東方神竜伝 ~幻想入りした二人の物語~ 作:★sophia★
いつの間に半年も経ったんだろう。
落ち着いて来たのでぼちぼち進めて行きます
某所
現在、この闘技場では、レイス率いる
《神竜族》と、紫率いる《幻想郷》の
勢力が衝突している。弾幕ごっこなんて
ルールは存在しない。一つ言えるのは、
《勝った者が全て》だ。
レイス
「...さて、お前ら。行くぞ。
とりあえず死なん程度に戦えば、それで良い。
サボってても良いからな。」
メギラゼア
「ん?サボっても良いのか?なら
俺は適当にサボらせて貰うぞ。」
シャラギア
「...貴方がサボるなら、私もそうさせて
貰いますよ。...どうにも人の多い場所は苦手です。」
シラハ
「.........。」
レイス
「...シラハよ、お前に関しては今は休んでても
良いぞ?まだ回復しきってないだろう?」
シラハ
「...では、そうします。」
レイス
「...じゃ、始めるか。」
レイスが始めようとした時、
おもむろに先程サボる宣言をした
メギラゼアとシャラギアが前に出る。
メギラゼア
「《絶炎》」
シャラギア
「《絶雷》」
...たったふたつの技は、互いに反応し合い
凄まじい大爆発を起こした。
その衝撃は、幻想郷から来た者達を、
軽々と簡単に吹き飛ばしてしまった。
レイス
「...はぁ...(深いため息)。おい、せめて
もう少し加減してくれ。炎と雷が
干渉し合って爆発起こしちまったぞ。」
メギラゼア
「おお、すまんすまん。最初にデカい
攻撃しとけば後はサボる気でいたが...
同じことを考えていたとはな?」
シャラギア
「...貴方と同じ考えだったのは不服ですが、
まぁ良いでしょう。」
レイス
「...いや良くはないんだが。」
〜幻想郷side〜
霊夢
「あーもうっ!!何なのよあいつら!?
何あの馬鹿げた威力の技!?死ぬわ!」
魔理沙
「落ち着くんだぜ...カリカリしても
あいつらの思う壺だぞ。...確かに
威力は馬鹿げてたけどな...。」
妖夢
「...びっくり...したぁ...。...あれ?なんで
私達だけ生き残ってるの?他の皆は?
幽々子様とか鈴仙とかどうしたの!?」
霊夢
「...はぁ、落ち着いた。妖夢、私達は
紫によって守られた。私達の周りに
結界貼って防いでくれたの。それでも
ギリギリだったけどね。...あと、皆は
いつの間にか何処かに消えたわ。
多分避けられてないだろうし、
幻想郷に送り返された...ってところでしょう。」
魔理沙
「...その守ってくれた紫はどこ行ったんだ?
どこにも姿が見えないみたいだが。」
霊夢
「...私達を守るだけ守って、自分は
守れなかったみたいね。...どうしろってのよ。
絶望的な状況ね、全く...。」
魔理沙
「ま、足掻くだけ足掻こうぜ。もしかしたら
勝てるかもしれないだろ?
なぁ。【博麗の巫女】さんよ?」
霊夢
「...言ってくれるわね。...まぁ、確かにそうね。
もう逃げるのは無しよ。妖夢も良いわね?」
妖夢
「...師匠と争うのは気が進まないですが...
やるしか無いなら、頑張りますよ!」
互いに励まし合い、己を奮い立てる。
それぞれの得物を構え、龍を睨む。
〜龍side〜
レイス
「...で、お前らはどうするんだ?結局
サボるのか?別にそれでも良いが。」
メギラゼア
「少しではあるが暴れられて満足したからな。
後はお前の弟子とやらの闘いを見れりゃ
何も言う事は無えな。」
シャラギア
「...私もほぼ同意見ですが、貴方の弟子とやら、
どう戦うのか見てみたいですね。
という訳で、頑張って来てください。」
レイス
「...あー...うん、分かったわ。シラハや
他の奴もそれで良いか?」
シラハ
「...私に、やらせてもらえますか?」
レイス
「...もういいのか?回復しきってないだろ?」
シラハ
「大丈夫です...。では行って参ります。」
そう言うとシラハは飛び上がって
残った3人の元へ降り立った。
シラハ
「...久しいですね、御二方。...そこの
白い剣士は初めて見ますが...貴女が我が長の
弟子とやらですか?」
妖夢
「えっと...誰ですかこの...人?」
シラハ
「おっと、私とした事が...。失礼しました。
私の名はシラハ。【水】の属性を司る存在です。」
淡々と名乗るシラハ。その姿は前に
戦った時とはあまり変わっていない。
唯一変わった点を挙げれば、右目を
前髪で覆い隠している事だろう。
霊夢
「...あんた、前と雰囲気や話し方が違くない?
ほんとにあの時のあんたなの?」
魔理沙
「...?霊夢、それはどういう事だ?
前に戦った時と何か違うのか?
私にはさっぱりわからんぜ。」
霊夢
「...根拠は無いわ。勘よ。勘。」
シラハ
「...それは、半分正解であり、半分外れです。
...それよりも。そこの白い剣士よ。
私と一つ、勝負をしませんか?」
妖夢
「...勝負?...それと私の名前は魂魄妖夢です。」
シラハ
「...勝負は至って単純。剣術です。
貴女は我が長から剣の指導を受けたそうですね。
その実力、私に見せて欲しいのです。」
そう言うと、シラハは少し後ろに飛び退き、
腰に隠れるようにしてかけられた日本刀を
抜刀した。刀は蒼白銀に輝いている。
妖夢
「...わかりました。剣の勝負とあれば、
私も全力で行かせて頂きます。
...二人とも、ちょっと下がっててくれる?」
霊夢
「...はぁ、わかったわよ。」
シラハ
「...そう来なくては。...では、参ります。」
こうして、完全なシラハの私欲により、
何故か剣術の勝負が幕を開けた。
結局皆いなくなるのである。
龍の凄まじい力を見せられたので良し
シラハの刀に関しては次回明らかになります
次回もよろしくお願いします