東方酒迷録【完結】   作:puc119

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~注意!!~

本編とは何の関係もありません
イラッ☆っときたらブラウザバック推奨

メタ発言、キャラ崩壊、時系列無視が含まれます
他にも色々あるかもしれません
読んでくれると作者が小躍りします

では、始めます




第閑話~ワインを語ろう~

 

 

「第二回! 黒さんのお酒講座~inカフェ迷いヒト~」

 

 テンションやや高めでお届けします。

 

 

「いつも、こんなんなのか?」

 

「前はこんな感じだったわね」

 

 

「はい、本日のゲストを紹介していくよ。はい、じゃあ一人ずつお願い」

 

 

「霊夢よ。只酒を飲みに来たわ」

 

 はい、まずは一人目。前回に引き続き霊夢です。正直でなによりだ。コノヤロー。

 

 そして何より……

 

「そろそろ、ツケを払ってくれ」

 

 ただでさえ売上が少ないというのに……

 

「……ごめんなさい、こういう時どんな顔すればいいのか、分からないの」

 

「払えばいいと思うよ」

 

「はいはい。また今度ね」

 

 今度っていつさ……

 

 さてさて、気を取り直して。

 

「んじゃあ、次の方どうぞ」

 

 

 

「魔理沙だぜっ」

 

「フランだよー」

 

「「二人合わせて!……」」

 

 

「なんだ?」

 

「なんだろうね?」

 

「最後まで考えておこうよ……」

 

「最後までやったほうが良かったか?」

 

 いや、やめてください。

 

 と、いうことで残りのゲストは魔理沙ちゃんと……あれ?

 

 

「なんでフランちゃんがいるの? 俺はレミリアを呼んだはずだけど」

 

 おろ、間違えてたかな。

 

「お姉様は用事があって来れなくなったの」

 

「いやでも、レミリアのやつかなり楽しm「来れなくなったの」あ、うん。わかった」

 

 うん、それなら仕方ないよね。別に二人で来ても問題なかったんだけどな。

 

 ……今度レミリアに会ったら優しくしてあげよう。

 

「ねーねー」

 

「ん? どったの、フランちゃん?」

 

「本編は進めないの?」

 

「……また今度ね」

 

「むぅ、私の活躍シーンがあるのに」

 

 いや、たぶんそんなシーンないぞ? それに、フランちゃんは前の話で活躍したでしょうが。俺のことボコボコにしたじゃん。

 

「私の活躍シーンはあるのか?」

 

「……も、もちろん」

 

 たぶん、きっと、おそらく……うん、ないかな。

 

「どもるなよ」

 

「いや、だってどうせあれだろ? 魔理沙ちゃんは魔女さんと熱戦を繰り広げ、俺が咲夜さんにボコボコにされ、霊夢がレミリアのカリスマ(笑)をブレイクして終わりだろ?」

 

「レミリア泣くぞ? そんな扱い方じゃ……」

 

 俺の扱われ方も同じくらい酷い気がする。

 

 

「それで、今日はなんてお酒が飲めるの?」

 

 閑話休題。

 閑話の閑話はお仕舞いです。

 

「……一応、これってお酒を学ぶことが目的だからね」

 

 此処まで来ると、いっそ清々しいね。

 

「わざわざ来てあげたのだからいいでしょ?」

 

 呼ばなくてもお前来るじゃん。

 

「なんだ? 霊夢はいつも呼ばれてるのか?」

 

「いつもと言っても、まだ2回目だけど皆勤賞だね。んじゃあ、問題です」

 

 そう言ってから、ガラス瓶に入った赤い液体を皆の前に出してみた。

 

「この中に入っている液体の名前は?」

 

 

「葡萄酒かしら?」

 

「血液」

 

「ワインだろ」

 

 

「うん正解。ブドウを原料に、ビールや日本酒なんかの複発酵じゃなく、単発酵によって作られた醸造酒のことで、ワイン・葡萄酒と呼ばれるお酒だね」

 

 酒税法では果実酒に含まれるらしい。

 

「おい、一つおかしな答えがあったぞ?」

 

「ワインの歴史はお酒の中で最も古いとされていて、1万年前には飲まれていたらしいよ」

 

「無視か? 無視なのか?」

 

「見事にスルーしたわね」

 

 アーアーキコエナーイ。

 

「と、いうことで今回のお酒はワインだ。だから魔理沙ちゃんとレミr……じゃなくてフランちゃんを呼んだってこと」

 

 フランちゃんに睨まれた。マジ怖い。

 

