TV版恋姫†無双OVA…転生者と原作のクロス   作:ヒーロー好き

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真・恋姫†無双OVAです

では、どうぞ


真・恋姫†無双OVA
群雄、南の島にいくのこと


青い空、眩しい太陽の光。さざ波の音とカモメの鳴き声が耳に入ってくる

 

「ふぅ……南の島バカンス…か」

 

快晴の下、白いビーチウェアに腰かける紫苑

 

「おかあさ~ん、お腹空いた~」

 

浮き輪を持ちながら、璃々は小さなプールから上がる

 

「えっ!それじゃあ、そうめんでも茹でましょうか」

 

「うん!」

 

紫苑はさざ波の音とカモメの鳴き声がするカセットを止める

 

「私も行きたかったな…南の島」

 

紫苑と璃々の二人は、南国の島ではなく、家の広い庭にいるのであった

 

 

 

 

 

「ほえ~でっかい船だな」

 

「本当だな……」

 

聖フランチェスカ学園は今、夏休みの真っ最中だが、生徒会長である麗羽が、自らが所有している南のリゾート地へと招待したのだ

 

「それにしてもよく招待したな」

 

一刀と勇作は港で豪華客船を見ながら会話をしていた

 

「どうせ…人気取りのだと思うけど…」

 

招待を受けた生徒達は、バスで出発し、豪華客船によって南の島へと向おうとしていた

 

「おい、勇作大丈夫?」

 

「なんとかね」

 

「相変わらず夏の季節は苦手なんだね」

 

「ああ、熱中症で倒れないように気を付けるよ」

 

「それがいいよ」

 

「それにしても、翼もくればよかったのに」

 

「しょうがないよ。スタントの仕事なんだから」

 

「断ればいいのに」

 

「無理だと思うよ。特撮映画の撮影のスタントだって張り切ってたし」

 

「たしかに」

 

そんなことしていると船の汽笛がなる

 

「やべっ!」

 

「出発する」

 

二人は乗船するのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

そして夜になり、招待された生徒は船内で用意されたディナーを味わっていた

 

「皆さん!この度はわたくしの招きに応じてくださりありがとうございます」

 

豪華な衣装を着た袁紹がスピーチをしていた

 

「我が袁家カンパニーが誇る一大リゾート土地、ニャンバン島ではお金は一切いりません!すべては生徒会長である私がすべて奢って差し上げますわ!島に着くまでの間、ゆっくりとつくろいでくださいね」

 

文醜と顔良が拍手と歓喜の看板を上げるが

 

「……」

 

聞く耳を持つ者は当然の如くいないのであった

 

「あの袁紹が生徒会長選で争った我らをバカンスに招くとはな…何か裏がなければいいが」

 

秋蘭は振り返り

 

「なあ姉者…どう思う」

 

「ん?んんっ!」

 

声を掛けられた春蘭は食べ物を喉に詰まりそうになるが、事なきを得た

 

「秋蘭…そう難しく考えることはなくてよ」

 

華琳が心配ないと声を掛ける

 

「相手は他ならぬ袁紹…深い策などありはしないはず。見え透いた人気取りにすぎませんわ」

 

桂花もそう言う

 

「そういうこと…だからせいぜい楽しませてもらいましょう」

 

「わかりました」

 

「でも…翼が一緒じゃないのが少し残念なところね」

 

「はい」

 

「まったく!あいつは仕事を優先するとは」

 

「そういうな、姉者」

 

「しかし」

 

「さあ、楽しみましょう」

 

そういうが、華琳達はどこかさみしい表情するのであった

 

 

 

 

 

 

 

「へックシュン!!」

 

そして翼は撮影が行われている場所で夕食を食べていた

 

「(だれか俺の噂でもしているのかな)」

 

「どうしました?」

 

「なんでもないよ」

 

「そうですか?」

 

「(まあ、伝わってればすぐ会えるだろうし)」

 

そう思いながら夕食を食べるのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

場所は船内に戻り

 

「んん~うめ~」

 

「ほんとうにおいしいのだ」

 

鈴々と翠は、バイキング形式の豪華料理を大盛りにのせ、一気に平らげていく

 

「こら鈴々…そんなにがっついてはしたないぞ」

 

愛紗は注意するが

 

「けど、そういう愛紗もお料理てんこ盛りなのだ」

 

愛紗も山盛りに料理を取っていた

 

「いや…これは」

 

「人の事言えないじゃん」

 

勇作がそういうと鈴々達は笑った

 

「あら…趙雲さん」

 

朱里は星が滝の様に流れるチョコレートフォンデュに、串で刺したメンマを入れ、そのチョコメンマをパクリと口にした様子を目にした

 

「はあああ~」

 

