東方神竜伝 ~幻想入りした二人の物語~   作:★sophia★

42 / 67
長いので前後編で分けました。
次回でコラボは終わりになります。



第四十二話お茶会にて。前編 コラボ編②

〜紅魔館〜

 

 

 

美鈴「あれ?エスカルゴさん。

お客様ですか?」

 

カルゴ「んー、まぁ、そんなもんかな。

多分害は無いから

通してもいいでしょ?」

 

レイス「多分ってなんだ多分って。」

 

美鈴「分かりました。どうぞ〜。」

 

カルゴ「ありがとな。それじゃまた後で。」

 

 

レイス「...納得できねー...」ボソッ

 

サクラ「...(しょうがないとは思うけどね。)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲夜「あら、旦那様。お客様ですか?」

 

カルゴ「えぇ。テラスで少し話そうかと

思うんで、お茶お願いできますか?」

 

咲夜「承知致しました。

...おやつもお付けしておきますね♪」

 

カルゴ「すいません。お願いします。」

 

 

レイス「おやつとか子供みたいだな。」

 

カルゴ「うっせ。いつまでも中身は

子供でいたいんだよ。」

 

レイス「ふーん...よくわかんないヤツだな。」

 

カルゴ「そうか?」

 

 

 

サクラ「...(この世界は...ウチらが

いた世界より未来の世界なのか..

でなきゃ咲夜が吸血鬼になっている

理由が出ない。そして...『旦那様』?

あの二人...もしかして..?)」

 

 

二人が話している中、目の前で

起きた出来事を冷静に分析、推理

しているサクラだが、

途中でテラスに着いてしまった為、

分析を断念する事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイス「...テラスなんて自分の世界の

紅魔館でも行ったこと無かったなぁ...」

 

サクラ「あれ?行った事無かったっけ?

私はレミリア達とよくお茶会してたけど...」

 

レイス「俺基本部屋にいるか

剣の修行してるかだしな...

外に行くのも大体深夜だし。」

 

カルゴ「剣?」

 

レイス「ん?あぁ。これの事だ。」

 

 

腰にある二つの大剣に手を当て、

俺はそう言った。

 

 

カルゴ「...随分とデカい剣だな。」

 

レイス「ま、俺のお手製の剣だからな。

大事な愛剣さ。」

 

サクラ「正直、レイスが剣を使うと

勝てる奴はかなり限られてくるよ。

私でも勝てる時は少ないからね。」

 

 

実際、白玉楼にいた時、何度か

レイスと勝負をした事はあった。

私がワープや呪文、弓を駆使しても

レイスは全て切り裂き、斬撃を放って

打ち消して来るから当てるのも難しかった。

割合で言えば三割も勝てていない。

それ程強いのだ。

 

 

カルゴ「......マジか。」

 

 

向こうは何か考えてるけど、

剣でレイスに勝てるのはホントに

限られた人だけだと思うよ。

 

 

 

レイス「なぁ、幻想郷にいるなら、

スペカは持っているだろ?

どんなのがあるか、教えてくれないか?」

 

カルゴ「あー?......そーだなー、

雷落としたり、追尾させたりさせたりかなぁ。」

 

レイス「雷?て事は能力は雷関係か?」

 

カルゴ「『雷を操る程度の能力』。

力量に限界は無い。この左目は

その代償みてぇなモンだな。」

 

レイス「へぇ...限界が無い...か。

まぁ、能力で限界を無くせる俺が言えた

ことじゃないよな。」

 

カルゴ「能力で限界が無いとか

チートっぽいなー。あ、一応褒め言葉

だから気にすんなよ?幻想郷にゃ

チートが多すぎらァ...。そっちの

幻想郷もそんな感じなのか?」

 

レイス「まだ幻想郷に来てそんな経って

無くてな。あまり場所を見てないが、

少なくともサクラを超えるチートは

なかなかいないと思うぞ。

なんせ創造の力を持っているからな。」

 

カルゴ「母さんと同じか〜。

概念も色々イジれるワケ?」

 

サクラ「勿論。世界を創り出すのも

最近出来る様になったからね。

...ていうか...母さん?...あぁ、魔界神か。」

 

レイス「(え?俺そんなの初耳なんだけど。)」

 

カルゴ「そ、魔界神。概念も何もかも

生み出したお方。...ところでよ、

『創造神』とは言うけど、ぶっちゃけ

概念的破壊も出来るよな?母さんから

話聞いた事は無いんだけど、

サクラ...さんは、特定の物体の存在を

消す事は出来る?」

 

サクラ「...出来る..事は出来るね。

でも私はそんなに存在の抹消自体は

あまりやらないし、取り敢えず

出来るって感じかな。」

 

カルゴ「ま、やらなくて済むなら

それが一番だよな。出来るってだけで

やっぱスゲーな...。力借りれば俺にも

出来るけど、俺単体じゃ無理だ。」

 

レイス「...?『力借りれば』?

