世界はあなたを愛してる   作:アビ田

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行こうか

 長い間おれは世界中をフラフラしていたらしい。らしいというのはジョーカーから聞いた情報で、おれには記憶がさっぱりない。

 

 ジョーカーは何度か入ろうとしたようだが、身体に拒絶されたそうだ。そんな事が以前にもあったと聞いた。

 

 例えば黒い男…いや、黒い女に昔能力を使われた時、おれは恐らく暴走状態にあった。その時も精神を奪えなかったと聞いた。

 

 

「つまりアレか、おれは兵器状態でフラフラしてたわけか…うわぁ……」

 

『…いや、ガキみたいだったな』

 

「ガキィ?」

 

 

 見るもの全てに好奇心の目を向けていたと、言っていた。

 

 そいつの名前は●●●。

 古い資料にあった被験体にされた天竜人と奴隷の間の子供と一致している。

 

 その子供が時を経て目覚めたのではないかと言ったが、おれの言葉に首を振りジョーカーは違うなと言う。

 

 

『あいつはお前だ』

 

「……ハァ?」

 

『ガキが言っていた』

 

 

 あいつが作り出した人格がおれという事だろうか?いよいよ意味がわからなくなって来た。

 

 

『ガキは蠱毒にされて他の全てのガキを食ったと言っていた。ガキたちを食った●●●は、そのガキたちと混じった。●●●はユピテルという兵器が持つ思念の一体に過ぎない。全部総合したものがお前だと言っていた』

 

「ちょ、ちょっと待て、整理させろ」

 

『少なくとも●●●が実験材料の核となってたんだから、ユピテルの影響には多めに出てちゃあいたんだろうがよ』

 

「だァから、ちょっと待てって!……なんか頭が痛くなって来た…」

 

 

 あれか、色んな具材を入れて作ったのをラーメンというように、●●●が具材の一つだとしたら、おれはラーメンに当たると……なるほど。

 

 

「待てよ、おれマジで最初からアウトじゃねェか」

 

『フフフ、いいじゃねェか。お前はお前だ』

 

 

 あーそういう所ーお前本当そういう所だよ。おれに甘いんだよ畜生。

 というかなら●●●はなぜ今更目覚めたんだ。

 

 

『世界を見たかったんだと、お前が変えた世界を』

 

「………」

 

『一通り見て、もう十分愛されたから死ぬって消えたよ』

 

「……??おれ生きてるけど」

 

『あぁ死んだな。だからお前は残りカスだ』

 

「……んん?」

 

 

 よく分からんがおれは置いてけぼりにされたってことか?別にいいけど。つまりユピテルはもう消えたってこと…だよな?

 まぁもうこうなった今どっちでもいいけどな…。

 

 

『だから後は、お前の道を進んでくれと、そう言っていた』

 

「おれの道って……」

 

『お前の道は、ガキどもの道でもあった。後はもう好きに生きて死ねってことだろ』

 

 

 好きに…か。まぁ釣られて目覚めてから少ししか経ってないが、天竜人が無くなったのはもう分かる。クソだ、おれがこの手でと思っていたのに。

 

 …本当、全部途中で台無しにされた気分だ。

 

 

「……何のために、歩いて来たっていうんだか…」

 

『お前、そしてガキども。後は他の人間たちだろ』

 

「ジョーカーが正論を言っている…」

 

『ア?』

 

「何でもないです。…つまり生きろってことかァ…」

 

 

 現実に意識はなかったが、ずっと海の上で月光を浴びせられながら漂っていた。光源が月しかない世界は異様で、耳にはいつも波の音だけだった。

 そこでずっと、囁く声がした。

 

 呪いの言葉ではなかったんだろうが、思い出すと少し背筋が寒くはなる。

 

 体温さえない。永遠のような、一瞬のような……気付けば少女にぶん殴られてたんだから笑えない。

 

 

「…ごめんな、勝手なマネして……あの時、黒い女を助けて自分だけドボンしちまって……」

 

『……気にするな。…それでも悔やむんだったら、最後まで生きろ』

 

「……おう」

 

 

 嘘だ。あんた割と甘くなったもんな。最後の方はおれだけじゃなくて、バッファローやベビー5が泣いてた時も眉が動いてたし…。

 

 それに二度と泣きはしないだろうが、間違えたらずっとこの世をよく分からんバケモノの隣で、彷徨う羽目になっていたかもしれないんだ。

 

実際幽霊の奴が死ぬのか、そこら辺は知らないけどな。

 

 

 ジョーカーの罪の重さは、長年生きて来た中で多少垣間見れたが、それでも相当重いものだ。許されるわけがない重さのそれを償うには、どれだけの痛みを味わなくちゃいけないんだろうな。

 