天に昇った様な、恍惚の表情を浮かべてる星

 

「み、見なかったことにしよう」

 

ドン引きする朱里であった

 

 

 

 

 

「汚れた皿、持ってきたよ」

 

季衣が船内のキッチンに入ってきた

 

「あと、ローストビーフの追加お願い」

 

「は~い」

 

中にいた典韋が返事をする

 

「ごめんね季衣。本当はお客さんなのに私のアルバイト手伝わせちゃって」

 

「何言ってんだよ!僕と流琉の仲じゃんか!臭いことは言いっこなし……ね」

 

「うん!!所で」

 

「ん?」

 

「兄さまはやっぱり」

 

「うん…仕事でここには」

 

「そうなんだ」

 

「元気出してよ。一生会えないわけじゃないんだから」

 

「そうだけど、兄さまに会えると思って楽しみにしてたのに」

 

「流琉……大丈夫」

 

「大丈夫だよ……ウフフフ」

 

そういって光の無い目をしながら空の中華鍋をかき混ぜる

 

「(仕事と言って別の女と会っていませんよね…兄さま…ウフフ、フフフフフフ)」

 

「(いつもの流琉じゃない!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「美羽様…美羽様」

 

ここは船の貯蔵庫にある人物がいた

 

「ここじゃ…七乃」

 

一人は袁紹の従妹の袁術、もう一人はその部下の張勲であった

 

「美羽様…食料調達してきました」

 

張勲が食料をもって戻ってきた

 

「うむ…ご苦労なのじゃ。さあ早く蜂蜜水をだしてたも」

 

貯蔵庫は暑いのか袁術の顔が少し赤い

 

「それが、ただの水しか見つからなくて」

 

「もう嫌じゃ!!いくら人目を避けるとはいえここは暑くてたまらん!!外に出るぞよ!」

 

外に出ようとするが

 

「ちょっと待ってください」

 

張勲がそれを止める

 

「バカンス気分で油断している袁紹様をギャフンを言わせるために…こっそり船に乗り込んだですから…明日、島に着くまで我慢してください」

 

「おっ!そうであったな」

 

怒りに震えながら袁術は

 

「童を差し置いて生徒会長になりおって…あ奴が不意を突かれて慌てふためく顔を思い浮かべると、今から笑いがこみ上げてくるわ。くくく」

 

すると袁術の顔がだんだん赤くなり

 

「ふにゅ~」

 

その場で倒れてしまった

 

「ああ…美羽様~お気を確かに」

 

そういって袁術の顔に水を搔ける張勲であった

 

 

 

 

 

 

そうしていると

 

「おい!誰かいるか?」

 

誰かが入ってきた

 

「この声は一刀さん」

 

「主様!」

 

一刀が入ってきた

 

「誰かいないの?」

 

「(美羽様…声を出さないでください)」

 

「(なぜなのじゃ!?)」

 

「(これも作戦の為です。押さえてください)」

 

「(しかし?)」

 

「おっかしいな…やっぱり気のせいだったのかな?」

 

「何が気のせいなの?」

 

一刀の後ろから蓮華が来た

 

「うおっ!って蓮華か」

 

「何驚いているの?」

 

「ごめん…実はここに誰かが入っていくのが見えてね。誰かなって思って探しに」

 

「そうなの?」

 

「うん…けど気のせいだったかも」

 

「そう」

 

「それより蓮華はどうしてここに?」

 

「実は一刀に大事な話があるの」

 

「大事な話?」

 

「うん…実は……」

 

話そうとした時

 

「な~に~し~て~い~る~の~~~~~~~~~……」

 

「うわっ!」

 

小蓮がやってきた

 

「こんなところでお姉ちゃんと何しようとしてたの…?」

 

「小蓮…どうしてここに?」

 

「一刀の甲斐性なし!シャオがいるのにお姉ちゃんとイチャイチャするつもりだったんでしょ~!」

 

「違う…俺はただ」

 

「たまっているんでしょ?今晩は正妻のシャオがたっぷり可愛がってあげるから」

 

「ぶほっ!?何を言って…」

 

「一刀!?いつから小蓮を正妻にしたの?」

 

「誤解だ!あれは小蓮が勝手に言っているだけで……」

 

「なんですってぇ~~……」

 

「あの~二人とも…」

 

「「黙ってて!!」」

 

「(何で!?)」

 

いつの間にか修羅場となり、二人は今にもつかみ合いの喧嘩に発展しそいな兆しになる

 

「「……」」

 

「(どうしよう…?)」

 

「こうなったら…いつもの奴で決着よっ!」

 

「受けて立つわ!」

 

「(明日、朝日拝めることできるかな)」

 

そう思いながら、二人連れられその場と後にする一刀であった

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