こころか美咲書きたい…
俺は、ストーカー行為を受けている。
自意識過剰では無いぞ!だから鉛筆削りで殴らないで!それはトムよ。私じゃないわ!
…真面目に話そうか
具体的に言えば…
登下校に視線を感じたり、下駄箱に色々入ってたりする。例えば
「今日数学の小テスト悪かったね。私が教えて上げようか?」
とか
「家で、ハンバーグを食べたね。私は、料理は得意だよ!」
とかの気味の悪い報告だ。
ロッカーに誰かの髪で作られた藁人形やとても食べられそうにないスープみたいなダークマターが入ってる。
先生に相談しているが、犯人は一向にわからないそうだ。
放課後に帰る時。
下駄箱を開けると、手紙が入っている。
ラブレターなら嬉しいのだが、どうせストーカーさんなので見ずにビリビリに破りゴミ箱にダストシュートする。
…結構投げてゴミ箱に入れるのって楽しいよね!
そうして俺は、ライブハウスへ向かう。
ライブハウスへついた。
何で店名を書かないのか?って?
プ、プライバシーのほ、保護だから…
べ、別に書くのが面倒臭い訳じゃ無いんだからね!勘違いしないでよね!
…ごめん!キモかった。
ツンデレは有咲の専売特許だからお返ししないと。着払いでね!
そんな事を考えてると、Roseliaの人達が見てくる。
ちなみにまりなさんに部屋教えて貰いました。違う学校だからね。しょうがないね。
「奏さん。ちょっと遅くないですか?」
リーダーである友希那に、窘められる。
「いやーちょっと公園で猫困ってたから助けてたからなー」
こいつが猫好きということは、バンドメンバー皆知っている事実だ。
だから猫を引き合いに出せば、納得するのだ!
「そ、そうですか…ならしょうがないですね。よ、良ければぜ、ぜひ教えてくれませんか?べ、別に気になっている訳じゃないんですが…」
「分かったよ。」
どうしよう!?嘘なんだけど!
ただゲームをしてたら遅れただけなんだよなぁ。
あと顔近いんで、離れて貰えます?
胸とか見えて刺激が強いんですよ?
あっ。友希那あんま無いわ。
「あ…あの…友希那さん?近いと…思います…」
そう言われて気がついたのか顔を俯いてしまう。
リサは、ニコニコしながらこっち見てる怖いよ!黒いオーラ出てるよ!何で!?悪いことした!?
その後は普通に練習した訳だが
向けられる殺気の中で、ある1人から特に強い嫉妬や殺意に溢れた目で見られていたのは、まだ気づいていなかった…
「奏さま…私は、どんな壁があっても…絶対に負けません…」
ある少女は、祈りを捧げていた…
昼休み俺は、彼女にLI○Eで屋上に来るように呼び出されていた。
「おーい。来たぞ。」
見渡してみるが、人はいない。
そのまま戻ろうとした時には、謎の電撃をうけて、意識は闇の中に呑まれた…
目を覚ますと祭壇の様な物が目に入る。
その中央には、人の髪で作られたと推測される人形?が置いてあり、蝋燭が多く立っている。
地震とかで倒れたら火事になりそう…
「よ…ようこそ…奏様」
様?後ろを向くと燐子が立っている。
そしてブツブツと何かを言っている。
「あ、奏様を……お、お迎えしたら……ま、まずは、聖水で身を清きよめて頂き……そ、それから、不浄ふじょうな腸はらわたを取り除き……」
おっと、俺はお魚さんかな?
「さ、早速、腸はらわた抜きを――」
「待て」
どこからともなく、調理用包丁を取り出した黒髪は、病的に目を光らせながら首を傾かしげる。
「何でこんな事を?」
「神…だから。」
あっ!なるほど!神って拉致監禁していいんですね!初めて知りました!
「何で腸を?」
強気に言ってみる。
きっと彼女は、強気には弱い…と思う…
「腸は…不浄ふじょうで――」
「神と崇めている俺の腸が不浄だと!? 本気で言ってるのか!?」
立ち上がって怒鳴りつけると、お腹に包丁の先が当たったので「怒ってない。怒ってはないからね?」とささやいて座る。
「俺の腸は至って清浄クリーンだ……健康そのものだし、毎朝ヨーグルトも食べてるから、腸内環境は実に素晴らしいものなんだ……わかるか……?」
「お、お言葉ですが……そ、それでは、わ、わたしの作った教義が……」
「教義は、神である俺が決める。俺がルールだ!」
強気に行かないと死にそうだ!
死にたく…ない!
いやー、余裕余裕よゆうよゆうぅ! コレで、出してくれるだr…
「偽物だ」
「え?」
ゆらゆらと刃物の切っ先を揺ゆらしながら、俺を透すかして祭壇さいだんを見つめている彼女はつぶやいた。
「ほ、本物の奏様が……わ、私の教義を否定するようなことは絶対に言わない……お、お前は偽物だ……!」
あ、なるほどぉ! 俺は本物の奏じゃなかったんですね!
「ごめんなさい、調子に乗りました。毎朝、ヨーグルトを食べるとか嘘です、実はあんまり好きじゃないです」
後ろに下がりながら詫わびるが、黒髪少女は尚も俺に歩み寄る。
包丁を構えたまま。ジリジリと
「偽物には…死を…」
後ろに下がるが、もう端まで来てしまっている。
そのまま走り寄って…
グサッ!
ある街にこんな話がある。
少女がある少年の死体を、ずっと愛し、崇め。片時もその傍を離れようとしなかった。
その目は、暗く濁り、死体をまだ生きていると思い込み、話しかけるがその少年は、返事することは無く。
その少女は、安らかな顔で、過ごしていた…
沢山のお気に入り登録、感想ありがとうございます!
最近時間が欲しいと思いました。忙しくて…
有咲の本編が投稿し終わったら、位置を変えます。
それではFGOイベント周回してきます!