後半からはRoseliaのパートになります
どうぞ
午前は、幼馴染の千聖とお出かけをしていて
ちょっと遠くのカフェに行く事になった。
彼女はもともと電車の乗り換えが苦手で、良くクラスメイトの花音と
一緒に出かける日があるらしいが、その人は完全な方向音痴であり
運が悪いと一日中千聖かもしくは花音がどっちが離れているため探すのに一苦労だという事だ。
と、言っても。ちーと俺(夜神)だけのお出かけなため
花音はいない、本人曰く用事があるという事らしい。
駅前
「あ、いた。夜ー!」
「ん…ちー!やっほー」
花柄のワンピースと白い帽子とおしゃれなカバンを背良い。
目の辺りにはサングラスなどかけていた千聖の姿が見えた
「待ったかしら?」
「いや、俺も丁度来た所だよ」
「ふふ、そう。いきましょうか?」
「そうだな」
幼馴染でもあるため、お互いに手を繋ぎながら
駅の改札のところまで歩いていく
人混みの中、しっかりと手を握りしめているため
逸れることはまずなかった。
「大丈夫か?ちー?」
「大丈夫よ、でもちょっと恥ずかしいわ…」
「…あ、ごめん。つい昔の癖が付いちゃてて
嫌だったら、離すよ?」
「いいわ、このままで。
それより早く電車に乗りましょ?」
「了解〜」
駅 ホーム
「それにしても、良かったのか?」
「え?何の話かしら?」
「羽沢珈琲店じゃなくて
ちーが好きなスイーツとかあったんじゃ?」
「仕事があるときは羽沢珈琲店を利用してるわ
でも、今日はオフなの、だから本当は花音と一緒に行きたかったけど、夜が居てくれて助かったわ」
「まー俺も予定夕方くらいにあるくらいだからね」
「あら、そうなの?
ちなみにどこに行くのかしら?」
千聖は尋ねてきたため。
財布にしまっているチケットを見せる
「Roseliaのライブチケット…紗夜ちゃんに
誘われたのね?」
「この前、ちーと帰れなかった時に雨が降ってきたから
雨宿りしてるときに氷川さんと会ったんだよ
その時のお礼にくれたもんだけど」
「良いじゃないかしら?
でも、一枚じゃ入れそうにないわね。私は」
「そしたら俺が…っと電車来るみたいだよ」
会話をしていると電車が来て
夜神達がいるホームへと止まり、扉が開き中へ入る
二つ空いている席があったためそこに座ることになった二人
「ここなら景色も見えるし、良いわねここ」
「そだねー」
「もう、それで"俺が…"
って所で言いかけたけど、何言うつもりだったのかしら?」
「あ、それね
俺が一枚買ってやるよって言うとしただけだよ」
「えっ?
…良いの?私も一緒に行って?」
「うん、一緒に見た方が楽しいからさ。…ダメかな?」
「だ、駄目じゃないわ
でも、ありがとうね、夜」
「て、照れるな…そう言われると」
「もう、調子良いんだから」
電車にゆらゆら乗られてやや数分後
隣町の駅に辿り着いた、千聖達は
電車を降り、改札駅の前に出る
見渡せば大勢の人たちが歩いていた
「休日はかなり人混みがあるわね」
「ちー、離れないようになー?」
「大丈夫よ、それに
目的地のカフェは駅に出て10分のところにあるわ」
「こっからだと真っ直ぐにか?」
「右側の方にあるはずよ」
「それじゃ、手、繋ぐか?
離れないようにさ」
「子供じゃないんだから…でも、悪くないわね、良いわお願いしますね?」
カフェ 前
千聖が行きたがったカフェの前に立ち寄るが
沢山の人達が並んでおり、空くまで時間がかかるということであり
待つのもあれだということで、 どっか寄り道しながらまた来ようと
話し合いをする
「あ、ちー
ゲーセンとかいく?」
「良いわね、たまには暴れたい気分よ」
「えっ!?
ちーが暴れたら店無くなる…」
「ちょっと!どういう意味よ?」
「あはは、ごめんごめん」
「…あとでお仕置きが必要かしら?」
彼女の目は一瞬だけ、睨まられて
夜神は大人しく反省をするのであった。
ゲームセンター
中に入ると子供や中学生達がいて
何人かの人達は、千聖に近付いてサインや握手など色々してあげた
いろんな種類のゲームなど沢山あり
俺と千聖は、太鼓で戦おう達人達という音ゲーがあり
二人は200円を入れて
一緒にプレイをするのであった。
数分後
「はぁはぁ…何あれ…」
「きついよ…それに肩が…」
「それは私だって同じよ…もうやりたくないわ…」
「つ、次のゲームやろうか?」
「そうね…」
二人は別のゲームをしに
他の場所へ向かう。中にも
鬼畜ゲーと言われたホラーアクションをやったがあまりの怖さに
千聖は夜神の首を絞めるほど怖がっていて、半泣きする程の怖さだったと本人は語っていた。
ゲームセンター 休憩場所
「うぅ…」
「ごめん、いや、ほんとごめん」
「怖かったんだからね…あんなのやりたくないわよ…」
自分のポケットからハンカチを取り出し涙を拭く千聖
しばらくして、ようやく収まりをした彼女は最後に
プリクラという物で写真を撮ることになった
「ほら、笑って」
「え?、あ」
かしゃり、と音がなり
二人はタッチペンで落書きなどしたりなどやらながら
そして、完成した一枚の写真で二人は笑っていた
ゲームセンター 外
「お腹空いてきたわね…そろそろ空いてるかしら?」
「どうだろ
…14時か、行ってみるか?」
「ええ♪」
再び、カフェの前に行き
空いてる席がないかと尋ねると
幸いにも二つ席空いているということで
