ、孔明殿」
「あ、あの、でも、それだと張飛さんは?」
「ふんっ!あんな聞き分けのない虎娘。どうなろうと知ったことか」
「実はあの後寮に帰ってから一悶着やらかしてな…」
「せ、星、余計な事は言うな!」
「出場辞退ってのも格好悪いしさ、引き受けてくれよ」
愛紗、星、翠は三人揃って正座し、右手をグーにし、左手で包む様に合掌する
「「「頼む!」」」
一顧
「え?」
「「「この通りだ!!」」」
二顧
「でも…」
「「「我らの軍師になってくれ!!!」」」
三顧
「はわわ……ん?」
弱々しく呟くと、呂布がやってきた。孔明の手にある肉まんを見つめる
「肉まん…美味しそう……」
「あの、よかったらどうぞ…」
孔明は肉まんを手渡す
「セキトにも…」
少女は渡された肉まんを半分にちぎって、子犬にあげる。子犬は肉まんにかぶりつき、少女も両手でもぐもぐと頬張り、ツンと立った二本の触角みたいな毛がピコピコと動いている
「ば、馬刺しサンドも食わないか…?」
「こ、こっさりラーメンサンドも、上手いぞ~…?」
「め、メンマなぞどうだ?」
どこか愛らしい仕草にキュンとする愛紗達
「なんだか…」
「訳が分からぬが…」
「小動物が食べてる様で…」
「和むな〜…」
はわわ~~~ん
その場は穏やかな雰囲気に包まれた。するとその時
カシャ
カメラのシャッターのする音がした。皆が視線を向けると
「うん…良く撮れているな」
仮面ライダーディケイドのお面を付けた一人の男子がいた。勇作と同じでこの学園の制服を着ている
「お主は!」
「紅 翼!!」
「どうも」
「えっ!」
「な、何でここに居るんだよ」
「何でって俺もこの学園の生徒だよ」
「それはそうだが」
「あの…この人は?」
孔明は愛紗に聞く
「こいつは、紅 翼(くれない つばさ)。高杉殿と同じでこの学園の生徒だ」
「そうなんですか……それでその仮面は?」
「ああ、それは…」
「それより、なぜお主がここに?」
「たしかスタントマンのアルバイトに行っていたはずでしばらくは…」
「そうなんだけど…学園長に呼ばれてね……僕と勇作が必要になるから必ず来いっと言われちゃって」
「そうなのですか?」
「うん…断ると嫌な予感がして…」
「そうか」
「じゃあ、僕はこれで行くけど…頑張ってね」
「所でなんで仮面を?」
「これがないと翼は女子とまともに会話できないんだ」
「会話が出来ない(それって)」
孔明は女性恐怖症のことを思い出す
「言っておくけど、翼殿は女子恐怖症ではないぞ」
「どういうことですか?」
「こういうことだよ」
そういうと星は翼がかぶっている仮面を外した
「ちょっ!」
「どうしました?」
「あ…いや…あ」
「おや…おかしいですね…何ならここで」
そう言いながらスカートを上げる
「ちょっと!!勘弁してよ!!」
翼は顔を真っ赤にし、仮面を奪い返してこの場をものすごい勢いで去った
「これはいったい?」
「実はな、翼殿は女子に対しての免疫がかなり低いのだ」
「低い?」
「うむ、女子とほとんど会話できない。女子の下着姿を見ただけで顔を真っ赤にするなど多々あるのだ…決して女子恐怖症ではないのだ」
「そうだよな…あれで女子恐怖症ではないと言っても誰も信じてくれないしな」
「はあ」
「それを知っているのは一部の女子だし」
「それでも、あの仮面をかぶってれば女子と会話が出来り、女子の下着姿を見てもあんなに過敏に反応しないのだがな」
「そうだな」
「仮面を外すことができるのはいつの事やら」
そんな会話をしながら過ごす愛紗達であった
放課後。ある場所
「ウチに刃向うなんざ1800年早いんや!一昨日きい!」
