東方神竜伝 ~幻想入りした二人の物語~ 作:★sophia★
第三十九話 呪文&物理vs呪文
〜???〜
パチェ「...まさか、空間までもを
創れるようになったとはねぇ...
正直驚いたわ。」
サクラ「ふふっ、それは何より。
この空間創造も結構苦労したけど、
一回できれば問題無く使えるからね。」
パチェ「それで?ルールはどうするの?
普通にスペカで対決しても、
貴女に私が勝てるとは思えないんだけど?」
サクラ「ふむ、それもそうだね。
...って、自分で言うの?」
パチェ「貴女は既に思考演算能力だとか、
そういうのが明らかに私を凌駕してるのよ。
単純な計算なら私の数倍以上は早いし、
他に例を挙げればキリがないわ。」
サクラ「なら...少し縛りを設けようか?
移動縛りとか、技縛りとか色々あるけど?」
パチェ「なら技縛り。
貴女が普段使ってる様な威力の高い...
『
サクラ「うーん、そこを突かれると
痛いけども、まぁその程度なら大丈夫だけどね。」
パチェ「なら...始めましょうか。」
サクラ「なんか今日のパチュリー
やけに好戦的な気がするのだけど!?」
パチェ「行くわよ...」
パチェ「水符『プリンセスウンディネ』」
サクラ「氷天『
水と氷の弾幕はサクラとパチュリーの間で
激しくぶつかり合い、共に消えた。
サクラ「水には氷、相性の問題だと
微妙だけど...相殺なら問題は無い。」
パチェ「それもそうね。
(喘息が出たらまず間違いなく勝負は
終わってしまう...出来るだけ負担は
減らしたいわね...)」
サクラ「風天『
パチェ「...風の攻撃...
...っ!風が強くて上手く
バランスが...取れない...!」グラッ
サクラ「そこらの自然の風と一緒に
してもらっちゃ困るんだよね。
これでも、まだ抑えてる方なんだからさ。」
パチェ「...っ!?」
今は大体風速7程度の風が吹き荒れてる。
大体の人間は立てなくなるくらいの、
とても強い風になってる。
パチェ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。」
サクラ「...ん?」
パチェ「...発動。」
ビュオオオオォォォォォォォ!!!!
サクラ「...っ!何だこの風...
...あぁ、パチュリーがさっきの詠唱で
起こした風か。...見事に相殺されたなこりゃ。」
なんと、パチュリーは私の『
巻き込まれながらも呪文を詠唱して
同等の風を起こして相殺したらしい。
やっぱり上位魔法だとそこまで
威力出ないなぁ...いつもは最上位魔法を
使ってたせいか...いや、別に
勝てないって訳じゃない。むしろ
余裕で勝てるとは思う。
サクラ「炎天『
パチェ「火符『アグニシャイン上級』」
???「『レーヴァテイン』」
二人「ん?」
なんか今三人目のスペカ詠唱が聞こえたんだけど
気の所為かな?いや気の所為だと思いたい。
なんか非常に紅く燃える炎剣が見えるけど
気の所為だ。
パチェ「フラン!?なぜいるの!?」
フラン「別にぃ?二人が楽しそうに
遊んでるから、フランも参加したく
なっちゃったんだもん。」
サクラ「.....................はぁ...。」
何でこうなったんだ?
えーと原因は...
『決戦の闘技場』を使った時に、
移動範囲内にいたフランを偶然一緒に
移動させた...か。そうか、今思えば
移動した時妖力が三人分持ってかれたと
思ったら、そういう事だったのか。
まぁ...原因も分かったことだし...
サクラ「ここに来たんだったら、
一緒に戦ってもらうけど、どっちに
入るの?フラン。」
フラン「んー、どっちも捨てがたいけど...
お姉さんの所に入る!」
パチェ「っ!?!?」ガーン..
サクラ「...ありがとうフラン。
...私の援護をよろしく。」
パチュリー...出来るだけ
耐えてくれ...後で治してあげるから...
〜1時間後〜
パチェ「ゼェー.........ゼェー.........」
サクラ「なんと言うか...おつかれ。うん。」
パチェ「呑気に...言ってないで...
回復を...してちょうだい...」フルフル
サクラ「あ、ごめん 。
...『単
パチェ「...ありがとう。...出来れば
魔力も分けて欲しいのだけれど。」
サクラ「ごめんごめん。早くに勝負を
付けるならパチュリーの魔力を無くした方が
早いと思ったからね。今渡すよ。」キュイィィィィィ..
そう言って私はパチュリーの肩に
手を置き、直に魔力を流し込んでいく。
膨大な量の、ほんの一部の魔力を。
パチェ「...フランが乱入して貴女の味方に
着いた時点で負ける気しか無かったわ...」
フラン「...あれでも抑えた方なんだけどなー。」
サクラ「ま、フランが乱入したのは
予想外だったし、しょうがないかな...
はい、これで満タンになったでしょ。」
パチェ「ふぅ...身体が軽くなったわ。
...そう言えば、貴女いつこんな
空間創造まで出来るようになったのよ。」
サクラ「話してもいいけど...まずは
この空間から出てもいい?
この空間維持するのにも妖力は消費するからね。
出来るだけ消費は抑えたい。」
パチェ「えぇ。そうしましょう。
どうやって出るの?」
サクラ「簡単な事だよ。空間を創った私が
出口を開けばいい話だよ。
...帰還『戻りの道』。」ヴヴン
小さな詠唱と共に空間に正円の
ワープホールの様な紫色のゲートが開いた。
サクラ「はい、この穴をくぐれば
元の図書館に戻れるよ。」
フラン「わーい!」シュンッ
フランはゲートが開くと共に
一目散にゲートに飛び込んでしまった。
パチェ「...随分と空間移動を使いこなして
いるのね。スキマ妖怪より万能じゃない?」
サクラ「さあ、どうだろうね。やろうと
思えばスキマ妖怪の能力をも扱う
事は出来るけどね。今はやらないけど。」
パチェ「今は、ねぇ...。」シュンッ
疑問を残しつつ、パチュリーは
ゲートに入っていった。
残ったのは、サクラのみ。
サクラ「んー、初めて他の人を移動
させてみたけど、やっぱり計算通り行ったか。
フランが乱入したのはちょっと予想外だったけど、
あまり大きな問題にはならなくて良かった。
...さて...私も出るかな。」シュンッ
パキィ...パキキ...パキィィィン...
サクラがゲートをくぐると共に、
サクラの創った空間はガラスが割れる様な
高い音と共に崩れて行った。
まるで存在自体が消え去ってゆくように...
サクラは
『あらゆる物を創造する程度の能力』を
どこまで使えるのかと考えた結果、
空間を創造出来るのではと考え、
実行した結果、空間創造を習得出来ました。