...どういう事?」

 

カルゴ「ほら、巫女って霊力あんじゃん?

そんで、神をその身に降ろして

力を借りられる。俺にも霊力があるんだ。

だから神から力を借りられる。

本来の吸血鬼には無いんだけどな。」

 

サクラ「要するに貴方は特殊なのね。」

 

カルゴ「そゆこと。」

 

レイス「なら...俺とも出来るのか?

俺も神の一人、白黒天龍神なんだが...」

 

 

実際にはランスと二人で白黒天龍神なんだが

一心同体だから合ってはいるだろう。

確か俺が思想と無限の神で

ランスが属性と虚無の神だったかな。

 

 

カルゴ「出来るんじゃねーかな。

今の所、唯一神、異国の神、八百万の神

とは出来てるし。レイスは...八百万の神

とは少し分類が違うっぽい?」

 

レイス「んー、俺は...多分唯一神に

分類されるのかな?八百万の神だと

そもそも信仰してる人がいないし...

異国なんて行ったことが無いしな...」

 

カルゴ「今俺が言った区分なら

唯一神かな。異国の神っつーのは

異国に住む神って言うより神話内に

出てくる神だ。ギリシャ神話とかローマ神話

とか聞いた事無い?」

 

レイス「あー、聞いた事はあるな。

その神話とかに出てくる神は

異国の神になるのか。

確かに唯一神になるな。」

 

カルゴ「日本神話の神って信仰心さえあれば

最高神クラスの力を出せるんだ。

が、信仰心が無きゃ...少し力が強い妖怪

にすら押される。案外デリケートなんだよな。

日本の神って。そう考えると

唯一神って楽だよな。」

 

レイス「確かにそうだな。

...それで..通信を始めようと思うが...

...問題は無いか?」

 

カルゴ「特に」

 

レイス「なら...《聞こえるか?》」

 

カルゴ《うん、聞こえてる。》

 

???《うわぁっ!?なんか

また知らない人来たぁ!?何!?

今度は誰!?》

 

カルゴ《落ち着いて諏訪子...

害は無いから。唯一神らしい。》

 

???《まぁ!なら神綺さんと同じね!

ま、私よりかは下でしょうけど♪》

 

カルゴ《へカーティアの強さは異常だしね。》

 

???《また騒がしくなるのか...》

 

???《お、男の人ですか...》

 

???《貴様、我の器に何か用か?》

 

カルゴ《ああああああもおおおおお!!!

うっせええええ!!!...それと、

俺の許可無く俺の守護神達と

会話すんの禁止な!

何となく危険な感じがする!...色んな意味でな。》

 

レイス《...?よく分からんが、

取り敢えず分かった。》

 

 

会話してる中で聞いた事のある声、

名前は出たがよく分からない人、

最後の男の声......ダメだ、考えてると

頭が痛くなる。

エスカルゴはまだ黙ったままだし、

多分さっきの神達に

俺の事を話しているのだろう。

 

 

サクラ「...心覗いて分かったけど

エスカルゴとの通信の時に聞こえた声は

守矢神社の早苗、諏訪子、神奈子と

異国の神?だと思うへカーティア?

と八百万の神、雷神の武甕槌命で

あっているはずだよ。」

 

レイス「要するに俺を除いた計6人で

話していた訳か。なかなかに

多いな、これは。」

 

レイス「...大丈夫か?」

 

カルゴ「あぁ...。疲れはするが、

悪いこっちゃねぇ。」

 

レイス「そうか...。いつもあんな感じなのか?

それとも俺が入って来たからか?」

 

カルゴ「後者。」

 

レイス「...なんかすまん。」

 

カルゴ「ホントだぜ。まぁすぐ

収まると思うから、別に良いよ。

何事も慣れだ。」

 

レイス「そうか...。...俺の与える加護は

精神力等のコントロールを

しやすくする。...困ったら呼んでくれ。」

 

カルゴ「オッケ。そうさせてもらうよ。」

 

 

何か俺が思念通信の仲間に入ったのは

いいけど...会話の時はとても

騒がしくなりそうだ...

 

 

後編に続く。

 




次回が出てこない...
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。