張遼が不良3人をやっつけた
「はあ…あんな奴らより翼と一緒に過ごしたいわ……ん?」
階段を上っていると何かに気付く
「ん?」
上にある人が立っていた
ある飲食店。一つの席に謎の女性と食事をしている許緒がいた
「えっ!ボクが生徒会長戦に!!」
そして夜、学校の校門前
「諸君!来たるべき生徒会長戦に向けて我が公孫賛軍は憂の人材を求めている」
公孫賛が募集をしていた
「知力、武力とうの数値には一切かかわらない。やる気重視の初心者歓迎!我を思わんと者はぜひ我が旗の元へ!今なら申込み用紙に名前を書くだけで白ブルマ将軍と名高い!」
携帯を取り出し
「この公孫賛の携帯待ち受け画面をプレゼント!!」
「もう誰も残ってないよ。アンタも帰ったら」
校門前を掃除していたおばさんがいう
「へっ!はあ…誰も聞いてくれなかった。やっぱり私って影薄いのかな」
ガックリと肩を落としていると
「あ!いらっしゃい!!」
マスクを被った女性がやってきた
「ん?」
そして、生徒会長戦の日がやって来た
「さぁ!晴れ渡る空の下!聖フランチェスカ学園生徒会長戦の日がやって参りました!」
司会の陳琳の声がマイクを通して空に届く
「気合いを入れていくぞ!」
「関羽」
横から声がした。そこには曹操の面々がいた
「良い軍師を見つけた様ね」
「え?」
「曹操殿」
「水鏡塾の伏龍を引き入れるなんて、流石ね」
「へぇ~…」
「天下の奇才とは聞いていたが…」
「お主があの伏龍とは…」
孔明は恥ずかしそうに下を向いた
「でも、私は負けないわよ。関羽、あなたのしっとり艶々を手に入れるためにね!」
「えっ!?」
「華琳様ったら~…」
「私達というものがありながら~…」
「まあまあ、姉者」
「これより開会式が始まります!尚、今回は解説に養護教諭の黄忠先生をお招きしています」
「よろしくお願いします」
司会の陳琳の隣に黄忠が座る
「そして特別ゲストとしてこの学園の数少ない男子生徒の代表として高杉勇作さんと紅 翼さんをお呼びしています」
「どうも」
「よろしく」
二人も席に座る
「まずは全選手、入場!」
高らかに鳴り響く銅鑼の音と共に、群雄が行進する。それぞれのチームには、誘導として先頭に、プラカードを持ったメイドが歩いている。司会の陳琳は各チームの紹介を行う
「学年の美少女は全て私の物!ガチ百合クイーン!曹操」
「バランスのとれた戦力に鉄の忠誠心。今回の優勝候補筆頭でしょう」
「暴虐不断!悪逆非道!死の天使!董卓」
「華雄に呂布と戦力は揃っているのですが、全体の統率がとれていないのがネックでしょうか」
「姉上の意志は私が継ぐ!よく分からないが額のマークは伊達じゃあない!孫権」
「軍師にエースの周瑜を外して、控えの陸遜を出してきたのが注目ですね。後、本当に何なんでしょう?あのマーク」
「もう影が薄いとは言わせない!白ブルマ将軍!公孫賛推参」
「一匹狼を集めた急造チームですが、ゼブラ軍師と名乗る謎の人物が気になりますね」
「しっとり艶々なのは髪だけじゃあない!全ての攻め、受けて立つ!関羽」
「新加入の軍師、孔明がどこまでやってくれるか楽しみです」
「三馬鹿から四馬鹿へ!新たに張飛を配下に収め、意気軒昂な袁紹」
司会の紹介に、驚きの表情を見せる愛紗達
「無謀にも知力三十四の顔良を軍師として、関羽軍を離脱した張飛を武将に迎えたのですが、果たしてそれが吉と出るかどうか…」
鈴々は、ニヤ〜っと挑発するような笑みを愛紗に見せた。愛紗は眉に皺を寄せる
「それでは、開幕に際して学園長からのお言葉です!」
