COMbat Providence AnalysiS Systemの力を持って…… 作:名状しがたい物
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※全カットしてますがゼノヴィアはリアスの下僕になってます。
コカビエルの一件から数日が経ち、平和な日々が訪れた。最近はゼノヴィアが悪魔になって駒王学園に入学してきたり、イッセーが堕天使の総督アザゼルと接触したが特に問題はなく平和だった……
雪璃「プールか……しばらく入ってないなぁ……」
僕は今水着でプールサイドに立っている。
(マルコスの装備がルチアーノの「夏男スタイル」の棺と肩の刺繍がないやつとイメージしてくれると助かります)
生徒会長がオカルト研究部にプール掃除を頼んできて、「掃除してくれるなら終わった後遊んでもいい」と言い、部長が引き受け、今に至る……あ、掃除は終わってるよ?
雪璃「それにしても、皆遅いなぁ……」
皆を待つ間、準備運動しながら待っていた。しばらくすると皆がやってきた。
リアス「雪璃。私の水着、どうかしら?」
布面積が少ない赤のビキニを着た部長が水着の感想を求めながらやってきた。
「あらあら。部長ったら、張り切ってますわ。よほど雪璃君に見せたかったんですね。」
そう言いながら朱乃先輩はプールにやってきた。そして部長同様にに水着の感想を求めて来た。
雪璃「と、とりあえずリアス先輩!ぬ、布面積が少ないのでこれに着替えてください!あと、朱乃先輩は似合っていますよ!」
僕はヴィオレッタのコス「ヴァカンスを楽しみましょ」の帽子以外をリアス先輩に渡す
白音「雪璃先輩・・・似合ってますか?」
白音の水着はスク水だった。胸の所に平仮名で「しろね」って書かれていた。
雪璃「ん?似合っているよ?だけど……」
白音「だけど?」
雪璃「白音ちゃんはそれが着たいと思ったの?」
白音「私もこんなのを着たいと思ってませんよ!……でも、私に似合うものがないんですよ」
雪璃「……これ、白音ちゃんにプレゼント」
僕はコクリコのコス「すいすいすいみんぐ」の帽子以外を白音ちゃんに渡す
白音「カ、カワイイ…ありがとうございます……」
雪璃「気にしない「雪璃〜!!!」……で……」
黒歌「これどうにゃん?似合うかにゃ?」
黒歌がスリングショットを着てやってきた
雪璃「何てモン着てるんだ!?」
黒歌「ダメにゃん?」
雪璃「ポロリしそうじゃないか!これに着替えて!」
まといのコス、「夏は花火と水着だよ」を黒歌ちゃんに渡した
リアス「雪璃、あなたにお願いがあるのだけどいいかしら?」
あ、皆が着替えが終わったようだ
雪璃「僕にできる範囲なら構いませんよリアス先輩?」
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白音「離さないで下さいね雪璃先輩……」
※着替えた
雪璃「はいはい、分かってるよ」
リアス先輩から頼まれたのは白音ちゃんの泳ぎの練習だった。白音ちゃんは泳げないらしく練習を頼まれたのだった。
雪璃「よし、白音ちゃん。早く泳げるようになりたいとはいえ運動に焦りは禁物、少し休憩しよっか」
白音「はい……」
なんて白音ちゃんと話していると
リアス「雪璃〜」
あれ?今、呼ばれた気がしたよ?(cv,青木 志貴)
……やめよ、僕の見た目でこの声は合わないや。
雪璃「なんですか〜?」
呼ばれたから振り返ると……
リアス「背中にオイル塗ってくれないかしら?自分じゃ届かないの」
と言ってプールサイドに敷いたタオルの上に寝そべりつつ、背中の水着の紐をほどいているリアス先輩がいた
それを見て、僕は顔を赤くした
雪璃「……背中だけだよ?」
リアス「えぇ、構わないわよ」
そんな守の赤い顔を見ながらクスッと笑みを漏らすリアス
雪璃「こ、こんな感じで良いかな?」ヌリヌリ
リアス「えぇ、とっても上手よ。」
褒められてもねぇ……
朱乃「あらあら、部長だけ狡いですわ~」ムニッ
雪璃「な、なな!?何してるんですか!?」
朱乃「うふふ、どうかしら雪璃君?」
せ、背中に胸が!?
リアス「ちょ、ちょっと朱乃!邪魔しないでくれるかしら!」
部長!起き上がらないでください!見えてます!
