私は私の日常を守るだけ   作:yudaya89

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第11話「俺」

 

 

 

『俺』

 

 ここ最近前世?の記憶が少しだが戻った。戻ったといっても妻子の顔や名前を思い出したりなんてことはなく、ただ断片的に妻子がいて、家が有って、車に乗っていた・・・程度の事だ。勿論そのほかの記憶もある程度思い出した。勿論ガールズ&パンツァーに関しても今年、来年黒森峰は全国大会で敗北する。来年に関しては何故か西住みほ率いる高校に敗北する。程度は戻っている。しかし詳細に関しては不明のままだ。

 

 

 この世界にもアニメはあり、ネットにはそのアニメの2次創作がたくさんある。オリジナルストーリー、オリキャラ、逆行物、再構成・・・しかし何故皆揃って『何故皆で幸せになろうとする?』『何故主人公と仲良くする?』『何故悪い事例(出来事)を回避しようと走り回る?』

 

 何故自分の事だけを考えない?

 

 何故自分を犠牲にする?

 

 何故自分だけで解決しようとする?

 

 

 白いかわいい?生物のセリフを引用すると『わけがわからないよ』

 

 人間は本来自分の事が一番だ。そうだろ?苛められている人間を態々助ける物好き、仕事でミスした人間が怒られている場面で助ける物好き、リストラされる同僚の代わりに自分がリストラされるというバカな人間はドラマや漫画の中にしかいない。

 

 血の繋がっている人間にすら容赦しない人間が、なんで他人の為に頑張る?

 

 

 悪いが俺はそんな事はしない。自分が大事で大好きだからだ。自分で自分を傷つけるような真似はしない。

 

 

 

 

 

 相手が動けないのであれば、さらに動けなくなるまで追撃を加える。

 

 相手に傷があるなら、そこをトコトン狙い撃つ

 

 勝つためなら、平穏を守るなら、自分自信を守るなら

 

 他人なんてどうでもいい、極論死んでもいい。

 

 

 

 

 

 俺が一番

 

 

 

 俺が大事

 

 

 

 

 これが

 

 

 

 究極の

 

 

 

 

 自己中!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 全国大会が近付くにつれ、実戦を想定した訓練が多くなり、練習試合も組まれるようになった。今回の相手は聖グロリアーナ女学院。なんでも紅茶を飲みながら戦車に乗っているとのこと・・・最初聞いた時は???と思ったが、理由を聞いてすぐに納得した。確かに溢さないで戦いに勝利するという事は、かなり熟練した技が必要になってくる。しかし熟練の技が有っても使っている車両が残念であれば中々勝利するのは難しい。それか人間の技の性能に戦車が追い付いていないように感じられる。もしも彼女達の技を性能をしっかり受け止められる車両を配備した場合、聖グロリアーナ女学院は化けると俺は評価する。ナナの練習が終わった後に俺が情報収集を実施し、それをまとめる。まとめた資料をナナが練習などに活用する。その報酬として起床時は紅茶(アールグレイ)(ブランデー入)を飲み、情報収集終了後はコーヒーとし、就寝前にもう一度紅茶(アールグレイ)(ブランデー入)を飲み、一日の疲れを癒している。コーヒーと煙草が一番だが、流石にばれる可能性が高いので辞めている。

 

 コーヒーと紅茶は行きつけの喫茶店で分けてもらっている。ブランデーは料理をしているという理由付けで購入を許可されている。ブランデー入りの紅茶に関しては、これが最高にうまい飲み方と思っている(異論は聞かない)

 

 

 聖グロリアーナの生徒の前でこの飲み方を実演したらさぞびっくりするだろうな。いや邪道と罵られる可能性のほうが高いか?

 

 

 

 

 

 聖グロリアーナは強い。

『浸透強襲戦術』

 

 基本的、戦線を突破して裏側に回り込む(浸透)という作戦。戦線の1カ所を突破しても、それだけでは突出部を作るだけで、突出部に火力を集中されれば封じ込められる。しかし、数カ所で同時にこれを行えば、突破した他の部隊と連携して、その間にいる敵部隊を包囲することが可能。

 

 もしも私が聖グロリアーナの戦車道に入った場合、果たしてレギュラーを勝ちとれる可能性があるのか分からない。

 

 

 

 

 

 

 しかし黒森峰はもっと強い

 下手な小細工等、道端にある雑草の如く踏み潰す。

 

 

 絶対強者

 

 最強の部隊

 

 

 

 そんな強者と試合をした場合の結果など、一々考える必要はない。

 

 「聖グロリアーナ、フラッグ車戦闘不能 黒森峰女学院の勝利」

 

 

 我々の勝利を報告する放送を聞きながら俺はスコープから目を話した。今日のスコアはナナよりも少し良い結果だった。7両撃破・・・最前線に入ればこれぐらいは・・・な?久しぶりだったが、7両撃破出来れば十分な結果だ。

 

 

 結果に満足した俺は意識をナナへ譲り、眠りについた。

 

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