東方神竜伝 ~幻想入りした二人の物語~   作:★sophia★

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よーやく始まったよ...
中編で始まるって...


第十四話異変後の宴会〜中編1〜

文に異変後の宴会について聞かされた

後、とりあえずレミリア達の所へ戻った...

 

 

レイス「レミリア、異変の後は宴会が

あるって言うが、

俺は行かなきゃダメか?」

 

レミリア「えぇ、私達もだけど、基本

異変に関わった者は

宴会に出なくては駄目ね。」

 

レイス「そもそも博麗神社ってどこだ?」

 

レミリア「今教えてもしょうがないし、

行く時に教えるわ。」

 

レイス「おう。サクラも勿論行くんだろ?」

 

サクラ「面倒だけどしょうがないし。」

 

やっぱりお前も面倒なのかよ。

今夜か。...誰と出会えるかな...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日没前

 

〜紅魔館 門前〜

 

レミリア「じゃあ、行ってくるから

館をよろしくね。美鈴。」

 

美鈴「はい、いってらっしゃいませ。」

 

レミリア「じゃあ、行くわよ。皆。」

 

レイス「おう。(翼出しとこ。)」バサッ

 

サクラ「はいよ。

(サードアイしまっとこ)」シュンッ

 

フラン「はーい!」

 

パチェ「準備OKよ。」

 

レミリア「さぁ、宴会会場へ出発よ!」

 

 

 

 

 

幻想郷 上空

 

 

 

 

レミリア「そういえば、レイス。」バサッバサッ

 

レイス「ん?」バサァッバサァッ

 

レミリア「あなたって私達と飛び方が

違うのね。」

 

そう言われて見ると、

レミリアとフランは

普通に羽ばたいて飛んでいるが、

俺は滑空する様に、大きく羽ばたいている。

 

レイス「俺は翼がデカいからな。

この飛び方の方が最大限

速く飛べるんだ。」

 

レミリア「へぇ〜...」

 

そもそも俺は翼の大きさが

大体片方1m行ってるか

行ってないか位だし。

 

どうせならもっと速く飛ぼうかな。

よしそうしよう。

 

レイス「『形態変化(フォルムチェンジ) 』」

 

レミリア達「?」

 

フォルムチェンジとは、

言わばポケモンで言うデオ〇シス

みたいな奴である。

 

 

レイス「形態(フォルム)...速度(スピード)!」

 

カッ!!

 

光と共に、

角、爪、翼、尻尾...

人型に抑えたものの、

確かに竜人と呼べるレイスがいた。

速度に振った為、あちこちが細くなり、

俊敏性が増している。

 

レイス「この姿も異変以来だな...」

 

パチェ「あぁ、あの時の姿ね。」

 

レミリア「え?え?何が起きたの?」

 

サクラ「スピード狂になりそう...」

 

フラン「わーすごーい!変身したー!」

 

レイス「さぁ、行くぞ!」バヒュッ!!

 

レミリア「ちょ、速すぎ!追いつけない!」

 

サクラ「あーあーもうあんなとこまで...」

 

フラン「急げ〜!」

 

パチェ「むきゅう...」

 

レミリア「ここで体力切れ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜博麗神社 鳥居付近〜

 

 

レイス「あれが博麗神社...

見つからん様にしよ。

気配消滅(ステルス)』」スゥゥゥ

 

 

霊夢「ん?」

 

何か今居た気がする...

 

 

 

レミリア「霊夢〜来たわよ!」

 

霊夢「あら、漸く異変の犯人の登場ね。」

 

レミリア「あれ、レイスは?

飛んで先に来てると思うんだけど。」

 

霊夢「レイスって...あの時の黒いドラゴン?」

 

私はよく見てないけど、あの時の黒いドラゴン

が一応主犯なのよね... ...レイス、ねぇ...

 

 

霊夢「そんな気配感じなかったけどなぁ。」

 

サクラ「……………………」

 

霊夢「...って!あんたはあの時の!」

 

サクラ「霊夢...だったか?あの時は正直

決着が着いてないからねぇ。

かと言ってこれ以上争う気は無いし。

今はただ宴会に来ただけだ。」

 

サクラ「そして、お前の後ろに...」

 

霊夢「ッ!?」バッ

 

し〜ん...

 

霊夢「何もいないじゃn...」クルッ

 

レイス「『 気配消滅(ステルス)』解除。」シュンッ

 

霊夢「うわっ!?」

 

レイス「こんちわー。」

 

霊夢「...意外と普通なのね..」

 

普通って...

 

 

霊夢「と、とにかく、もうすぐ宴会よ。」

 

おお、もうすぐ始まるのか。

なら待ってようかねぇ。

 

 

 

 

〜宴会開始前〜

 

レミリア「レイスー、始まるわよー!」

 

レイス「...ん?」ムクッ

 

レミリアの声がしたから体を起こすと、

壇上でレミリアが俺を探して

呼んでいた。

マイクを持って俺に挨拶

させるんですね分かりません。

人前は苦手だってのに...!

 

レイス「はぁ...『竜化 』」バサァッ!!!

 

観客「おおっ!?」

 

飛び上がった速度のまま空中で宙返りをし、

レミリアの隣に着地した。

 

レミリア「あぁ、そこにいたのね。

さ、挨拶して?」

 

マジかよ...

 

レイス「えー、初めまして。

つい最近幻想入りした、

レイス・スカーレット・ドラゴニールです。 」

 

霊夢「(長いわね…)」

 

それから、サクラについてや、

俺達の能力等を話した。

当然皆驚いていた。

 

 

 

レミリア「カンパーイ!!!!」

 

観客「カンパーーーーーイ!!!!!!」カァン!

 

こうして『紅星異変 』、解決の

宴会が始まった。

 

 

 

 




次回、戦闘あるかも。

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