東方神竜伝 ~幻想入りした二人の物語~   作:★sophia★

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すいません、グダリました。


第十七話異変後の宴会〜後編〜

レイス「…………」

 

勇儀「どうした。来ないのかい?」

 

 

レイス「いいや、どう倒そうかなってねぇ。」

 

 

勇儀「随分と自信満々な発言だねぇ?

私相手にそんな簡単に勝てるとでも?」

 

 

レイス「あぁ、勝てるとも。」

 

勇儀「なら...その自信、へし折ってやるよ!」

 

その言葉と共に勇儀が地面を力強く

蹴り、一気に距離を縮めて来る。

時間にすると1秒もかかってない。

けど...まだ遅い。

 

レイス「ほいっと。」

 

一直線に向かってくるだけなら

カウンターは容易に出来る。

下段蹴りで足を引っ掛けると、

 

勇儀「うおっ!?」

 

予想通り、簡単にすっ転んでくれた。

そして、向こうはこっちを警戒している。

 

レイス「カウンター如きで転ぶとは。

まだ俺より遅いな。」

 

勇儀「なら本気でやってやるよ!」

 

勇儀の妖気がみるみる上がってゆく...

 

 

 

勇儀「ハァッ!」ドォッ!

 

さっきの数倍の速度で勇儀が

向かってくる...

 

レイス「...よっと」バサァッ!

 

勇儀「...っ!」ギギィッ!

 

 

今度は避ける。(飛翔して)

真正面から食らうやつは普通いない。

 

 

レイス「...そろそろ本気出して良いか?」

 

勇儀「良いさ...!やって見せな...!」

 

 

レイス「...大結界『 全ての守護者』」

 

詠唱と共に、神社全体を覆い尽くす

超巨大な結界を構成した。

この結界は能力で耐久を無限に

してるから壊れる事は無い。

 

レイス「来いよ、勇儀。結界の外へ...」

 

勇儀「いいだろう。」スゥゥゥ

 

 

 

 

 

空中での一対一...そして...

 

 

レイス「せいぜい持ってくれよ?

『 妖力解放』『 霊力解放』『 神力解放』」

 

勇儀「なっ...!?」

 

...俺は、一応霊力、妖力、神力、魔力の

四つの力を持っていて、その内

三つを解放する事で、

......『 完全竜化』が出来る様になる。

 

レイス「『完全竜化 』...瞬光ッ!」

 

カァァァァァァッッッッ!!!

 

 

勇儀「ッ!?眩しい...!?」

 

 

光が晴れると、

ドラ〇エ9に出てくるグレ〇ナルの

様な姿になったレイスがいた...。

しかも...

 

 

 

レイス「がァァァァァァァァァッッッッ!!!!!!」

 

 

レイス自らが貼った結界を遥かに凌ぐ

大きさとなって……。

 

 

 

 

 

 

 

 

レイス「どうだ?俺の本気の姿は...?」

 

 

 

勇儀「いくら何でもデカさが

桁違い過ぎるだろ...」

 

そもそも翼だけで博麗神社を覆い隠せる

程の大きさがあるからな。

そこまででも無いか?

 

 

レイス「簡単に倒れてくれるなよ?」

 

轟音『光龍の咆哮 』

 

レイス「スゥゥゥ...」

 

勇儀「(何か来る...?)」

 

 

 

レイス「 ガァァァァァァッッッッッッッッッッ!!!!!!!」

 

 

 

勇儀「...ッ!!???」

 

 

轟音とともに勇儀は後方に吹き飛んだ。

 

 

 

勇儀「くっ...(耳がイカれそうだった...)」

 

おお、この攻撃を耐えるか...

さすがは鬼って所だな。

 

 

 

レイス「この姿も長く持たないのでな。

もう終わりにさせてもらおう。」

 

レイス「...『 極』」

 

その一言で、勇儀に無数の弾幕が降り注ぐ...

 

 

勇儀「ぎゃああああ...」

 

 

こうして、(理不尽な)弾幕ごっこは

終わりを告げた...

 

 




次回は再び紅魔館!

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