COMbat Providence AnalysiS Systemの力を持って…… 作:名状しがたい物
数日後の夜
アーシア「おやすみなさい……」
雪璃「アーシアちゃんおやすみ〜…… さて、僕も寝ようかな……ん?」
部屋に入ってベッドに転がると床に魔方陣が浮かび上がり光り始めた。
雪璃(待て待て!?何事!?)
現れたのはネグリジェ姿のリアスだった。
雪璃「(だから何事!?)ぶ、部長。よ、夜にそんな格好で来るっていきなりどうしたの〜?」
リアス「私を抱いて、雪璃。貴方しかいないの。」
雪璃「……はい?」
リアス「聞こえなかった?私を「聞こえていましたよ!いきなりすぎてビックリしただけです。」……そう。」
雪璃「それにしてもいきなり何故そんなことを……?」
リアス「私じゃ、いやなの?」
雪璃「い、嫌ってわけじゃないけどね……。でも……。」
リアス「ぐずぐずしていられないの……もうすぐここに来るの……」
雪璃「だ、誰が?」
リアス「それは…」
また床に魔法陣が浮かび上がり光り始めた。
雪璃(また!?)
?「こんなことをして破談へ持ち込もうというわけですか?」
雪璃(だれ!?)
リアス「こんなことでもしないと、お父様もお兄様も私の意見を聞いてはくれないでしょう?」
?「このような『下賤な輩』に操を捧げると知れば旦那様とサーゼクス様が悲しまれますよ」
初対面の人に下賎な輩か……
雪璃「頭が高い!」タイオワ+サテキャ
?「ッ!?(危ないと感じ咄嗟に交わしたからよかったけどあれは防御しても当たったら大怪我では済まないくらいの威力……)貴方、何者?」
雪璃「名前は自分から名乗るものだと習わなかったか?」
グレイフィア「……そうね、私から名乗りましょう。初めまして、私はグレモリー家に仕える者です。グレイフィアと申します。以後、お見知り置きを」
雪璃「雪璃、櫂碩雪璃だ。」
リアス「雪璃!やめなさい!」
雪璃「今のは奴が悪い。これは下賎な輩といった奴への不敬罪だ。」
リアス「だとしてもやめなさい!グレイフィア、私の根城へ行きましょう。話はそこで聞くわ。朱乃も同伴でいいわよね?」
グレイフィア「『雷の巫女』ですか? 私は構いません。上級悪魔たる者、『女王』を傍らに置くのは常ですので」
リアス「後、雪璃。」
雪璃「……なんだ?」
リアスはツカツカと僕に歩み寄り、頬へキスをした。
リアス「今夜はこれで許して頂戴。迷惑をかけたわね。明日、また部室で会いましょう。」
雪璃「……グレイフィアと言ったな?下賎な輩言ったことに関してだが、普段なら消し炭にしてやるところだが……よかろう。しかし、次は無い。」
……………………
グレイフィア(彼、何者かしら……恐らく魔王様が束になっても勝てない。それにしても『せつり』という名前……昔どこかで聞いた事のある名前でしたね……。)