座ることにした。
「ふぅ、これで休息できるな
何か欲しいのある?」
「これ、頂きたいわ」
メニュー表に指を指す千聖は
期間限定のスイーツを、どうやら食べたそうな表情をしていた。、
「それか。
俺は…これかな」
二人は店員を呼び、注文を頼み
しばらく商品が届くまで席で話し合っていた。
「最近、仕事は上手くやってる?」
「ええ、おかげさまでね
それでね、私達のリーダーの彩ちゃんって子がいてね…」
千聖は仕事の話で色んな事があったり
時には一緒に頑張ったりやっていたということらしく
俺はその話を最後まで聞いていた
気がつけば、店員が持ってきた商品が夜神達が座るテーブルの上に置かれた
「それじゃ、頂こうかしら?」
「頂きます」
30分後
「美味しかったわ♪、ご馳走さま」
「うん、たまにはどっか違う所でも良いな」
「ええ、特にコーヒーが美味しいかったわ」
「俺はこのミルクティーかな
味がかなりあっていいし」
「ふふ、夜は甘いもの好きよね」
「そういうちーもケーキ好きじゃん
お互い様だよ」
「本当は甘いもの控えないと行けなかったけど
今日は自分へのご褒美に♪」
「じゃ俺は自分の頑張った賞かな」
「ふふっ、何よそれ」
「あはは、そろそろお会計済ませるか」
「そうね」
食べ終えた食器を重ね
二人はカウンターレジに、向かいお会計を済ませて、店に出る
来た道に戻り、駅のところへ向かっていく
「そういや、ちー」
「何かしら?」
「アクセショップ寄らなくて良いの?」
「今日は良いわ
夜と一緒にカフェに行けただけで満足だから♪」
「そーなのね」
「ええ、そろそろ…」
千聖が言いかけた時、彼女のスマホから音が鳴り響く
慌てた様子でカバンからスマホを取り出し
電話を出る
「はい、こちら…」
電話相手に話し中の間
夜神は自分のスマホを取り出し
ホームを開くとメールが何件か来ていた
「氷川さんから?
…え?ライブ時間の変更のお知らせ
18時30分からスタートっと。」
「では、後程
はい、失礼します」
「ちー?もしかして」
「ええ、ごめんなさい
貴方とライブ行けなくなっちゃったわ。
仕事の都合ですぐにいかないと行かないの」
「分かった、俺も途中まで一緒に向かうか?
迷子になったら大変だからな」
「ええ、よろしくするわね」
急いで二人はタクシー乗り場まで駆け走っていき
目的地に着く。
タクシーに乗る前に、千聖はこちらに振り返り
「それじゃまた明日学校でね」
「気をつけて、ちー」
「…あんま無茶すんなよ、千聖」
それは誰にも聞こえない小さな声で呟くのであった
紗夜サイド
今日は、Roseliaのミニライブであり。
初めて、櫻井さんが来てくれるLiveでもある日。
だけど、あの人…私が送ったメールはしっかり見ているのかしら?
という不安がこもって来る
楽屋
「…」そわそわ
「さーよ?」
「!今井さん
驚かさないでください」
「あはは、ごめんね
紗夜があまりにもソワソワしてるからさー」
「何か…ありましたか?氷川さん」
「別になんでもありません」
「紗夜さん!
何かあったらあたしたちに相談してくださいね!」
「貴方たち?
何してるのかしら?」
「ゆ、友希那さん
どうでしたか?時間やっぱり…」
「まりなさんと話ししたけど
時間の調整は難しい見たいよ」
「やっぱり、アタシ達が一番最初かー
うぅ、なんだか緊張してきた!」
「わ、わたしも…緊張…してきました…」
「リサ、燐子。
私達は私達の演奏をするだけよ。」
「うん、そうだね。
頑張ろみんな!」
「はい…」
「…(メール…見たかしら櫻井さん)」
櫻井サイド
「ぜぇぜぇ…久しぶりに走ってきたから息が…着いたけど距離遠いいななー…「circle」か」
氷川が送って来た、メールに書いてある内容を見て
その地図通りに行っていたが、道に迷って2時間くらいで
たどり着いた
「お邪魔します」
「いらっしゃーい
…あれ?見ない顔だね?
もしかして初めて?」
カウンター越しにいる黒いパーカーを着ている女性に話しかけられた
「初めてですね、えーと?確かここに…あった」
チケットを女性に見せると。
「あ、はいはい
友希那ちゃん達のライブ見に来たんだね?」
「え?あ。はいそうですよ」
「うんうん、そうそう私の名前、月島まりなって言うんだ
だから、君もまりなって呼んでね?」
「あ、はい
俺は櫻井夜神、みんなから夜っていわれてます
えーと、Roseliaでしたっけ?もう始まりますか?」
「夜神君だね?うん、そろそろ始まるよ♪
この階段の先がステージだから」
「ありがとう、まりなさん」
まりなさんに言われた通りにその下の階段を降りていき
ライブステージに向かった。
ライブステージ
中に入ると大きな音が鳴り響いていた
そのステージに立っている5人の少女達がいた
「すごいな、これが生ライブか」
「2曲目、いくわよ!」
少女の掛け声でギターとベースの人が音を鳴らし
ドラム、キーボードも続いて曲を鳴らして行く
「(…!櫻井さん!)」
紗夜が右の方にいることを目で確認した夜神は
口パクで言葉を伝えた
(がんばれ!)
それに気が付いた、氷川は
首を頷いた。
大きな音が会場を盛り上げていき
Roseliaの演奏が終わるまで夜神は
ずっと氷川の頑張る所を見守っていた。
次回もよろしくおねがいします