「ソウさん!今日も事務所に来てもらってもいいですか?」
元気よくイヴが話かけてくる
「またかぁ。」
「何かマネージャーさんが忙しくて私達につく時間がないそうなので。」
「ごめん。今日用事あるんだ。」
そう俺はNFOをするという用事がある。イベント開催中だから張り付かなければ!
りんりんさんと聖堕天使あこ姫さんとやる約束もしているし…
「ゲーム。ですよね?」
「いやーゲームであるようなないような…」
「えいっ!」
そう言って抱きついてくる。
「ハグハグハグ~」
「あのー辞めていただけませんでしょうか」
「来るんだったら、離して上げます!」
色々当たってるんですけど!
何か…そう。大きいものが。
もっと言うなら千聖さんには、無いもの。
うっわ。寒気感じた。殺されるわー
「離して―「じゃあ来てください!」ですよねぇ!」
「分かったよ。行くよ。」
「分かってもらえて良かったです!」
そのままイヴに事務所まで引っ張られてました。逃げれなかったぜ。
最近事務所に出入りが多い。
…いや盗撮じゃないよ?だからパンの袋についてる奴投げないで?痛いんだよ?地味に。
ちなみにあれバッグ・クロージャーって言うらしいね。
簡単に言うとアルバイト代わりに来ている。だから別に休んでいるイヴ達の写真を撮って金儲けしようとか考えてないからね?
…1回思ったけどさぁ。すぐバレて千聖さんにボコボコにされたんだよね。
営利目的ではなく私的に私を撮るならいいという許可貰ったけど、いつも見てるからなぁ。いらね。
「着きました!」
引きづられながら、現実逃避をしていた時声をかけられ戻ってくる。
よし!即転進回れ~右。進め!
「どこ行くんですか?そっちではないですよ?」
「だって来てくれじゃん?そして来たじゃん?だから約束を果たしたから帰ろうかと。証明完了Q.E.D」
「それはヘリクツじゃないですか!」
「屁理屈でも漢字に理屈が入ってるから理屈は通ってんだよ。」
何かにそう書かれていた記憶があるし
「もちろん許しませんよ!ブシドーに反します!」
足を引っ張られて連行されました。
…顔超痛い。
「こんにちはー」
元気よく挨拶をするイヴ
「こんにちに―「ヘヴンっ!」
ドアを俺が開けた瞬間何か飛んできたんだけど!
「あら。ごめんなさい。何か虫が来たなと思って潰さないとと思ったのよ。あと何か失礼な事考えていた気がしたしね。」
「だからと言って開けた瞬間広辞苑投げんな!」
エスパーかよ。
「私の私物よ。喜びなさい。」
「相変わらずドSだな。この野郎。広辞苑投げるとかどんな握力してんだ。」
「じゃあ貴方は相変わらずのドMね。」
「ドMじゃな―「ぐへぇ!」」
某有名大学ラグビー部みたいなタックルを受ける。
「奏くーん。」
「日菜ちゃん。奏君可哀想だよ?」
タックルをした日菜と心配してくれる彩
「だって、るんっ♪ってしたから!」
「あのー日菜さん?奏さんに馬乗りになってるっスけど大丈夫ッスか?」
「るんっ♪ってするから大丈夫!」
大丈夫じゃねーわ。馬鹿野郎。
「ヒナさんズルいです。私もです!」
倒れている俺に、抱きついてくる。
右には、日菜。左に、イヴ。
そして2人で威嚇し合ってる。
「通報しとくわね。」
「しないで!俺が望んだ訳じゃないから!勝手にした事だから!」
「そう言えば奏君勉強教えて欲しいなぁ。」
「随分話ぶった切ったなぁ。別にいいけど。」
「じゃあ。ここに座って貰ってもいい?」
彩の隣の席に座る。
「まずここなんだけどー」
グイッと近づいてくる彩
女の子の甘い香りが、鼻を刺激する。
「そんな近づかなくても良くないか?」
「そうかな?だってそうすれば奏君襲ってくれると思ってるし…もうちょっと近づかないとダメかな?」
「聞こえなかったんだけど。」
「気にしないで!」
そのまま勉強を続けた。
魔王のオーラを纏ったイヴがいたが、何で怒ってるか、分からないためスルーした。
「私、もう決めました!奏さんを私のモノにします!彩さんや千聖さんや日菜さんばっかりずるいです!」
何かブツブツ何かを唱えていたが、何だろうか?
レッスンも終わり夜遅くなったので、皆を送っているところだ。
何回かご飯を食べて行かないか?と誘われたが、イヴの虚ろな目が怖かったので辞退させて頂いた。
最後は、イヴを送って終わりだ。
何故送っているかと言うと、不審者に襲われたら大変だ。という事務所の心配からだ。
彼女の家の前に着く
「じゃあな。イヴまた明日。」
「送って頂きありがとうごさいます!けどソウさん。直ぐに会えますよ。スグニデス…」
振り返って少し歩いた時、そんな声が聞こえた―瞬間
「ブシは後ろにも注意をするんですよ?」
この声はイヴ…?
そんな声は、出せずに俺は、意識を失った。
うーんと背伸びをする。
その背伸びをした時に異変に気づく。
いつもと光景が違うのだ。
今は冬であるので、寒いのだがそれより気温が低く寒い気がする。
周りを見ても、レンガ造りの物やお城の様な物もある。
人も決して、日本人とは違う。
「ここは、フィンランドです。奏さん。」
聞きなれた声
「は?」
「ついここまで奏さんを輸送してきてしまいました。テヘッ。」
ペロリと可愛らしく舌を出すイヴ
可愛いけど、フィンランドに連れてこられるなんて傍迷惑だから辞めろや。
「帰してくれ。日本に」
「嫌ですよ。さて行きましょうか!」
どこに?と言う前に引っ張られて行った
俺今日何回引っ張られるんだろ?