「ん? でも私はワインに詳しくないぜ?食事も和食派だし」

 

「ありゃそうなんだ。イメージ的に西洋っぽいから詳しいのかと」

 

「自称、東洋の魔女だからな」

 

 そりゃあ、あれだ。バレーボールが強そうですね。

 

「私もお酒は飲まないよ?」

 

「うん、まぁ。フランちゃんはそうだろうね」

 

 だからレミリアを呼んだんだけどね。口には出さんけど。きゅっとしてドカーンされるのやだもん。

 

「私は何で呼ばれたの?」

 

「ん~、霊夢は……なんとなく、かな?」

 

 特に理由はないや。

 

「ワインだったらアリスとかのが良かったんじゃないか?」

 

「いや、あの娘まだ出てきてないじゃん」

 

「でも、勇儀は前回いたわよね?」

 

「あれは、ほら特例だよ」

 

 たぶんだけど勇儀の出番もうないんだから、あんまり触れないであげて……

 

「妖怪賢者は呼ばないのか?」

 

「俺が呼びたくない」

 

 紫はないだろ。

 

「咲夜は?」

 

「雑談だけで終わりそうだから、咲夜さんはちょっと……」

 

 美鈴ならいいかも。

 さて、そろそろ進めましょうか。

 

「んじゃあ、ワインの種類について話そうか。白ワインや赤ワインってのは聞いたことあると思うけど、ロゼワインってのは知ってる?」

 

「私は知らないわ」

 

「私も聞いたことないぜ」

 

「私も」

 

「了解。んじゃあ、そのことも含めて、白・赤・ロゼワインの説明からだね。まずは白ワインから。見た目は透明~黄緑色に近い感じで、白ブドウの果汁のみを使うんだ。甘口~辛口まで幅広く、完全に発酵を終了させると辛口に途中で停止させると甘口になる。苦味は少なくて、酸味の強いものは魚料理に合うかな」

 

 クセが少ないから飲みやすい。

 

「なんで、発酵を途中で止めると甘くなるの?」

 

「ん~と、簡単に言うと発酵するのに糖分を使うからだね」

 

 ほとんどのお酒に言えるけど、発酵は原料に含まれる糖分をアルコールに変えることで行われる。だから、発酵を途中で止めれば、原料の糖分が残ったままとなって甘くなるってことだね。

 

「んじゃあ、次は赤ワインについて。見た目は名前通りの赤色で、白ワインと違って赤ブドウや黒ブドウを原料に使い、また果汁だけでなく果皮なんかもまとめて発酵させるんだ。そして、綺麗な色と濃厚な香りにつながる。手法のせいで辛口しかなく渋みやクセが強いけれど、一般的には肉料理に合うって言われているね。また、白ワインよりも長期保存できるっていうメリットがあるかな」

 

 ただ、白ワインと違って人によっては猛烈な頭痛を引き起こすことがあるから、注意が必要。あと、渋いし苦いから俺はあまり好きじゃない。肉料理には合うと思うけどさ。

 

「それだけ聞くと白ワインのが美味しそうに聞こえるな」

 

「ん~まぁ、好き嫌いが別れやすいのは事実だと思うよ」

 

 あと、補糖、後発酵(マロラクティック発酵のこと)やおり引きなんかもあるけど面倒臭いから飛ばすね。

 

「最後にロゼワイン。白ワインや赤ワインに比べると知名度は低め……かな? 見た目は白ワインと赤ワインの中間。つまりピンク色だね。だからピンクワインとも呼ばれるみたい。作り方は色々あって、単に白ワインと赤ワインを混ぜたものや、赤ブドウを白ワインの作り方で作ったもの。白ワインを着色したものなんかがあるよ。だから味もワインによって全然違うかな」

 

「つまり、中途半端なワインてことね」

 

「……いや、まぁ、うん。そうなのかな?」

 

 違うと思う。

 てか、違う。ロゼにもロゼの美味しさがあるのです。

 

 

 さてさて、こんなところかな。

 

「なんか質問ある?」

 

「30年もののワインとか聞いたことがあるけど、やっぱり放っておいたワインの方が美味しいの?」

 

「放っておくって……熟成といいなさい。熟成と。ん~と、単純に熟成させれば良いってわけじゃないかな。ワインによってはできてから早く飲まないと劣化してしまうものもあるしね。ただ、長時間熟成できるワインはブドウの渋みや酸味を薄くしてまろやかな味わいにしてくれるんだ。まぁ、つまり熟成させるほど美味しくなるってこと。ただし、熟成途中でワインは減っていくし、長時間熟成されたワインは多くないから、どうしても総数は少なくなるよね。だから値段も高くなっちゃう」

