クリスマスイヴ夜のカルマとエレノアです(妄想)

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みなさん初めまして
これは作者の妄想なので頭を空っぽにしてお読みください
なるべく批判などは勘弁してください


意地悪なあなたと私のつまみ食い

みなさんこんばんわ、エレノアです

今日も私は遅くまでバイトに励んでました

「ただいま」

 

「おう今日はいつもより遅かったな」

 

「あれ?カルマさんまだ起きてたんですか?昨日だって夜遅くまで起きてて今日も朝早くから仕事だったのに」

 

「ああ、仕事は終わってな、明日のクリスマスパーティーの準備をしてんだよ」

 

「そうですか、頑張ってください そうだ、気分転換に珈琲はどうですか?私でよければ入れますよ」

 

「お!気がきくじゃねぇか、さては今日沢山つまみ食いしてきたな」

 

「今日はモンブランを・・・ってつまみ食いしてません、今日はお願いして試食されて貰ったんです」

 

「今日はって事はいつもはつまみ食いしてんのかよ、相変わらず食い意地はってんな」

 

「そんな意地悪な事言わないでくださいよ、もう珈琲入れませんよ」

 

「クククそんな怒るなって冗談だよ、笑って流せ」

 

「分かりましたよ、じゃあ珈琲入れてくるので待っててください」

そして私はソファーから立ちキッチンへお湯を沸かしに行ったよ

 

「カルマさん、砂糖とミルクはいりますか?」

返事が無い

気になった私はリビングの方へ行くと彼は机に突っ伏して寝ていた

 

「カルマさんこんな所で寝たら風邪引きますよ」

私は肩を揺すりながらこえをかけた

 

「エレノア」

不意に名前を呼ばれ顔が一気に熱くなった

思えば私はいつも彼にからかわれてた

この時私は仕返ししてやろうと思った

 

「起きてくださいカルマさん、起きないとつまみ食いしちゃいますよ」

後々に冷静になって考えると私はこの時とんでもない事を言ってるのだけれどあの時は仕返しの事しか頭になかった

 

「いいんですか?私につまみ食いされちゃっても?いつもつまみ食い女って馬鹿にしている私に食べられちゃいますよ」

私はそっと彼の顔に私の顔を近付けた

その時彼が急に顔を上げ

 

「お前につまみ食いされるぐらいなら俺が食ってやるよ」

 

と言い私の首に手を回してきた

 

「あ、あの?カルマ...さん?つかぬ事をお伺いしますが何をするおつもりなのでしょうか?」

 

「あ?何変な言葉遣いになってんだ?俺はお前に食われるぐらいなら俺がお前を食ってやるって言ったんだよ」

彼の顔がだんだん私に近づいてきました

 

「あの、カルマさん辞め...」

ここで私は抵抗するのを辞めました

 

「どうした?抵抗しないのか?このままだったらほんとに食っちまうぞ」

 

「私、カルマさんにだったら食べられても良いですよ」

そして私は目を閉じてそっと唇を突き出した

 

「エレノア、好きだ」

 

彼はそっと私に囁きました

 

「え?」

私は思わず目を開いて彼を見ようとしましたがその時です

私と彼の唇がそっと重なりました

私は驚きでいっぱいでした、カルマさんが好きって言ってくれた事が、そして何よりカルマさんとキスした事が

そのキスの時間は実際には数秒程度だったのかも知れませんが私には長く感じました

そして私は思いました

(ああ、私はこの人が、カルマさんが好きなんだって)

そしてキスの後に彼は私に

 

「エレノア、俺はお前が好きだ、俺と付き合ってくれ」

彼は真っ直ぐな目で私を見て言ってくれました

 

「はい、こんな私でよければよろしくお願いします」

私は目に涙を浮かべながら笑顔で返事をしました

 

「見ろエレノア、雪が降ってきたぞ」

「そうですね、明日の朝には積もってますかね?」

 

「そうだな、積もってると良いな」

(ゴーン)部屋に一日の終わりを告げ新たな一日の始まりを知らせる鐘が鳴り響いた

 

「日にち変わっちゃいましたね」

 

「そうだな」

 

「なぁエレノア」

 

「なんですか?カルマさん」

 

「メリークリスマス、エレノア」

 

「はい、メリークリスマスです、カルマさん」

 

私達はもう一度キスをした




いつもは読み専だったんですが今回は思い切って描いてみたした
ではみなさんまた私が執筆するその日までバイバイ


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