東方神竜伝 ~幻想入りした二人の物語~   作:レイス▪スカーレット・ドラゴニール

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12月なのに夏イベを今終わらせる人です。
最近私用で忙しいんで
投稿ペースがさらに遅くなる遅くなる。



第五十六話幻想郷の大花火(後編)

花火大会当日

 

〜紅魔館・屋上〜

 

 

レイス「...来るとしたら、そろそろだな。」

 

 

現在、時刻は6時を回った。

もうすぐ日没であり、文が来るだろう。

ちなみに、現在のレイスの姿はグレイナル...

もとい完全龍化した姿で、大きな翼を

持ち、静かに太陽を見ている。

ぶっちゃけいつもの姿に似合ってn(殴

 

 

咲夜「...レイス様。文屋が

お見えになりました。」

 

 

レイス「あぁ...。分かった。それじゃ、

後であいつらを連れてきてくれよ。

暇になったら俺も行くことにする。」

 

咲夜「畏まりました。いってらっしゃいませ。」

 

 

レイスは咲夜に言伝を頼むと、

その大きな翼をはためかせ、門へと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

文「あやや!レイスさん!来ましたか!」

 

レイス「悪い、少し遅くなった。」

 

文「大丈夫ですよ!少し早めに来ましたから!

...ところで、何故その姿になっているのですか?」

 

レイス「人型でいるよりも色々と便利だからな。

んで、行く場所はどこなんだ?」

 

文「あ、場所はにとりさんの家です。」

 

レイス「分かった。それじゃ行こうか。」バサッ

 

 

そう言うと、レイスは背中から新たに

2対の翼を生やした。最初からある翼と

比べると、若干大きさは小さいが、

それでも文を覆う程の大きさがある。

そして生やした途端、レイスの妖力が高まった。

 

 

文「...今度は翼ですか?」

 

レイス「これが1番力の消費を抑えられて、

かつ速度も出せるんだ。行くぞ。」バサァッ

 

文「あ、待ってください!」ヒュオッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜妖怪の山・にとりの家〜

 

レイス「よし、到着。」

 

文「思ったより早く着いてしまいましたね...」

 

レイス「そうだな。早くついたなら

それはそれで好都合。さぁ行こうか。」

 

文「しれっと人型には戻ってるんですね...」

 

 

 

レイス「にとり〜来たぞー」コンコン

 

にとり「はーい。鍵は空いてるから

入ってきていいよー。」

 

レイス「なら、お邪魔しますよっと。」ガチャッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にとり「いらっしゃい。...こっちだよ。」

 

 

にとりはこの前と同じ事をし、

地下への階段を開いた。

 

 

レイス「...文は入れるのか?」

 

にとり「...カメラ没収しても良いなら。」

 

文「私は他の人にも伝える事があるので

ここで一旦失礼します。

また後で会いましょう!」ヒュオッ..

 

レイス「...あ、行っちまった...。まぁ良いか。

それじゃ行こうか。また下に行くんだろ?」

 

にとり「うん。下から別の場所に移動するよ。

花火会場にも繋がってるから。」

 

レイス「この前の大砲的なものを

運べばいいのか?もしくは花火玉?」

 

にとり「それは下に行きながら話そうか。」

 

レイス「分かった。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイス「...で?結局何をすれば良いんだ?

俺は主に運搬作業をすればいい感じか?」

 

にとり「うん。下で花火玉と大砲を造ってる

人がいるから、その人の完成させた物を

会場まで運んでくれれば大丈夫。

会場に関してはこの後連れていくよ。」

 

レイス「その花火玉と大砲を作っている人って?」

 

にとり「...それは下に行けば分かるよ?」

 

レイス「...?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜どこかの地下〜

 

 

 

??「ここに少し火薬と金属粉を込めて...

こっちにはもう少し紙を挟むべきかな?うーん...」

 

河童「隊長!レイスさんが来ました!」

 

??「...了解。通しても良いよ。

これ運んでもらう為に来てもらったから。

...お前は持ち場に戻って仲間を手伝ってやれ。」

 

河童「はい!分かりました。それでは!」

 

 

 

 

 

 

レイス「...なるほど。そりゃわかる訳だよ。

まさかお前とはな...いつから居たんだ?サクラよ。

この前はいなかったはずだろ?」

 

サクラ「私こそレイスがいるってのは

ちょっと前に初めて知ったからね...。

私は単に河童の手伝いさ。暇だったからね。」

 

レイス「そうか...。で?俺はこれを運べば

良いのか?見たところ未完成に見えるが...?」

 

サクラ「あーこの辺のはちょっと微調整中。

レイスの後ろに木箱あるでしょ?

そこに幾つか完成したの入ってるはずだよ。

それをちょっと持って行ってくれる?」

 

レイス「...えーっと、これか。...うむ。確かに

こっちのは見た所終わってるな。んじゃにとり。

これをどこに持っていけば良いんだ?」

 

にとり「こっちこっち。周り気をつけてね!