 きっと今の奴は、罰を受けてる最中なのだろう。

 だから肝心な所で手出しさせてもらえなかったんだ。

 

 …おれも、きっといずれ犠牲にしてきた命分の罪を味わっていくのだろう。それが来世か今世かは知らないが。

 

 

「…そういや、黒い女はどうした?」

 

『死んだ』

 

「………そ…っか」

 

 

 

 …死んじ、…まったか。

 

 殺されたのか、はたまた自殺か…。まぁいずれにせよ、本当に死んでしまったのだろう。

 ……墓標ぐらいは、立ててやろう。

 

 

 

 

 おれの罪の象徴として…刻まなければならない。

 

 あぁほんと、……遣る瀬ねェ…。

 

 

 

 

 

 どれくらいそうして落ち込んでいたかは知らないが、堤防の上で抱えていた頭を上げれば、目の前に海が広がっていた。

 どこまでも広大で、おれなんてちっぽけだ。

 

 

 …そうだ、おれのした事が決して無駄じゃあないんだ。おれの意味は確かに果たせたはずだ。天竜人の野郎どもも今頃あの世で懺悔して…なさそうだな。

 

 

「豚どもはどんな風に死んでったのか見てみたかったな」

 

「どうせ公衆の面前で拷問だろ」

 

 

 そうだよな、恨みってのは末恐ろしいもんなァ…。

 …くよくよしてもしょうがあるまい、今はまた新しい事でも始めよう。

 

 そういやジョーカーはあの言葉を聞いたのだろうか。

 

 

「“世界はあなたを愛してる、故にあなたを殺すのだ”……知ってるか?」

 

『何だその病んだ女が言いそうな台詞』

 

「知らねェならいいや、よし!行こうぜ」

 

 

 何だそれはと怒るジョーカーは無視して今は腕探しだ。利き腕がないのは面倒だ。泳げないが、あるとないとじゃ全然違……

 

 

「そういやおれ何で溺れてたんだ?少女に助けられて「死ぬなァ!」って言われながら殴られたのは覚えてるが」

 

『…お前があのガキに懐かれて、一緒に魚釣りに付き合ってれば落とされて溺れて…だ。これ以上聞きたいか?』

 

「…いや、いい」

 

 

 あー…●●●の最後も散々だな。でもまぁ楽しめたのならいいだろう。自分の外見年齢が変わっていないのも多分…兵器状態だったからか……恐ろしいな。

 

 一先ずローのとこだな。あいつなら誰よりも冷静に物事を判断できる。腕を持ってる確率が高いのも奴だ。

 だが普通にローのところ行ってくるじゃあジョーカーが納得しそうにないな…ほら今も目を光らせてる。

 

 

『最初からローかよ』

 

「お前本当に目の敵にしてんなぁー…」

 

 

 どっちかというと自分の私怨の方が大きいだろうお前。ローはローでもジョーカーを失墜させたローじゃないんだからよ。

 

 まぁ、行くけどな。

 

 

 情報を酒場で集めてりゃあ色々出て来る出て来る。大体今はあれから10年後か。つーことはロシナンテが歳上…!?…いや、ロシーはロシー。おれの可愛い弟だ。

 

 

 モンキー・D・ルフィが海賊王になっていたり、ロシナンテが大将になっていたり…どうやら世界の変革は大いに進んでいるようだ。打倒政府を掲げる反政府組織もいくつかできているらしい。

 

 その最たるが天竜人を地に追いやる一歩を作った、革命軍とドンキホーテ・ファミリー。あいつらが元気そうで良かった。

 

 ただ今は活動を潜めているらしいが、そこの所が少し心配だ。

 もしかしたら…おれの事を待ってるのかもしれないが…そう考えると、胸が痛い。

 

 

「あー…」

 

 

 頭の中は一人に向ける謝罪文だけで校長の式辞より長くなりそうだ。

 

 だがしかし会ってしまえば頭は真っ白になるもので、その頭の中に飛び込んだおかえりの言葉に、返事を返す事しか出来なかった。

 

 青筋浮かべたジョーカーは、いつのまにか小さいローの子供を見ていた。

 

 当時のローより生意気じゃないというのは納得だった。あと目が死んでないっていうのは、こんなに印象を変えるんだな…。

 

 

 

 

 

 -----

 

 

「…死んだんだからって、死ぬ前の関係がなくなると思ったら大間違いだぞ」

 

「……」

 

 

 今椅子に縛り付けられ逆さに吊るされている。何があったって?ローの地雷を踏んだだけだ。手には海楼石、さてはお前ロシナンテから万が一の時のために貰っていたな。

 

 人がリラックスしてたのに意地悪いぞ。揚げ足取りやがって…。

 

 

 半ば家に強制的に引きずられていき、今までの事を聞いていたはずだった。いくら熱く言われてもおれにとっちゃ昨日の事と大差ない。

 

