東方神竜伝 ~幻想入りした二人の物語~ 作:★sophia★
紅魔館 大図書館
サクラ「パチュリー!いるー!?」
パチェ「いるわよ。図書館では
静かにしてくれる?」
サクラ「ハイハイ、わかったよー。」
いや絶対わかってないだろ。
というか、
レイス「何でお前はそんなに
テンションがあがってんだ。」
朝食終わった後一旦別れて
数分しか経ってないんだがな。
何したんだこいつは。
サクラ「いやー何か喉乾いたなーと
思って朝食の後に何か飲み物
探してたんだけど、間違えて
赤ワイン飲んじゃったみたいでさー。」
レイス「ただの酔っぱらいかよっ!?」
パチェ「なにやってるのよサクラは...」
全くこの酔っぱらいが...
こんなんじゃまともに話せもしねぇ...
レイス「少し寝て酔いを覚ましてこいよ。」
サクラ「りょーかーい... 。」フラフラ
大丈夫かアイツ...
スッゴいフラフラしてるんだが。
サクラ「あだっ」ガンッ
言ってる側からぶつかってるし...
...これ以上は考えないようにしよう。
レイス「とりあえず、パチュリー。
そっちに本来用があって来たんだ。
多少アクシデントはあったが。」
パチェ「...?何の用で来たのかしら?」
レイス「能力に関すること。
俺自身の能力のことをもっと
よく知りたいからな。」
パチェ「まあ、良いけど。
貴方の能力って何だったかしら?」
レイス「『形を自在に変える程度の能力』。」
パチェ「...あぁ、確かそんな能力だったわね。
...別に名前通りの能力じゃない?」
レイス「そうなんだが。
...何か段々と能力が
変わってきてるんだよねえ...。」
パチェ「あぁ、そういう事......え?」
何故か、俺の形を操る程度の能力が段々と
変化しつつあるんだよなぁ...
しかも今の能力とは全く違う能力だし。
パチェ「...一応聞くけど、その
段々と変化しつつある能力、
どんな感じかわかるの?」
レイス「えーと、わかってはいるんだが、
二つあるんだよ。」
パチェ「ええっ?二つに増えたの?」
レイス「あぁ。一つ目が
『無限を操り、増大させる程度の能力』。」
パチェ「ちょっと、最初から
ぶっ飛んでない?」
レイス「そうか?」
パチェ「当たり前でしょ。無限を操るって、
どれだけ大きな力だと思ってるの?」
レイス「終わりの無い、限りなく大きな物
で解釈合ってる?」
パチェ「合ってるけど、能力の暴走だけは
起こさないでね。」
レイス「あぁ。んで、二つ目の方を
言って良いか?」
パチェ「ええ、良いわよ。」
レイス「えーと、二つ目は、
『あらゆるものを召喚、
憑依させる程度の能力』。」
パチェ「...もう何も驚かないわ...。」
レイス「ん?..あれ?」
パチェ「どうしたの?」
レイス「『形を自在に変える程度の能力』が
使えない...」
パチェ「...推測なんだけど、おそらく
能力を定めた事で、
元の能力に今の能力が上書きされて
しまったのかもしれない...。」
レイス「ええー...?」
マジか..結構使い勝手良かったんだけどなあ。
上手くこの能力使いこなすしかないか。
パチェ「というか、その二つ目の能力、
どういう能力なのよ。」
レイス「そのままだな。
あらゆるものを召喚できるし、
自分が憑依したり、
自分に憑依させたり。」
パチェ「召喚の方をちょっとやって見せて。」
レイス「良いけど、何か希望ある?」
パチェ「この世に存在する物のみ?」
レイス「存在が確認されていれば可。」
パチェ「じゃあそっちにいると思う
小悪魔を召喚してみて。」
レイス「了解。」
普通は召喚術とかって、床とかに魔方陣を
描いてやるものだよなぁ。
そんな手順も省略できるからな。
ホント便利。
レイス「能力発動。対象『小悪魔』
...召喚!」
カァァァァァァッッ!!!!
眩い光が辺りを照らし、
視界が戻ると、
レイス「あ....」
パチェ「あ....」
小悪魔「キュゥ...」
小悪魔が気絶していた...
レイス「すまん、召喚場所がずれた。
『
小悪魔「うぅ~イタタ、何事ですか?」
レイス「すまんすまん、ちょっと実験でな。
間違って小悪魔が呼び出された。」
小悪魔「気を付けてくださいね。」
レイス「...と、まあこんな感じで召喚が
出来る。」
パチェ「じゃあ、憑依の方は?」
レイス「んー、憑依は結構使いにくいんだよ。
説明も難しいしな。」
パチェ「簡単に説明して。」
レイス「神降ろしができたり、
幽霊が憑依するイメージで
俺が憑依出来る。」
パチェ「ちょっとやって見せて。」
レイス「..結構難しいんだが、この能力。」
パチェ「なら、私に憑依は出来る?」
レイス「..やってみる。」
能力発動。対象『パチュリー』。
憑依っ!
スゥッ
レイス「(どう?パチュリー、聞こえる?)」
パチェ「(ええ、聞こえるわ。)」
レイス「(こんな感じで憑依が出来る。)」
パチェ「(わかったわ。早く抜けて。)」
レイス「(わかった。)」
憑依状態、解除。
シュンッ!
レイス「よっと、成功成功。」
パチェ「..ホントに憑依出来るのね。」
レイス「あぁ、とりあえず能力に関しては
やりたい事は終わった。」
パチェ「そう、この後はどうするの?」
レイス「自分の部屋にもどる。」
パチェ「サクラの様子見なくていいの?」
レイス「...先にそっちを終わらせて来る。」
~サクラの部屋前~
レイス「ようやく着いた。」
相変わらず俺は迷っていた。
で、ようやくたどり着いた。
レイス「おーい、サクラ、入るぞ。」ガチャッ
あれ、サクラがいない。
確かにサクラの気配はあったんだが。
サクラ「..zzzzz 」
レイス「ん?」
何か上から音がする...って!
レイス「なんでコイツベッドじゃなくて
ハンモック作って寝てんの?」
ある意味凄いわこれ。
酔ってるから暑かったのか?
レイス「まあ、特に何もなければ良いか。」ガチャッ
これ以上考えるのは止めよう。
そう思いつつ部屋を出た。
フラン「あっ!レイス!」
レイス「おう、フランか。何か用か?」
フラン「うん!暇だからレイスと
遊びたいなって思ったの!」
レイス「良いぞ。何で遊ぶ?」
フラン「鬼ごっこ!」
レイス「良いよ。どっちが鬼やる?」
フラン「フランが鬼やるー!」
レイス「分かった。『龍化』。
そしてスタート!」バシュッ!
フラン「えっ!?もうスタート!?
行くよー!」バシュッ!
レイス「ふふ、俺に追いつけるかな?
速符『
フラン「ええー!?さらに速くなった!?」
この後、夕食まで鬼ごっこをやって
楽しんだ。途中でサクラも乱入してきた。
今日は楽しかった。
明日は何があるのかな。
そんなことを思いつつ
夕食を食べるのだった。
次回はアレを起こします。