朱乃「うふふ、雪璃君は本当に可愛いですわ……ねぇ部長、雪璃君を私に下さらない?」
リアス「ダメよ!雪璃は髪の毛一本に至るまで私の物なんだから!」
朱乃「あらあら、でしたら強引に説得するしか無いようですわね」
リアス「上等じゃない……私の雪璃を誑かした罪は重いわよ!」
僕の所有権でバトル始めないでよ!?こうなったら……ドリーム☆ステッキを出して、と……
雪璃「ぐるぐるど〜ん!」和太鼓使用
朱乃・リアス「キャァッ!?」
雪璃「やめてください!仲間同士で争いを起こしてもいい事はないですよ!」
リアス「……そうね」
朱乃「……部長、ここは仲良くしましょう」
雪璃「わかってくれたならいいです!」
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雪璃「ふぅ、少し休むか……」
ゼノヴィア「こんな所で何をしているんだ?櫂碩雪璃」
雪璃「雪璃で構わないよ。遅かったね、ゼノヴィア」
ゼノヴィア「初めての水着だから、着替えるのに手間取ってしまった。似合うかな?」
俺が尋ねると、ゼノヴィアがそう言ってさらに聞いて来た。
雪璃「うん、似合ってるよ。でも、見るからに時間掛かりそうな水着には見えないけど……」
ゼノヴィアが来ていたのは普通のビキニだ
ゼノヴィア「……実は着替えた後、考え事をしていたんだ」
雪璃「考え事?僕で良かったら相談に載るよ〜」
俺がそう言うと、ゼノヴィアが真剣な表情で言った。
ゼノヴィア「私と子供を作らないか?」
イッセー「・・・はい?」
考え事が想定の範囲外……
知り合って間もないのにいきなり子供って……
雪璃「……その考えに行き着いた理由は何?」
ゼノヴィア「そうだな。順を追って説明しよう」
そう言って、ゼノヴィアは説明を始めた。
ゼノヴィア「私は今まで、信仰の為に生きて来た。主の為に戦い、主の為に生きる。それが全てだった」
ゼノヴィア「だが、主が居ないと知り、私には目標が無くたってしまった。そこで、リアス部長に聞いたんだ。そしたら『 悪魔は欲を持ち、欲を叶え、欲を望む者。好きに生きなさい』と言われたんだ」
雪璃(リアス先輩……あなたが原因ですか……)
雪璃「それで、何で子作りなの?」
ゼノヴィア「女の欲と言うのは何だと考えたら、子供を育てる事だと思い至った。子を育てるなら強い子に育てたい。だから、強い遺伝子を残したい。だからこそ君だ。君はとてつもなく強い。あのコカビエルを完膚無きまでに倒した。だからこそ、君との子供が欲しい」
男として選んでくれたのは嬉しい。でもね……
雪璃「ゼノヴィア、確かに子孫は大事かもしれない。だけどね、そういうのはもっと親密な関係になってからじゃないかな?」
僕はゼノヴィアにそう言い聞かせた。
ゼノヴィア「分かった。それなら、少しずつ関係を深めて行く。だがな雪璃」
雪璃「ん?何?」
ゼノヴィアは俺の名前にはを呼んだ直後、僕の顔に両手を添えてキスして来た。
ゼノヴィア「ん」
触れるだけのキス。
1分しない内に離れた。
ゼノヴィア「お前へのこの想いは、絶対に覆らない」
ゼノヴィアは真剣な表情でそう言って、プールへ向かった。
……さて、僕もプールに戻るか。
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本編とははっきり言って関係ないおまけ
ライザー戦での没シーン
雪璃「ライザー……だったな?」
ライザー「ッ…!」
雪璃「なぁ、想像つくかい?
飛べない事、歌えぬ事……
やり方は分かっているのに……
鉛みたいに体が動かない事……」
雪璃に黒いモヤがかかる
ライザー「お、お前はなんなんだよ!?」
雪璃「……俺か?元天使の……死神だ」ニヤァ
没理由
オカルト研究部以外の悪魔が「………………誰?」
になりそうだったから
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コンパス知らない人のために色々説明
・ヴィオレッタ(ヴィオレッタ ノワール)
作曲から演奏までこなす 音楽家
大貴族の家系に育ち 音楽を人生とする
ヒーロースキル……~狂詩曲~ 白夜百花ラプソディ
テーマソング……カンタービレ×パッシオーネ
・和太鼓(祭り開始!どでかい和太鼓)
周囲の敵を9秒間サイレントにする
・ドリーム☆ステッキ
前方に攻撃(小ダメージ)
※今回は武器として出した