 話す内におれが出した“自由に生きる”という考えはローも賛同したが、仲間と会う考えに至り出た言葉。

 

 

「…行きたくねェ」

 

 

 行きたくない…正確に言えば、まだ心の整理が出来ていない。

 

 当たり前だ、あっちだって言いたいことはたくさんあるだろうが、おれだって混乱が大きいんだ。どうして消えたのかと追及されれば、確実に混乱する。

 

 

「お前らしくない」

 

「おれは元々弱いんだよ」

 

「弱くても、最初から逃げる奴じゃなかった」

 

「……」

 

 

 無気力というか、まだ精神が追いつけてない。あいつらに会って、その変化を見なきゃいけないと思うと…

 

 

「…もしかして」

 

「……何だよ」

 

「会うのが、怖いんだろ」

 

「……」

 

 

 ジョーカーが真面目そうに何か考え込んでいる。ローの現状推理を行なっているようだ。おれの気持ちを…もう少し鑑みてくれ…。

 

 しかし助け舟は来ない。

 

 

「怖ェよ、何もかも怖いよ。何をすればいいかも分からない。目指していたものがなくなって、……おれは、どうしたら…いいんだよ」

 

「……」

 

 

 歩くって言ったけれども、実際どう歩いていいかすら今はわからない。

 

 こちらに向く真っ直ぐな目から逃げるように隣を見る。そこには子供の頃のローそっくりな子供。唯一瞳の色が違う、母似なんだろう。

 

 思考も逸らしていれば、ジョーカーが口を開く。

 

 

 

『幸せになれば、いいんじゃねェのか』

 

(幸せって…)

 

『お前の幸せを見つけりゃいい。それでも無理なら前みたいに他人の幸せを考えて生きりゃいい。理由なんて、それこそ気持ち次第でいくらでも作れる』

 

(つくる…)

 

『例えばおれがお前に、おれのために生きろと言えば簡単だろ?』

 

 

 確かに簡単だ。でもそれじゃあダメなんだ。自分で生きる理由を見つけて生きなきゃ。

 自分で進んでこそ、それはより明確な形となって己の理想となる。

 

 ジョーカーはそういう事を言いたいんだろう。

 

 

「…ロシナンテや、ファミリーの仲間…おつるさんやドレスローザにも行きてェな。そんで、それから見つけても…遅くねェよな?」

 

「お前の好きにしろよ、ドフラミンゴ。でも…もう打倒世界はいいんだな」

 

「フフフ!…もう、おれの役目は終わったろうよ。それはきっとおれの役目じゃねェ。もっと若い世代の役目だ」

 

「……」

 

 

 ローは唇を噛んだ。様子からしてこいつはもう海賊を辞めている。ジョーカーも既に答えが分かっているようだし、おれも薄々勘付いている。触れるべきではないだろう。

 

 でもキキョウの花ってお前……意外にロマンチストだったんだな。

 

 いや…それよりも、今は礼を言うべきか。

 

 

「…ありがとな、代わりに進んでくれてよ。デカくなったな…本当」

 

「当たり前だろ…年の差が片手で数えられるくらいだ」

 

「まじかお前三十路か」

 

 

 笑っていれば笑い事じゃねェと頭を叩かれた。ぐぇ、脳が揺れる…。というかそろそろ下ろしてくれ。血が上ってんだよ頭に。

 そして下された序でに腕も付けてもらった。何か薬品臭い。

 

 手を握ったり糸を出したりしたが問題なさそうだ。

 

 

「一応防腐してたからな。というか何で動かなかったんだよ、普通なら動くはずで…」

 

「だからおれは死んでたって言ったろ?だから動かなかったんじゃねェの」

 

 

 ジョーカーも●●●が能力は使えなかったと言っていたし、詳しくはおれにだって分からないが、そういうもんだと思うしかない。だって呪い云々でこっちは人間兵器になってたんだぞ。今更だろ。

 

 

「んじゃあ行くか、世話になったな」

 

「は?え、もう行くのかよ」

 

「人生いつ死ぬか分からねェからな。お前も怯えてないで好きなことやれよ」

 

 

 そう言って歩き出した。ローの子供…名前を知らないのでちびローと呼んだが、また来てねと言っていた。お前いい息子持ったな…大切にしろよ。

 

 

 

 

 

 街灯がポツポツ立っている道。照らされた部分は道路と壁を巻き込み歪な丸を作る。影と明かりを交互に踏みながら向かった先は船。別にパクったわけじゃない、ちょっと首に刃物当てて借りただけだ。本島に戻れば返す。

 

 

『次はどこ行くんだ』

 

「ロシーのとこ行っておつるさんにも会う。あとできれば子供たちにも。それとヴェルゴと……あぁもう多いな」

 