暫く引っ張られるとどこかの家に着く。
ドアを開け元気よく
「Olen kotona.」
訳:ただいま!
「Tervetuloa takaisin」
訳:おかえり
ドアを開け意味不な言語を喋るイヴとその家から出てきたオバサンとオジサン
「Se henkilö」
訳:その人は?
と知らないおばさんが尋ねる。
「Olen mieheni」
訳:私の旦那です。
とイヴが答える。
何言ってんのかさっぱりわからん。
何語?英語では無いんだよなぁ。
英語でも無理だけど
「ソウさん入りましょう!」
もしかしてここってイヴの家だろうか?
お父さんに殴られちゃう!勘違いされちゃう!
そして渋々俺は、家の中に入っていった
入って、ソファーに座り紅茶を出される。
お礼を言って口を付ける。美味しい。
そしてイヴのお母さんらしき人にこんな事を聞かれた。
「Onko totta, että minun suosi?」
訳:婚約者って本当ですか?
フィンランド語何て分かんねぇと困惑してるとイヴが助け舟を出してくれる。
「お友達ですか?と聞いていますよ。ソウさん」
「えーとそれなら、YES」
「Rakastatko minua todella?」
訳:本当に愛していますか?
「えーとこれは、仲良くしてくれてますか?ですね!」
「イヴありがとう。えーとYES」
お父さんは?と周りを見渡すと、お父さんが遠い目をして
「俺も、ここに無理矢理連れてこられて、結婚させられたなぁ」
と呟いてた。え?ドユコト?
お父さんがこちらを向き
「奏君かな?これから一緒に頑張って行こうな。」
と言ってくれた。お父さんって日本人なのね。
「Tein saman asian.」
訳:私も同じ事したなぁ。
お母さんが、言う。意味は知らん。
「Onko totta?」
訳:本当ですか!
イヴが興奮気味に答える。
「Kirjoita tämä alas」
訳:これを書きなさい
と言って紙を渡される。そこには、
「Avioliitto」
訳:結婚届け
と書いてあった。なんて読むんだ!
「ソウさんこれは、滞在をするのに必要な物なので、書いてくださいね!」
と言ってスラスラと書いていくイヴ
「俺書けないんだけど。」
「じゃあ。私が書いて上げます!早速夫を支えないとですね!」
何かブツブツと言って、俺の名前と思われるものを書いていく。
「これを出しに行きましょうか!ソウさん」
そのまま連れていかれた…
いや。おかしいよ。だってあの紙出した途端
「Onnittelut avioliitosta」
訳:結婚おめでとう!
と意味は知らんけど祝われるんだけど
イヴに言っても
「大丈夫です!これからも支え合って行きましょうね!」
と言われるし、もう訳分からん。
その後は一応何事もなく…いやある。
家にイヴがいたり、布団に潜り込まれていたり。
事務所でくつろいでいると、いつもの様に
絡んでくる。
「そーくん!」
「奏君!」
そしていつもの様に抱きついてくる日菜と珍しく彩。そしたら…
「ヒナさん。アヤさん!抱きつくの辞めてください!」
いつもと違い語気を強めて注意をするイヴ
「「なんで?」」
「イヴちゃん?どうしたの?」
「ソウさんは、私のダンナになったんです!これが証拠です!」
そう言ってあっちで書かされた紙を出す。
「えーとこれはAvioliitto結婚届けね。」
「スゲーな千聖。フィンランド語読めんのか!ん?結婚届け?」
「どういう事?奏君?」
凄くいい笑顔の千聖。あれ?笑顔なのに怖いんだけど?不具合?千聖ロボット説提唱
「奏君。裏切らないよね?」
「流石にるんっ♪てしないよ?」
虚ろな目で、こっちを見てさらに3人でさっきの紙をビリビリに破いている。
「別にそれはコピーなので、いくらでも破いて下さい。」
「どうする?彩ちゃん。日菜ちゃん。私は、家から彼の判子を取ってきて離婚届をするというのがいいと思うのだけど」
「「賛成!」」
「「「でも、どういう事かセツメイして貰えるよね?/わよね? ソウクン?」」」
「ダメです!夫を守るのも妻の役目です!ブシドーです!」
えっとーそれ逆だと思うんだけど…
その後は、超スーパーヤンデレ大戦が始まったとか始まってないとか…
―――
ちなみにさっきまで作者に忘れられていた大和麻弥は
「ちょ…それ酷く無いっすか!?バンドリ小説投稿者として、どうなんすか!」
いいんじゃね?だって良くはぐみとつぐみ
薫と巴間違えるし…
「全然大丈夫じゃないっスよ。もちろんジブンのも書いてくれるんッスよね?」
えっ?リクエスト来てないし
「イヴさんのだって来てないでは無いっすか!」
嫁の1人だし。やるに決まってるだろぉ?
あと今バンド別のハーレム物語とか結婚したら…みたいな奴書いてみたいなぁ、とか思ってる。
皆!これ書いていいよ!私が書かなくても言い分楽出来るし、見てみたいし!
「…ただサボりたいだけじゃないっスか」
じゃあね!また会おう!麻弥は無理矢理最後に出番を作ってあげたことに感謝するんだな!
これはネタ色強めのシリーズ何ですよねぇ。
最初にも言いましたが、好評だったら続くのでよろしくお願いします!