○○からはニゲラレナイ   作:ぽぽろ

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今回は前からどんな感じにしようと悩んでたおたえです!まだ友希那もいるけど…
友希那はどんな感じにしようと今悩んでいます


花園たえからはニゲラレナイ

チュンチュン

小鳥の囀りと共に起きる

 

「う~ん。」

 

思い切り背伸びをすると身体から音が鳴る

そこで異変に気づいた。

 

暖かいのだ。お腹から股間に掛けて

 

いやー…高校生になっておねしょかー…

 

それと同時に布団をめくる

するとそこには我が妹―花園たえがいた。

 

「やっぱりか…おいこら起きろ。

何でいつも俺の布団に潜り込むんだ。」

 

「だって私はお兄ちゃんの妻だから」

 

「面白い冗談だ。自分の事分かってるだろう?ほら名前から気づかない?」

 

「いつもお兄ちゃんの布団の中からこんにちは。呪怨だよ?」

 

「別にあの男の子の名前は呪怨ではないと思うよ?しっかりして?お前は花園たえだぞ?兄妹だぞ?後ネタを使い回しにすんな!」

 

そう彼女は花園たえ

…いやさっき言ったな

俺は花園 奏こいつの兄だ。

花園荘みたいなマンションとか植物園見たいな名前だろう?

 

まぁいいか

 

「お兄ちゃんご飯食べて一緒に学校行こう?」

 

たえはすごくブラコンである

ちっちゃい頃から俺の後ろをトコトコと着いてきて、俺から一時も離れようともしなかった。

俺が離れると必ず泣きだし学校に行くにも一苦労したものだ。

…俺が構いすぎたせいか

 

「そろそろお兄ちゃんから卒業しろ。

お前はもう高校生だ。ほら香澄ちゃんとか沙綾ちゃんとか友達と行け」

 

「お兄ちゃんで卒業しろ?分かった」

 

「そんな事は一言も言ってない!友達と行けって言ったんだ!」

 

「ナンデ?お兄ちゃんそんな事言うの?」

 

目から光が消える。

 

恐怖を感じたので今日はもうこれ以上言うのは諦め、一緒に登校した。

改めて布団を見たら兎のフンがあった

 

あいつめ…おっちゃんも一緒と入れやがったな

 

 

学校も終わり放課後

俺は今千聖と彩と一緒に喋っている。

アイドルと話せるだけで、嬉しいがほかの男子の嫉妬の目線が半端じゃない

グサグサと刺さってくる

 

「それじゃあ。奏帰ろう」

 

「今日レッスンは?」

 

「今日は彩ちゃんも私もオフよ」

 

「そっか。じゃあどっか行くか」

 

「さんせ~い!」

 

仲良く話しながら昇降口に向かう3人

しかしそれを妹が見逃すはずがなく

 

 

遠く離れた場所で

 

「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんオニイチャン」

 

「――え?」

 

「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんオニイチャン」

 

「おたえ~?」

 

「どうかした?有咲」

 

「話聞いてたか?お前」

 

「ごめん聞いてなかった。何?」

 

「今日の練習無いってよ」

 

「分かったありがとうね。」

 

「何かあったのか?ずっとどっか見つめてたけど」

 

「別に~早くおっちゃんに会いたいなって」

 

「…相変わらずだな。お前は」

 

「てかおたえのお兄ちゃんカッコイイよな~」

 

「有咲分かる!キラキラドキドキするよね!」

 

「そうかな~」

 

彼女は表面上は、何事も無いように見える

しかしその内は

酷く黒く、赤く嫉妬の炎が燃え上がっている

 

(香澄も有咲も私からお兄ちゃんを奪うの?お兄ちゃんが奪われちゃう!でもどうしよう?

お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんオニイチャン。

あっ。そっか…動けなくすればいい。)

 

 

そしていつもの事をする

(今日お兄ちゃんと話した時間は5時間46分29秒

今日お兄ちゃんを撮った写真4653枚

私といなかった時間8時間54分35秒これは今も継続中)

 

家で兎を撫でながら考えてると思いついた。

兎は可愛い。と

 

 

 

「ただいまー。」

 

愛しの兄が帰ってきた。

光の速さで玄関に行き抱きつく

 

「お兄ちゃん。お兄ちゃん。」

「はいはい。どうした?」

 

「別に~」

 

軽く頭を撫でてやる。そうすると目を細め、気持ち良さそうに顔に笑みが零れる

 

そのまま俺の部屋に向かう

こいつは1度撫でると、しばらく離れず甘えてくる

ずっと玄関にいると、色々迷惑だからだ。

 

部屋に入りベットに腰掛け、まだ撫で続けてる

 

「お兄ちゃん好き」

 

「はいはい。ブラコンは卒業しような。他のいい男捕まえてくれ」

 

「やだ。お兄ちゃんがいい」

 

「お、俺だってこれから先彼女とか出来るかもしれないしー。」

 

「私はお兄ちゃんと結婚したい。小さい頃から言ってたでしょ。」

 

「あれは、子供の戯言。だろ?」

 

「チガウ。私は本気だった。ずっとお兄ちゃんの事が好きだった。

お兄ちゃんとして異性として。

お兄ちゃんもそうだよね?」

 

「俺は…たえは好きだけど兄妹としてだし」

 

「お兄ちゃん昔はうなづいてくれた。

そこまで私以外の女に毒されたの?」

 

強烈な威圧感を発する妹に圧倒される兄

 

「毒される…ってなんの事だ。」

 

「前は私とずっと一緒にいてくれた。けど最近千聖先輩とか彩先輩といる事が多い」

 

「それは友達上の付き合いで…」

 

「じゃあなんで千聖先輩や彩先輩からのボディタッチが多いのを注意しないの?」

 

「お兄ちゃんの目は私だけを見る為

お兄ちゃんの口は私だけも話す為

お兄ちゃんの腕は私だけを抱きしめる為

お兄ちゃんの足は私の所に来る為

じゃないの?私間違ってる?」

 

異常な事を当然の様に言う妹は怖い。

これしか言う事が出来なかった

 

だから母親の所に行けば良いだろうと下に逃げようとすると

 

「お兄ちゃん何で逃げるの?私はここだよ?そっちには居ないよ?

私の所に来ない足は要らないね」

 

 

 

 

 

 

これはある主婦達の会話

 

「ねぇ。知ってる?あそこのお家の花園さん

お兄さんが足が不自由なのを妹さんが一所懸命介護してるらしいの」

 

「えっー。健気な妹さんね。お兄さんを支えようとするなんて。よっぽど仲がいいのね」

 

「まるで夫婦見たいね。」

 

「確かにそうだわね。」

 

あはは。と笑い合って違う話へ移る主婦

 

仲のいい兄妹。

近所からはそういう目で見られているが、現実は妹が兄を動けないようにした。って言うのが真実だ。

 

「お兄ちゃんご飯だよ。はい、あ~ん」

 

「…」

 

静かに口を開け食物を口に入れる

 

「あっ。オーちゃんはちょっと待っててね。

先にお兄ちゃんが優先だから」

 

「お兄ちゃん好きだよ」

 

優しく深く一方的にキスをする

 

兄はもう妹の助けなしでは動けない体になってしまっていた。

 

他ならぬ妹自身の手によって…

 




★9 ラットイコールトリさん
その他の多くのお気に入り登録感想ありがとうございます!
妹ものは難しかった。参考にしたのはTokyo 7th シスターズのマコトです。知ってる人います?
コラボ話の制作とても楽しかった!
いつでもコラボもお待ちしてますよ?|ω・)チラッ
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