 

 繋がりが多いのはいいことだ。その分頭下げなきゃな…。

 でも怖さが少し軽減した今、それを一つの楽しみに思うのいいことだろう。

 

 感情があってこそ人間は世界を正確に見ることができる。感情がなければ、そこに映る世界に色なんてないに等しいのだろう。

 

 

「…?」

 

 

 潮の香りを運び、大きな風が吹く。凪いでいた波がざわざわと揺らめき、水面下には星々の中に混じって大きな光源が一つある。その本体を見ようと上を向けば、月がこちらを覗いている。

 

 小さなはずが、やけに大きく感じる。呑まれて頭から食われてしまいそうだ。

 

 おれの髪を掬って、より大きな風が吹く。

 ジョーカーは一瞬おれの事を見た後、空を仰ぎ見た。

 

 

 

「綺麗だな、世界って」

 

『…こんな理不尽な世の中なのにか?』

 

「人間がいなけりゃこの世界はもっと綺麗なんだろうな。でも、だからこそ人間がいるんだ。綺麗すぎちゃあ直ぐに壊れるからな。そうやってバランスを保ってるんだ」

 

『フフフ、バランスね』

 

 

 

 世界は壊れて再生して、また壊れて再生して_____そうやってサイクルしていくんだ。おれの行動なんて長い時間からすれば、本当にちっぽけだ。

 

 でも見方を変えれば大きく世界は変わる。短い人生でこれだけの事を成し遂げた。それは誇るべきだろう。

 そうやって人間や世界は不安定に___でも懸命に生きて行く。そんな姿をひっくるめて、美しいと思うよ。

 

 

 

「もっと見てみたいな、この世界を」

 

『急に海賊らしい事言い出したな』

 

「フッフッフ、だっておれたちゃ海賊だろ?』

 

 

 

 月に見られながら、海の中で死んで行く。そういう運命なんだろう。でもいいじゃねェか。

 

 

 

 

 

「進もう」

 

 

 

 

 

 世界は残酷で、しかし美しいのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 --

 

 ー

 

 

 

 

 

 

 

 

 大海原を進む船、そこに海軍が何隻も後を追う。

 

 ジョリー・ロジャーにはスマイルと眼帯が特徴的な旗。ピンクのコートと目立つサングラス。その隣には数年前から行方をくらませていたドンキホーテ海賊団のメンバー。

 

 鬼の形相で追うのは海軍大将のドンキホーテ・ロシナンテ。何故か隣にはセンゴクもいる。

 

 

「兄上クソ止まれェエエエエエ!!」

 

「フッフッフ、やだね」

 

 

 その隣にはコートにしがみつくロシナンテの子供の双子の弟。生存報告をと思い海軍本部に突撃で行ったものの、異様に少年が懐いてしまい離れなくなったのだ。

 

 男はしがみつく少年を見やる。

 

 

「お前いいのか?ロシナンテに怒られるぞ」

 

「…姉上は海兵になるって言ってたけど、ぼくは……ぼくは、海賊になりたい…!」

 

「お前見かけによらず根性あんなァ…」

 

 

 連れてってとごねる子供の隣では、幽霊がデレている。

 それに呆れつつ、男は少年の髪を梳いた。

 

 

「後悔すんなよ、死んでも知らないからな」

 

「…うん!ありがとう」

 

 

 男と幽霊はその姿に顔面を両手で抑え上を向き尊みつつ、笑い合った。

 少年は不意に思い、男の服の裾を引っ張る。

 

 

「船長は、どこに行くの?」

 

「おれか?おれはなァ…」

 

 

 一人一人、仲間の顔を見て行く。みんな年を取ったが元気そうだ。中には亡くなった者や増えた者もいるが、全員の意志はずっと船長の行く先のままにある。そしてそれは、これからもだ。

 

 

 

 

 

「見に行こう、この世界を。バカな奴らには容赦するな。甘い奴らにはとことん甘くしてやれ。おれたちは、自由なんだ。何にも縛られず生きて…このクソみたいな世界を謳歌してやろうじゃねェか

 

 

 さぁ、おれの事をバカみたいに待ってたテメェたちにやる、最後の問いだ。

 

 

 

 

 _____おれに着いて来たきゃ着いて来い。全部を委ねろ、おれがまとめて背負って_____愛してやる」

 

 

 

 

 

 それに応えるように雄叫びが上がる。その様子を敵の海軍までもが息を飲んで見ていた。

 

 

 

 

 

 海と月の間を飛ぶ鳥は、朧げに……でも確かに今日も、この世界のどこかを飛んでいるのだろう。

 

 世界を愛して、そして微笑むのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんなあなたを、世界は見守っていることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 世界はあなたを愛してる、故にあなたを殺すのだ。


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