「前回したことと言えば、エミヤオルタと沖田オルタと特訓したこと。そして、沖田オルタのセクシーボディは私の才能を刺激したぁ…!彼女は最高のヒロイn…」
「ガラドボルグⅡ!!」
「ギャアアア!!(上半身裸のまま水落)」
「見苦しいところ申し訳ない。では引き続き第11話を読んでくれ。」
「あれ、俺は一体何を…ハクション!」
あらすじ完
李書文(今!)
李書文はこの特異点のキーサーヴァントと言える紂王を暗殺しようと試みる。今の彼は、若い頃のアサシンクラスで現界しているため、一流の奇襲を仕掛けることができる。…はずなのだが。
「はい。あのマスターの二の舞。」
「!?」
その手の内は読めていた。と言わんばかりに、妲己が歓喜の声を挙げた。
「我が妃が言っていた曲者はこやつか!しかも、我と同じ国の英雄の一人、李書文ではないか!!」
紂王はルーラーのサーヴァントとして、現界しているため、李の真名を看破したのだ。
「くっ!ルーラークラスとは厄介な!!」
李書文は距離をとったが。
「では李書文よ…殷の皇帝の判決を言い渡す。」
このとき、李書文はなにかおかしなものを感じた。俊敏であるはずの彼の体が、急に言うことを聞かなくなったのだ。彼の体は膝を地面につき、腕を大きく広げたのだ。
すると、殷の皇帝は言った。
「その邪な手を切り落としてくれる!」
すると何もないはずなのに、李の両手が床に落ちた。
「グッッ!なにをした!?」
「フッフッフッ。」
その光景を見たクーフーリンは「おい!しっかりしろ!」と呼び声かけるも、李は反応を示せずにいた。
「よそ見か?随分余裕なのだな!」
「チッ!」
カルナオルタの槍裁きを、どうにか受け流すクーフーリン。
一方で。
「アルテラと同じ剣を使いおって…やりにくいではないか!」
「恐れたな?ネロ・クラウディウス。このアッティラ・ザ・フンを恐れたな!?」
アッティラは、ネロの弱味に漬け込む言葉を発して勝ち誇るように吠える。
ネロはこれに負けじと、相手の剣を受け流してやろうと試みる。
赤い刃を持った剣と三色の刃を持った剣がぶつかり、火の粉を散らした。
前者が技の剣だとすると、後者は力の剣だ。
アッティラの剣の強さはかなりのもので、破壊を司る代物だ。
何せ、あの軍神の剣≪マルス≫の名を冠した剣なのだから。
これには、流石の隕石から造られた剣=原初の火(アエストゥス エストゥス)も太刀打ち出来なかった。
五代ローマ皇帝は徐々にフン族長に押されていく。
「くっ!行き止まりか!」
「ここまでだな。では破壊されろ!薔薇の皇帝よ!!」
マルスが薔薇を踏み潰そうとしたその時。
「ハァ!」と声を挙げては、アッティラの右手を切り落とす青年がいた。
その手には、黒い輝きを持った聖剣の複製があった。
そして、ローマ皇帝は彼の名前を叫んだ。
「マスター!」
その男は赤い外套を纏っているが、顔付きは変わっていないために敵味方関係無くその正体に気付いた。
人類最後の魔術師・藤丸立香だ。
「遅くなってごめん。」
「確かに遅かったな。だが、大義であるぞ。」
その一言で、彼女がどれだけのピンチに陥ったのか分かった彼はフン族長を睨んだ。
「おのれ、小僧ぉぉぉ!!」
睨まれて逆上したアッティラに対して、私は静かにかつ素早く敵との間合いを詰めた。
相手は巨体を使って、こちらを羽交い締めにしようと試みるが怒りのマスターの鍛えられたスピードに追い付くことが出来ず。ついに、背後を取られた。
「一刀両断!!」
凄まじいエネルギーで縦に割かれたアッティラは、そのまま爆発して消滅した。
「………」
その光景をつまらなさそうに妲己が見つめているのを、立香は見逃さなかった。
そして、あの悪狐女を鷹のような目付きで睨んだ。
そうしているうちに。さらなる援軍が来た。
「ランサー。いや、今はアサシンか。この魔神さんが助けるぞ。」
もう一人、音速のスピードで紂王を翻弄して斬りつける者がいた。
「どこの誰だ!?」
と斬りつけられたせいで、李にかけた魔術の効果が切れて焦るINの皇帝に、黒い外套を羽織った女剣士が名乗った。
「我―、抑止の者なり。」
女剣士の名乗りに「おのれー」と声を挙げようとした途端に、黒いビームで心臓部を斬られた皇帝はあっさりと倒れた。
「ううぬ。済まぬ、魔神よ。この礼はいつか必ず返す。」
「喋っている暇は無い。早めに決着をつけるぞ。」
「分かっておる!」
異変に気付いた、新たな近衛部隊が増援として現れたのだ。
一方で、たくさんの兵を迎え撃つガウェインらは。
「マシュお嬢、体力は?」
「まだ、これからです!」
お互いを励ますマシュとガウェインだが、いくらサーヴァントとて消耗戦になりかけてきたその時。
「フン!」
巨大な声が響き渡り、上空から紫色の光線が敵兵隊を襲った。
「あ、貴女は!」
それぞれの思惑が絡む中、果たしてカルデアは今回もクリプターに勝つことが出来るのか?
続く