 

 因みにあの有名なボルドーワインの中には50年もの熟成を耐えることができるワインがあるとか。

 

「つまり、値段の高いワインは美味しいってことか?」

 

「全部が全部そうとは言えないけれど、一般的には美味しいんだろうね」

 

 自信ないけど……

 

「他に質問はある?」

 

「はい」

 

「はい、フランちゃんどうぞ」

 

「ボジョレーヌーボーって何?」

 

「ああ、毎年100年に一度のできになるアレか」

 

「さ、流石にそれは言い過ぎだけど、あの評価は有名だよね……ボジョレーワインの中で毎年11月の第3木曜日に解禁され、その年の新酒がボジョレー・ヌーボーって呼ばれるんだ。フランスのボジョレー地区で作られるもので、赤ワインが主だけど白ワインもあるみたい。マセラシオン・カルボニックっていう独特の酒造方法で炭酸ガスが良いはたらきをしてくれる。赤ワインでも渋みが少なくフレッシュな味が特徴で冷やして飲むのと美味しいって言われてるね」

 

 また、早飲みタイプのワインだから長時間の貯蔵には向かない。飲みやすく、ワインが初めての人でも美味しく飲める……かも。

 そしてなにより値段が良心的です。ボージョレ・ヌーボーとかボジョレー・ヌヴォーとか色々な呼び方があるけどどれが正しいかは知らん。フランス語とかわかんないし。因みにBeaujolais nouveauというらしいよ。

 うん、読めん。

 

「ようは、安くて美味しいワインってことか?」

 

「そんな感じでいいと思うよ」

 

 詳しいことはよくわかんないんだよね。

 

「んじゃあ、ついでに貴腐ワインも説明するね。聞いたことは?」

 

「名前だけなら聞いたことあるぜ」

 

「私は知らないわ」

 

「まあ、幻想郷じゃまず飲めないだろうしそんなもんか。貴腐ワインってのは白ワイン用のブドウが貴腐化したもの、つまり腐ったブドウを使ったワインのこと」

 

「お、美味しいのか、それ?」

 

 飲んだことないから味は知りません。

 高いんだよ、あれ……

 

「正式には腐ったわけじゃなく貴腐化で、見た目は……まぁ腐ったようにしか見えないんだよね。けれども見た目からは想像できない濃厚な香りと味を含むんだ。ワインの帝王とか王様とか呼ばれるくらい凄いワインなんだよ」

 

 デザートワインとして飲まれて、ハンガリーのトカイワインが有名。

 

「へ~、一度飲んでみたいわね」

 

「紫に頼んでくれ。流石に貴腐ワインは作れんよ……」

 

 さて、次は……

 

「あれ? さっきからフランちゃんが静かだけど」

 

「ボジョレーの説明辺りで力尽きたぞ」

 

 ……まぁ、興味なければそうだよね。

 

「何しに来たんだろう……」

 

「あんたと遊びに来たんじゃない?」

 

 それはそれで嬉しいけど、なんだかなぁ。ちょっと悪いことをしちゃった気分だ。

 

「それじゃあ、飲みましょうよ」

 

「やっとか、長かったぜ」

 

 コイツら……

 

「フランちゃんはどうする?」

 

「起こしても良いけれど、絶対に『私も飲む!』とか言うわよ。それで酔っ払ったら……私は逃げるわ」

 

 うん……寝かしておこう。

 そうしよう。

 

 さてさて、本日はここまでかな。

 

「ワインの歴史は古い。だから種類も様々だ。ワインだからといって嫌いになってしまうのではなく、色んなワインを飲んでみて、自分に合ったワインを探すってのも良いかもな。以上、黒さんのお酒講座でした」

 

 

 

 

 

 

 

「誰に対して言ってるんだ?」

 

「画面の向こうの人たちらしいわよ」

 

「なんだそりゃ?」

 

 

 

「それよりも、閑話を入れるの早すぎない? 最近にもあった気がするのだけれど……」

 

「作者のリハビリを兼ねてるんだってさ」

 

「どう言う意味?」

 

 さあ? 俺にはわかりません

 

 






だいぶ間が空いてしまいましたが、やっとこさ更新です
閑話ですけど……もう、こっちを本編にしようかな

私はワインを全くと言っていいほど飲まないので、こんな感じとなってしまいました
ワイン好きの方がいてワインのどこが好きとか教えてもらえると嬉しいです


質問・感想は特にお待ちしておりませんが、書いていただければ作者が踊ります
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