選手全員が並び終えると、スーツを着た強面の一人の男性がマイクの前に出る。色黒の禿げ頭で、両耳の上に三つ編みされた髪が生えている
「えぇ〜ウォッホン!儂が、この聖フランチェスカ学園の学園長…」
一瞬、力んだと思いきや、服がビリビリと破け、筋肉隆々の肉体が露になった
「貂蝉よ〜ん!うっふぅ〜ん!」
途端に全校生徒がずっこけた。
「みんな~!生徒会長戦がんばってねぇ〜ん!ムチュッ!」
「あはは」
「何をやっているですか」
翼は苦笑いをし、勇作は頭を抱える
「え〜、学園長のありがた〜いお言葉を貰って、さぁ、開幕!……の前に」
「ん?」
「ここで高杉さんと紅さんにも一言言ってもらいましょう」
「「ええっ!!」」
突然のことに二人は驚く
「ちょっと何言ってんだよ」
「そうだ」
「学園長どうでしょう」
「……いいわよ!」
「「おい!!」」
「では、どうぞ」
そういうが二人は上がろうとしない
「上がらないなら学園長の熱いキ」
何かを言う前に二人はステージに上がった
「………」
最初は翼
「………………がんばれ」
「(それだけ?)」
全生徒が思った
「ほかには」
「これ以上は無理です!!」
「はあ…では、高杉さん」
「………悔いのないように頑張ってください」
「では……改めまして…………開幕です!!」
紅 翼の詳細
名前:紅 翼 くれないつばさ
年齢:18歳
身長:179cm
体重:74㎏
容姿:髪は黒と目は赤色で世間からいうとイケメンの容姿
性格と経歴マイペースで穏やか。世間では珍しい若干の純情。大の特撮ヒーロー(特に仮面ライダー)好きでオタク
両親に過保護すぎるほど愛され、一種の箱入り娘ならぬ箱入り息子であった。そのため人との交流が少なく、退屈な日々を過ごしていた。だがテレビで仮面ライダーの放送を見た時、彼の行動が変わる。パソコンでヒーローショウがある日を調べて必ず行くようにしたり、何時間も並んでそれに関連するおもちゃを買ったりした。そんなことをしていたためか、彼は周りから引くほどのヒーローオタクになった。だが彼にも苦手ことがある。女子との交流である。男性との交流は問題ないが、若干の純情である上に女性に対しての免疫が低かった彼にとって交流するのも大変だった。そのせいで周りから極度の女子恐怖症と思われている。(実際はそうではないのに)だが仮面ライダーディケイドの仮面もといお面を被るとそれが嘘のように普通に女子に交流することができる。そして彼が高校の進路を決める時に筋肉ダ…もとい漢女の貂蝉が訪問して来て、聖フランチェスカ学園から推薦された。両親は反対したが次の日には許可が下りた。理由を聞いたが両親は話なさなかった。何があったのか。こうして翼も学園の生徒の中から嫁さんを探せという条件付きではあったが編入することになった。両親の仕送りもあったが、迷惑をかけないために自分でバイトをした。ヒーローオタクとしての知識を生かしたバイト、バカ高い身体能力をいかしたスタントマンのバイトなどをし、何とか初めての一人暮らしに慣れていった。そしてある事件が起きる。
バイトで得たお金でカメラを買い終わった後の帰り道、二人の女子生徒が不良に襲われていたのだ。翼はヒーロー番組で見て覚えた技とバカ高い身体能力で利用しこれを撃退することに成功。その救った二人の女子生徒が曹操と荀彧であった。これが原因か二人は翼に惚れてしまった。そのため時々、曹操の面々、さらに同じく翼に惚れた張遼と許緒も交流するようになった。そのおかげで女子に対しての免疫は初めの頃よりはついたが、いまだ仮面をつけないと交流することに変わりないのであった