閃乱カグラ ケイオス・ブラッド   作:虚無の魔術師

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ユウヤ「よぉ、言い残すことはあるか?」


いや、待って、待ってください!何が!?


ユウヤ「テメェの罪状を教えてやろうか、




『日常編を投稿すると言ったくせに投稿せず、新しい話を進めている罪』」



確かに、そうだけど!待ってください!!ちゃんと投稿しますから!






何時か!


ユウヤ「よし、決めた!






お前マジで■すわ」


………………本編に入ります。


1章 消えぬ火焔と狂気の光
八話 襲撃


半蔵学院校舎の屋上、

 

 

そこに複数の人影があった。

 

 

「ここが、国立半蔵学院か」

 

 

露出度の高い制服を着たポニーテールの少女が建物を見て、そう呟いた。

 

 

「"あの方"直々命令ですから少しはと思いましたが、思いの外簡単に済みそうですわ」

 

 

「そうかしら?あの『黒雷』がいるらしいの、私たち全員が集められるのも納得じゃない?」

 

 

"あの方"という単語を漏らす金髪の少女とくるくるロールの女性が互いに声を交わす。

 

 

「ふーん、そいつ強いんか?」

 

 

「分からないけど…………強いんじゃないの?」

 

 

緑髪の少女と片目に眼帯がつけられている少女が『黒雷』と呼ばれる存在について語っていた。

 

 

 

「…………関係ない」

 

 

ふと、聞こえるか分からない声で呟く人物がいた。全身に布を着込み、顔を隠した人物だったが、声からして男とは分かるだろう。

 

 

「誰がいようが、俺達の使命を───」

 

 

 

──果たすのみ。

 

 

男と思える人物の言葉に5人の少女達が当然のように頷いた。ゆっくりと立ちあがり、自分達の使命のために────動き出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あぁ、やることねぇな」

 

 

半蔵学院忍学科の校舎内をユウヤは暇そうに歩いていた。仲間である飛鳥達は現在訓練中のため、無理もないが。

 

 

「…………俺が訓練してやろうかな」

 

 

ボソリと呟いた後、少し考えるような仕草をしていた。若干、本気だったのかもしれないが、その事を忘れさせるかのように──────違和感を感じた。

 

 

「…………あ?」

 

 

ふと、気配を感じたユウヤは外に視線を向けた。その気配の方向を睨み付けていた途端────

 

 

 

 

────空間が隔絶された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………くっ!」

 

 

壁に叩きつれられた霧夜は口から流れる血を拭い、目の前の人物を睨み付けた。目の前の着込んだ男は静かに立っていた。

 

 

(飛鳥達は………無事なのか?)

 

 

自身のピンチの時でも、教え子達の心配をすることから、彼は良い教師だろう。

 

 

「終わりだ」

 

 

だが、この状況でその事を考えても意味はない。男は止めをさすように赤い刀を振り上げ────

 

 

「『電気鉄拳(ボルト・スマッシャー)』!!」

 

 

 

電気を纏った拳が男の体を殴りつけた。男はそのまま壁をぶち破り、部屋の外に吹き飛んだ。

 

 

「すまん、ユウヤ。助かった」

 

 

霧夜は自分を助けてくれたユウヤに感謝を述べた。だが、ユウヤ自身は返答をせず、真剣な声で霧夜に問いかけた。

 

 

「…………誰だ、あいつは?」

 

 

「侵入者だ。蛇女子学園のな」

 

 

「………あの蛇女か?」

 

 

蛇女子学園、半蔵学院と同じく忍を育成する機関の一つ。違うとすれば、彼らが育成するのは悪忍だということだ。

 

 

(飛鳥達は………気付いてるのか?)

 

 

こいつも一人だけで侵入するわけがない。仲間がいるはずだ。そう推測しながら、飛鳥達への心配が彼にはあった。

 

 

「その必要はない」

 

 

吹き飛ばされた場所から瞬時に戻り、ユウヤの心のなかを見透かすような態度をとっていた。

 

 

「ここの忍学生なは、俺の仲間が相手をしている。」

 

 

ユウヤは行き場のない苛立ちを押さえるために、舌打ちをしていた。自身の腕に鉄を纏い、完全な戦闘体勢をとる。

 

 

「で、テメェは何だ?忍じゃねぇし、霧夜先生を押してんだからタダ者じゃねぇだろ」

 

 

「……………お前の方が、よく分かると思うぞ?」

 

 

男はそう呟くと、自身の両腕を広げ、布をたなびかせた。途端、周りに変化が起こった。

 

 

 

 

壁や床から、炎が出現したのだ。そして、男の体に炎が燃え移る……………正確には男が燃えているのだ。燃える炎の中で、男の顔を隠していた布が焼失し、顔が明らかになった。

 

 

 

 

 

黒とも白とも言えない、灰色のような色の長い髪、藍色の瞳、そして、

 

 

 

 

 

 

 

顔の半分に痛々しく残っている火傷の後、

 

 

それが目の前の男に深く印象を与えている。男はそのまま炎に恐れずに、静かに声を発した。

 

 

 

「俺は、蛇女子学園選抜チーム…………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………炎の異能使い、紅蓮(ぐれん)

 

 

 

男、紅蓮が話終えると同時に、燃え盛る炎が部屋を包み込んだ。




ユウヤの前に現れた、もう一人の異能使い 紅蓮。


初めて他の異能使いとの戦いに、ユウヤは勝てるのだろうか!


次回、『炎の紅蓮』



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