尻尾に当たりそうなの結構あるから!

翼も結構危ないよ!」

 

レイス「注意はする。」

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、レイスは触れてないがサクラが

隊長と呼ばれていたのは、にとりが

サクラが花火玉を作ってくれるから

言う事をよく聞くようにと言った結果、

河童達は素直に言う事を聞き、

珍しく統率が取れていたのを見たにとりが

『花火玉制作部隊隊長』の肩書き的なものを

サクラに与えたからである。

といってもサクラは

特に作業の邪魔をしてこないなら呼び名は

なんでもいいと言っているから

そんなに意味は無いのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜花火大会開催地・花火玉打ち上げスペース〜

 

 

レイス「よし、これで全部か?」

 

にとり「おっけーおっけー!ありがとう!

おかげで予定よりかなり早く終わったよ!

まだ開始まで時間はあるから、好きに

散策してても構わないよ!20時位には

戻ってきてね!」

 

 

レイス「了解した。ならレミリア達のとこに

行ってくる。サクラ、お前はどうする?

ここに残るか?一緒に行くか?」

 

サクラ「んー。...そうだね。私も行こうかな。

久しぶりに会って話をするのも良いでしょう。」

 

レイス「んじゃ決まりだな。それじゃ行くぞ!」

 

 

 

 

レイスは翼を大きくはためかせ、

サクラは妖力を放出し、共に空へと飛んだ。

あまりの勢いに弱風が辺りに吹いた。

 

 

にとり「...相変わらず凄いなぁ...あの二人。」

 

 

にとりの放った言葉は、二人には聞こえない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜紅魔館・門前〜

 

 

レイス「お?なんだ全員揃ってるのか。」

 

サクラ「丁度いいんじゃない?

花火大会開催地まで丁度いい時間になりそうだし。

少しゆったり行っても多分間に合うよ。」

 

 

 

レミィ「あ。来たのね、レイス達。丁度これから

花火大会開催地に向かおうとしてたのよ。

ここに何か用かしら?」

 

レイス「いや、時間あるから迎えに来た。

ここから飛んで丁度良く時間が来るだろうしな。

さ、時間も惜しいし行こうぜ?」

 

フラン「レイス!乗っけて!」

 

レイス「...それはまた今度な。」

 

フラン「えぇ...なんで?」

 

レイス「今日は特に忙しいからな。

また後日たっぷり遊んでやるから許してくれ。」

 

フラン「...分かった。約束だよ?」

 

レイス「はいはい。分かってるよ。」

 

パチェ「ほら、早く行くんでしょ?

話してないで行かないと駄目なんじゃない?」

 

サクラ「この中で一番遅いのって

パチュリーだよね?」

 

パチェ「...うるさいわよ。」

 

レイス「さ、行こうか!」

 

美鈴「行ってらっしゃいませ。お気をつけて。」

 

サクラ「...門番って行けないのか。」

 

美鈴「私とメイド妖精以外

誰もいなくなってしまうので...

それくらい構いませんよ。

皆さん楽しんできてくださいね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜20:00・花火大会開催〜

 

 

 

にとり「準備は出来た!?これから忙しくなるよ!

行くよ、3..2..1..『発射』!」

 

 

にとりの合図で、ヒュルルルルルッと言う

音とともに光が登っていく。そして...

 

 

 

 

 

ドオオオオォォォォォン!!!

 

 

 

 

 

 

凄まじい花火の破裂音が鳴り響き、

花火大会の始まりを伝える。

勿論これで終わりではない。

 

 

 

にとり「A班!B班!仕掛けの発動!

D班!G班!花火玉の補充!E班!花火玉セット!

C班!F班!点火用意!...発射!」

 

 

にとりはトランシーバーを二つ同時に使い

複数の班に同時に指示を出している。

その姿はいつものにとりからは想像

出来ないカリスマ的な何かを感じる。

 

 

サクラ「にとりがあんなに必死になってるの

初めて見たわ...カリスマあるねぇ...」

 

レイス「あぁ...確かに。」

 

 

にとり「レイス!そろそろ準備!

サクラ、D班とG班を手伝ってあげて!

E班!花火玉16発補充!」

 

レイス「おう。任せとけ。」

 

サクラ「あー...了解。」

 

 

二人はそれぞれ持ち場につき、出番を待った。

サクラは超能力的なものを活用し

次々と花火玉などを移動、補充していく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜観客席・紅魔館組〜

 

 

レミリア「...中々に美しいわね。」

 

フラン「遠くでレイスたちが何かやってるのは

見えるけど...なんだろうアレ?」

 

パチェ「多分最後の締めの花火ね。

...明らかにサイズがおかしい気もするけど。」

 

咲夜「耳を塞ぐ準備をした方がよろしいかと。」

 

パチェ「そうした方がいいわね...」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にとり「それじゃ、頼んだよ。レイス!

それはレイスにしか持てないだろうから。

上空で点火してね。範囲がかなりあるから...」

 

レイス「それ位は分かっている。...しかし、

ここまで大きいと中々上昇するのも

遅くなりそうだな。」

 

にとり「それはしょうがない!じゃ頼んだよ!」

 

レイス「あぁ。んじゃ行くかねぇ...」バサッ

 

 

レイスは巨大な花火玉...『閃光大花火』を

手に持ち、ゆっくりと空へ飛んだ。

 

 

 

 

 

 

 

にとり「あれ?レイスに発火装置渡したっけ...?」

 

サクラ「...まさかとは思うけど...これ?」

 

にとり「...............。」

 

サクラ「えぇ...」

 

 

図星だった様で、呆然としてしまった。

もう既にレイスの姿は闇に紛れて見えない。

 

 

にとり「...大丈夫かなぁ?」

 

サクラ「あいつなら口から炎出せるが。」

 

にとり「いや...そんな事したら

点火した直後に爆発しちゃうから!

『火気厳禁』ってあったでしょ!」

 

サクラ「それもそうか...。なら、どうするの?

あと数分もせずに爆発すると思うけど。」

 

にとり「...サクラ、今すぐ渡しに行けない?」

 

サクラ「ワープの限度を超えてるから無理。

座標特定はかなり疲れる。...なら。

『神速の矢』狙って...えいっ!」バシュッ

 

 

真上に向けて、緑色の矢を放ったサクラ。

そして数秒後。

 

 

 

 

 

 

 

 

レイス「あれ?どうやって発火すりゃいいんだ?」

 

 

キィィィン...

 

 

レイス「...ん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズドォォォォォォン!!!

 

 

 

 

紅魔組side

 

レミリア「...っ!?...何よこの音の大きさ...!」

 

フラン「耳が、耳が痛い...。」

 

咲夜「流石にやりすぎですね。これは。」

 

パチェ「えぇ。そうね。それに眩しすぎるし。

かなり綺麗だけどね...。」

 

レミリア「なんで二人は平気なのよ!?」

 

咲夜「耳栓つけてました。」

 

パチェ「防音魔法かけてたから。」

 

レミリア「ならそれを私たちにやれよっ!?」

 

 

レミリア、渾身のツッコミである。

フランは驚きで言葉が出ないようだ。

一方、サクラ達は...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にとり「...まさかここまでの威力とは...」

 

サクラ「...結構ギリギリだったわ...危ない危ない。

ところで花火大会はこれで終わり?」

 

にとり「あー...うん。取り敢えずこれで

全部終わりだよ。後は宴会するなり

好きにしてって感じだよ。」

 

サクラ「なら良いか。」

 

 

レイス「...あの距離の爆発は流石に

耐性あってもキツイものがあるぞ...。

至近距離の爆発はもう懲り懲りだよ。」

 

 

レイスは一番至近距離で爆発を食らったのにも

関わらず、傷一つすら無い。耳にも

異常は無いようだ。流石龍である。

 

 

サクラ「やっぱり無傷か。」

 

レイス「これ位でダメージは受けねぇよ。

即座に守りを固める位は出来る。」

 

サクラ「そう...。んでさ、この後はどうするの?

とっくに始まってる宴会にでも

参加するの?それとも帰るの?」

 

レイス「レミリア達回収して紅魔館に

戻るよ。まだアレは終わってないからな。

早めに済ましておきたいんだ。」

 

サクラ「そうか...。なら行くといい。

私はここで後片付け残ってるから。

早く行きなよ。レミリア達は多分お前を

待っているだろうしね。」

 

レイス「ならそうさせてもらう。

それじゃあな。また会おうぜ。」バサァッ

 

 

レイスは言い切ると同時に翼をはためかせ

夜空へと消えていった。

 

サクラ「...さて、私は何をすればいい?」

 

にとり「あー...機材の片付けとか?」

 

サクラ「分かった。早く取り掛かろう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイス「...帰ってきてみればなんだこれ。」

 

 

レミリア「...耳が痛い。」

 

フラン「...耳が痛い。」

 

咲夜「戻りましたか。レイス様。」

 

パチェ「戻ってきたのね。迎え?」

 

レイス「あぁ。そんなところだが...どうした

この二人は。何となく察しはつくが。」

 

パチェ「花火の音に耳をやられただけよ。

数分もすれば治るから大丈夫よ。」

 

レイス「まぁ、さっさと帰るか。咲夜、

二人を運んできてくれ。道開くから。」

 

咲夜「畏まりました。」

 

 

レイス「『時空切断』。」ヒュッ

 

 

縦に宵を振り下ろすと、空間の裂け目が

現れた。奥には紅魔館が見える。

 

 

レイス「行くぞ。」

 

パチェ「分かったわ。」

 

咲夜「承知致しました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

レイス達はこの後紅魔館に戻り、

目を覚ましたレミフラに散々弾幕ごっこを

させられたそうな。

 





後半雑だけど..まぁ許して。

これで花火大会編は終わり。
もう12月だってのに夏イベだ...

次回は...不明。
次回もお楽しみに。

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